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Yamareco

記録ID: 53245
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

涸沢

2007年10月06日(土) 〜 2007年10月08日(月)
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コースタイム

9:45上高地~17:00涸沢ヒュッテ
過去天気図(気象庁) 2007年10月の天気図

感想

3連休に以前テレビで見て行ってみたいと思った涸沢カールから見る朝焼けの映った穂高の山を見に、妹と長野県に行ってきました。

金曜日の夜に荻窪に住む妹の部屋に乗り込み、始発で松本に挑みます。
土曜日3時半起床。4時半の始発で荻窪→高尾→大月→塩尻→松本着。
松本電鉄に乗り換えて新島々駅へ。
ここからはバスに乗り、上高地着9時45分。
上高地バスターミナルから歩いて涸沢ヒュッテ(山小屋)まで6時間の道のりです。
もう、なんか、6時間歩くってのもなんとなく登山ではしょうがないんだなと思ってきました。
最初の3時間は梓川という川の横をひたすら歩いていく比較的平坦な道を行きます。
歩き始めて一時間後、途中にある明神館で早くもお腹が空いたので、朝定食を食べる。
また一時間歩くとお風呂も入れる徳沢園で休憩をして、一時間後横尾山荘に到着。時計を見ると、明神館での朝食がたたったのかもう14時。
前日に涸沢ヒュッテに電話して聞いたところ、15時までには来てね。と言われていたので焦る。
まだ3時間の道のりがー!
とりあえず橋を渡って少し平坦な道を行くとすぐに本格的な登りになる。(つーても横尾に行く途中から登り降りはあった)
登る登るひたすら登る。途中から岩場を階段のように登る道になっていき、心拍数が上がってきます。妹は全然平気なようでひょいひょいと登って行ってしまいました。
一人残されたおでは時間との戦いをやめてゆっくりとしたペースで登りはじめ、2時間後、やっと目の前に涸沢のカールが!(氷河の跡のことを言うそうです。)
http://www.shinshu-tabi.com/karasawa.html
でも近いのに遠いのが登山。まだまだ目的地には着きません。
途中で妹と合流して今度は泊まる予定の涸沢ヒュッテの赤い屋根が見えてきました。
http://www.shinshu-tabi.com/hotaka7.html
階段状の岩を登りやっと涸沢ヒュッテに到着!
時間は17時を少し過ぎていました。
とりあえず泊まる手続きをして宿泊名簿に名前を書こうとしても手がかじかんでミミズが這ったような文字しか書けず。
受付のおねいさんに「一畳4人で寝てください」との指示が!
年間で一番混む時期だからとは聞いていたものの、一畳に4人て!
登山師匠いもHOROMYさんに一人用テントを買ってください。と指南された言葉がここでやっと理解できるようになる。
テントがあれば足のばして寝られるもんね・・・。
気をとりなおしてすぐに夕食。食事が本当に美味しかったです。
山小屋の食事は、高校生の時に登った立山以来で、その時の食事はあまり美味しくなかった記憶があるのですが、もう15年近く前の話だから変化してるんでしょうか、めちゃめちゃ美味しかったよ。
疲れもピークに達し、歯も磨かずに18時半就寝。
つーても足も伸ばせないしめちゃめちゃ気を使いながらなので、熟睡もできず途中暑くて起きる。ふとんを毛布だけにし、うとうとしていると21時には消灯。
1時間ごとに目が覚めたりして途中星空を見に外へ出てみました。
天の川がー!星が川になっているのがわかるー!凄いー!感動!
寒いのでほどほどに部屋に戻り、また睡眠と格闘する。
一番端にいるオバちゃんのイビキが凄い。凄い。ンゴー!!と容赦ない攻撃が。
寝ることに集中していると3時には点灯!
山小屋の朝ははえーな、と思いながらお腹も空いたので3時半には朝食。
おみそ汁も温かいし、シャケを焼いたのとか、海苔とかついてて素晴らしいよ。
食後歯磨きなどをし、また布団でちょっと横になる。
日の出は6時5分前の予定なので、5時半に外に出て、携帯で写真を撮りまくる。
写真左から
北穂高岳をバックに笑ったつもりだったのに笑ってないおで。
朝焼けが映る北穂高岳と涸沢小屋、テントのもの凄い数。
これが今回お目当ての朝焼けに写った穂高の山々。
周りの人々もめちゃめちゃ写真を撮っていて、ここに来るまでにも大変なのに、そんな機材を担いで来るなんてアンタらたいしたもんだよと感心する。
一時間後部屋に戻り帰り支度をしていると、同じ部屋にいたおばちゃんが「北穂高岳は本当にきれいだから、いつか登ってみてください」と言葉を残して去って行きました。
これはまた来て登らなければならんのう、と心に誓い、帰りは別のルート「パノラマコース」を下り、上高地アルペンホテル(公営)のハイカーズベッド(相部屋)で一泊。
翌日の空は雨模様で、すぐに新宿に向けて出発。
到着後、目黒でアイリッシュパブをやっている友達の処へギネスを飲みに寄り、酔っぱらって帰宅しました。

今週末は田舎に帰って、那須岳を登る予定です。

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