奥三方岳 撤退記(三方崩山P1886まで)

2023年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 11:41
• 距離: 8.4km
• 登り: 1,251m
• 下り: 1,243m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:08
• 休憩: 0:28
• 合計: 11:36

3:53 道の駅飛騨白山
3:56 3:57 三方崩山登山ポスト
4:20 4:30 三方崩山登山口
6:23 6:23 「頂上まで2.8km」標柱
13:16 13:16 「頂上まで2.8km」標柱
13:53 13:59 「頂上まで3.8km」標柱
14:55 15:04 三方崩山登山口
15:25 15:27 三方崩山登山ポスト
15:29 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅飛騨白山に駐車

写真

3/19 3:53

道の駅飛騨白山に駐車

3/19 4:29

林道終点には例年通り、デブリが雪崩込んでいた

3/19 7:20

P1624から見える三方崩山山頂

3/19 7:22

ここから山頂までヤセ尾根が続く

3/19 7:57

P1886直下に行く手を阻む大きなクラックがあるのを確認

3/19 8:01

別山覗き

3/19 8:07

3/19 8:11

クラックの間を進むしかない

3/19 8:39

ここで断念、撤退。

3/19 11:27

別山覗きから見たP1886

林道終点に雪崩込んでいたデブリ

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark III ボディ オリンパス

感想

yuki_2702

3度目の奥三方岳を目指したが三方崩山手前のP1885.5(以下、P1886)直下にて撤退。


・異常気象とも言える3月の高温で積雪深部までザラメ雪、表面がクラストした上に前日の新雪が数〜10センチ積もっている。
・三方崩山南東のオオノマ谷には幾筋もの表層雪崩跡があった。
(この日は人為的な雪崩にて隣の野谷荘司山(白谷)で雪崩ヒヤリ、甲斐駒ヶ岳では被害が出ていた。)
・P1624からはヤセ尾根が続く。
　雪庇の付く尾根心をはずすとなると北側斜面のトラバースをしいられるが、ザラメ雪なので雪がなかなか固まらず足元は不安定。
・P1886直下へ来ると大規模で険悪なクラックがあり、相方が大きな不安を抱いたためここで撤退を決めた。
・降雪が少なかったので雪崩リスクは低いと見ていたが、同日、各地で雪崩が発生したことを知った時、あそこで撤退して良かった。根拠の無い自信で先へ進んでいたら遭難していたかもしれないと思った。
相方に感謝する。