本州南端 串本の巨大猫「大辺路」

2023年04月01日(土) [日帰り]

• GPS: 06:09
• 距離: 20.3km
• 登り: 395m
• 下り: 393m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:07
• 休憩: 0:02
• 合計: 6:09

7:13 スタート地点
12:11 12:13 ローソン 串本町高富
13:22 ゴール地点

天候

晴れ 日射し強い 南東の微風
視界良し 花粉は少な目

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

国道42号古座川大橋南の駐車場を利用した
6台停まる トイレ・登山ポスト無し

コース状況／危険箇所等

熊野古道？大辺路を古座・紀伊姫・串本・紀伊有田とたどった 途中で串本の無量寺に寄って長沢芦雪の虎図を鑑賞した と言うかそれが主目的 帰りはJR利用
95%車道歩き ほとんど国道42号の旧道 一部バイパス 歩道の無いトンネルも通った
途中に自販機・公衆トイレが点在 コンビニは一軒見た

その他周辺情報

南紀串本さんごの湯で花粉を流した

写真

4/1 6:26

朝の橋杭岩を見てから

4/1 6:56

古座川大橋の駐車場へ移動した

4/1 7:23

九龍島を横目に
歩き始める

4/1 7:33

原町のお堂
古道の痕跡は貴重だ

4/1 7:45

標準種のスミレ

4/1 8:25

桜？
ずいぶん尖ってる

4/1 8:29

紀伊姫駅
いい

4/1 8:35

しりでの坂分岐
石仏と道標が有る
貴重です

4/1 8:36

左 橋杭岩 読めた
右 読めん
(くじのがわだそうです)

4/1 9:16

これは読めん！
これで「くじ」
これを石に彫っても
読めるわけ無いだろう
住んでる人でも 書けるか？

4/1 8:42

しりでの坂
山道を歩けるかと
思ったけど
舗装の車道でした

4/1 8:44

展望所に寄ります
山道を歩けるのは
ここだけでした

4/1 8:50

歩き始めに見た九龍島
後ろに隠れていた
鯛島が右に見えてます

4/1 8:53

橋杭岩を見下ろすのは新鮮
左の紀伊大島と
右の潮岬をつなぐ橋も見える

4/1 9:01

ヒメハギ
変わった花と言うか
3月に咲く花か？

4/1 9:14

くじのがわ辻の地蔵
ほとんど車道で
古道の面影は
わずかな石仏くらい

4/1 9:57

JRをくぐって
バイパスに出る

4/1 10:06

ツルニチニチソウ

4/1 10:14

懐かしの串本マリンセンター
40年1軒だけだったダイビングショップが
今日歩いたら11軒も有る
それでも 今は下火だろう

4/1 10:29

メインエベントの無量寺
左が収蔵庫です

4/1 11:14

虎図
撮影禁止なので
パンフレットから
やっぱり猫だ！
見る角度と照明によって
迫力が増すけど

4/1 12:13

時間が有るので
串本駅のひとつ先
紀伊有田駅へ行く
村の鍛冶屋みたいな工場が有る

4/1 13:19

紀伊有田駅

4/1 14:52

ペイントがすごい

4/1 15:19

古座まで
JRで戻った

4/1 15:29

古座川の河口
古道の渡し船船着き場は
この付近だったか？

3/30 8:01

道中に見たバイモ
自生かな
草丈が30cm以上では
可愛げも無いか

4/1 15:45

さんごの湯で花粉を流した
東風のおかげで
花粉は少なかった
太平洋を越えて来る花粉は
あまり無いだろう

感想

つうぶう

寒さから逃げて、本州南端の 串本まで来たら、夏日になった。
紀伊半島海岸沿いの大辺路は、他の熊野古道にくらべ、車道と重なる部分が多い。
古道の痕跡は、石仏や道標を見かけるのと、旧道で見る 昔の曲がりくねった線形くらいか。
串本を歩いたメインの目的は、無量寺の重要文化財 長沢芦雪の虎図だった。他にも、円山応挙・伊藤若冲・狩野探幽・白隠・熊谷守一など誰でも知っているような作品が有る。
虎図など一連の襖絵は、収蔵庫に有り、天気の良い日しか拝観できない。雨天には本堂のレプリカを見るだけになる。
今日の好天は逃せない。
スタッフがマンツーマンで、照明と自然光を切り替えながら、鑑賞方法を解説してくれた。
説明によると、虎ではなく 猫図だと言う学説も有るらしい。それを聞いたら、困った事に猫にしか見えない。 本物を見ることができて 良かったと言うことしよう。
車道歩きだったけど、時々青い海を見て、潮騒を聞きながら歩くのも一興だ。