ヒレンジャク(緋連雀)がやって来た

2023年03月14日(火) [日帰り]

天候

腫れ

アクセス

利用交通機関：

自転車

写真

今シーズン何故かトラツグミ(虎鶫)と縁がありませんでしたが都立小宮公園でやっと出逢えました　しかし暗い場所で綺麗な色が出ません

都立小宮公園にレンジャク(連雀)が入ったとの情報でしたが直ぐに50羽位の連雀の群れに遭遇です

沢山のレンジャクが飛び回っていますのでどれを撮影したら良いか迷いますがとにかく連写すると飛翔風景が撮影出来ました

ちょっとシャッタースピードが遅かったかな　羽を綺麗に撮影出来ませんでした

何だか凛々しく見えるのは冠羽のせいでしょうか　次列風切先端が赤くないのでお嬢様の様ですが...

飛び立ちました　冠羽が横になってしまって冠には見えません　表の風切羽が見えないので大変地味です

群れが一斉にいなくなったので飛んで行った方向を探してみるといました　いました

花好きの方もご存じのヤブラン(藪蘭)の実を食べています　こちらは喉の黒い境界線が明瞭なのでお坊ちゃまでしょうか

レンジャクは藪蘭の実も好きですがネズミモチ(鼠糯)の実も好む様で公園近くでも目撃されています

この実の大きさが嘴のサイズに合っていて食べ易いのがヤブランが好きな理由でしょうか

ゴックンと実を飲み込みました　何か私の方を気にしている様な目つきです

いぇい！　もう一個食べよっと！　

上の実は背伸びをして採るよ！

はい！　採れました　お腹いっぱいになるまで食べておこう！

でも食べ過ぎて喉が渇いたから近くの小川へ水を飲みに行こうっと

水も飲んだし今度は別の場所のヤブランの実を食べるぞ！　なんちゃって同じ固体かどうかは分かりません

近くの倒木の上に来てくれました　この実が美味しそう　

この上から3番目の実を食べよっと

ハイ！　GETしました

ムムッ！　何やら考え込んでいる様子

今度は2番目だ！

又もやGET！　ヤブランの実は美味しいな

腹ごなしの為に少し飛び回って今度は木の枝に留まりました

園内ではウグイス(鶯)が上手にさえずりが出来る様になりましたがこのウグイスカグラ(鶯神楽)も綺麗になりました

次はヤブランのもっと多い場所へ移動です　お嬢様！　中々お綺麗ですよ

なんて言っていると逃げられてしまいました

見て下さい　このヤブランの実の多さ　でも撮影するにはここは草が多すぎです

団体で実を食べまくりです

お嬢様も実を食べています

でも私に気づいたのか　逃げてしまいました

右下の連雀は次列風切り先端が赤いのでご婦人の様です　左上は旦那さん？

連雀の乱舞で締めくくりです　ああ楽しかった

場所を変えやって来た都立長沼公園　やっとヤマルリソウ(山瑠璃草)が咲きました

カラスノエンドウ(烏野豌豆)　何故だか好きな花ですが植物学的にはヤハズエンドウ(矢筈豌豆)だそうです

梅の花を背景にメジロ(目白)の飛翔

メジロは花の中でも梅が一番好きらしい　雑食なのですが花の蜜を好むのでこの風景を良く見かけます

感想

ランツベルク

都立小宮公園にもヒレンジャク(緋連雀)がやって来た。

バーダーは勝手なもので園内の木の伐採や草刈りの音で鳥が逃げたり餌となる実がなくなり鳥がやって来なくなると不満を言います。

しかし、間伐を行うことにより光が地表に届く様になり下層植生の発達が促進され森の多面的機能が増進します。間伐と同じく草刈りも見た目の綺麗さだけではなく植物の育成に重要となります。

園内に沢山咲くヤブラン(藪蘭)は冬にはその実を食べに来るレンジャクの好きな実の一つです。その実まで草刈りの際に刈り取られたと多くのバーダーが嘆いていたのに園内には残っていた場所が沢山ありそこにレンジャクが入って来ました。レンジャクは飛来数の少ない冬鳥ですが年により変動が大きいとか、今年は当たり年なのかも知れません。

JR豊田駅近くの黒川清流公園にもレンジャクが入り宿り木の実を食べる様子を前々回に撮影しましたが何しろ高い木の上で撮影が大変でした。
今回の小宮公園ではヒレンジャク(緋連雀)の大群に恵まれ充分に楽しむことが出来ました。枚数が多くてすみません。

パラパラ動画まで作ってしまいました。




ランツベルク@Landsberg