大山(ケガして撤退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 560m
- 下り
- 564m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 5:10
天候 | 快晴!一日強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この時期9時頃では大抵満車。二の沢までの間に広い路肩があり駐車スペースになります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
文殊谷…枯れ沢の道。苔むした石が多く滑りやすい。微妙に踏み跡が別れてわかりづらい箇所もあるが、沢沿いに進めばOK。 文殊越〜鳥越峠…テープも要所にありわかりやすい。鳥越峠直下は滑りやすい急登。 石も多く落石注意。木の枝出っ張っているので脛と頭を何度かぶつけました。 鳥越峠〜駒鳥小屋…鳥越峠直下はロープ場。長いロープなので振られやすい。 駒鳥小屋手前の石が滑りやすく、危ない。 今回、ここでケガ人が出てしまい撤退しました。 ここらには登山ポストがありません。 |
その他周辺情報 | 桝水原のソフトクリームや天空リフトなど。 トイレは鍵掛峠・奥大山休暇村にあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
ロープ
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感想
一向平〜地獄谷〜文殊谷を計画していました。
ところが向かっている最中で見た青空に映える大山南壁の全開の姿に予定変更。
この日は友人が一緒なのでせっかくだから縦走しようということで豪円寺キャンプ場へ車をデポ。
文殊堂〜振子沢〜ユートピア〜中の原を歩くことにしました。
予定変更が裏目だったか、悪いことばかりです…。
まず私は風邪で喉がイガイガ絶不調。せき込みがちでなかなか歩くペースも悪くしんどい日でした。
途中エスケープができないので、怪我には細心の注意を!など同行者には確認していたのですが、相方(妻)にはしっかり伝えていませんでした。
どちらにしても縦断横断予定でしたので、水・食料・装備など多くなり荷物が重い。
駒鳥小屋への道で事故は起きてしまいました。
ここは苔むした石ばかりの枯れ沢のような道。
先々週にも歩いてるので記憶に新しく、滑ることもわかっていました。
滑落というようなものでなく、ちょっと腰を落とした状態で一、二段ズルッといった程度のことでした。
相方が、前かがみになった時にザックが重みで重心が頭の方へいったようです。
コンと打っただけでしたが、出血してしまいました。
こんなに!?という出血量。あわててタオル・ガーゼで圧迫止血。
頭部のケガなので心配していたのですが、
しばらくしても相方の様子に悪い兆候は見られなかったので、自力下山することに決めました。
まあまあ中間あたりなので、進むか戻るか迷いましたが、登高差を考えるとやはり戻ることにしました。
この日50mキリン沢で滑落した(!)という、通りがかったキノコ採りの方と、ベテランの同行者がかけてくれた言葉で相方はパニックにならずにすんだのだと思います。
様子を見ながら歩きはじめましたが、それ以上の出血もなく、吐き気やめまい、内部の頭痛もありませんでした。運がよかっただけです。
相方の荷物を担いでいくのも、風邪の体調不良ではなかなかきついものがあり、これが2人だけだったらどうするかなど短い時間に色々考えながら歩きました。
いざという時根性は出せるけど、体力というか十分な余力も必要だ。
一方、もう一人の同行者は事故の後、股関節が痛くて歩けないと。
相方を気遣って「今日は無理だったんだよ」と、なんと心優しい!と見直したのですが、結局ほんとに歩けなくて、彼の荷物を病人の私が担いで降りることに。(`A´)
彼もかなり痛みが出てたようでした。
地元に帰って念のため救急で手当てを受け、無事を確認。
駒鳥小屋へ降りる道は危険箇所ではあるけれど難所という認識はなく、まったくの油断でした。
一歩間違えれば惨事になってたと思うと、相方・同行者には申し訳なかったです。
この記事は反省文。無事だったので反省の意味で記録しています。
山は危険、あらためて再確認させられた山行でした。
みなさまもお気をつけ下さい。
それにしても、この日の大山はきれいだったなぁ。
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