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Yamareco

記録ID: 534224
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

庚申待の遺跡を辿って〜「皇海山」

2014年10月19日(日) 〜 2014年10月20日(月)
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mizuki その他1人

コースタイム

【10月19日】
国民宿舎かじか荘:銀山平登山口10:41→(途中、庚申七滝見学)→13:17庚申山荘(荷をデポ)13:30→(お山めぐりコース一周)→15:20庚申山荘(泊)

【10月20日】
庚申山荘5:07→6:13庚申山→8:06鋸岳→9:29皇海山9:40→12:51庚申山荘(デポしておいた荷のパッキング)13:10→14:48かじか荘(入浴)16:10〜(タクシー)〜16:25通洞駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
わたらせ渓谷鐡道:通洞駅〜(タクシー15分:往路2440円、復路3160円)〜国民宿舎かじか荘
コース状況/
危険箇所等
お山めぐりコース、庚申山荘〜庚申山、鋸岳の前後 は、急峻な岩場の連続。鎖やはしご多数。
その他周辺情報 *国民宿舎「かじか荘」:入浴(610円)、登山届、庚申山荘使用料(2050円)の支払い
*タクシー:足尾観光タクシー通洞駅 0288-93-2222
【10月19日】
国民宿舎「かじか荘」の前が、登山口。私たちは庚申山を経由して皇海山のピストンの計画です。
2014年10月19日 10:46撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:46
【10月19日】
国民宿舎「かじか荘」の前が、登山口。私たちは庚申山を経由して皇海山のピストンの計画です。
一の鳥居。猿田彦神社への参詣路。ここをくぐっていきますが、その前に、ここに荷をデポして・・・、
2014年10月19日 11:49撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 11:49
一の鳥居。猿田彦神社への参詣路。ここをくぐっていきますが、その前に、ここに荷をデポして・・・、
庚申七滝の見学。周回路の下の橋が崩落。
2014年10月19日 11:59撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 11:59
庚申七滝の見学。周回路の下の橋が崩落。
さて、荷を背負ってまた歩きだします。幹に付けられたこの黄と橙の標識が案内してくれます。
2014年10月19日 12:18撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 12:18
さて、荷を背負ってまた歩きだします。幹に付けられたこの黄と橙の標識が案内してくれます。
庚申山までの路程距離を示す「丁目石」。文久3年に設置された石。この後「112丁目」の石を確認できました。
2014年10月19日 12:31撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 12:31
庚申山までの路程距離を示す「丁目石」。文久3年に設置された石。この後「112丁目」の石を確認できました。
日一日と紅葉が進んでいきます。
2014年10月19日 12:48撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 12:48
日一日と紅葉が進んでいきます。
巨岩が増えてきます。
2014年10月19日 12:58撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 12:58
巨岩が増えてきます。
庚申山の断崖を背に建つ今晩のお宿:庚申山荘。
2014年10月19日 13:18撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 13:18
庚申山の断崖を背に建つ今晩のお宿:庚申山荘。
庚申山荘に荷を置いてから、「お山めぐり」に出発。奇岩絶壁が続く2時間の周回コース。チョックストーンの一ノ門をくぐると・・・、
2014年10月19日 14:10撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 14:10
庚申山荘に荷を置いてから、「お山めぐり」に出発。奇岩絶壁が続く2時間の周回コース。チョックストーンの一ノ門をくぐると・・・、
三叉路へ出ます。お山めぐりコースへ入ります。明日は、皇海山方面へ行きます。
2014年10月19日 14:12撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 14:12
三叉路へ出ます。お山めぐりコースへ入ります。明日は、皇海山方面へ行きます。
岩のコースは私たち二人とも大好き! 「庚申の岩戸」を潜り抜けて振り返ると・・・、
2014年10月19日 14:17撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 14:17
岩のコースは私たち二人とも大好き! 「庚申の岩戸」を潜り抜けて振り返ると・・・、
こんな!
2014年10月19日 14:20撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 14:20
こんな!
おやおや、今度は二つ目玉、名称は想像通り、「めがね岩」。
2014年10月19日 14:28撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 14:28
おやおや、今度は二つ目玉、名称は想像通り、「めがね岩」。
心強い橋の先は狭い岩溝。名称は「鬼の耳こすり」。
でも、私たち二人は小柄で細身なので、「どこもこすらず」。
2014年10月19日 14:33撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 14:33
心強い橋の先は狭い岩溝。名称は「鬼の耳こすり」。
でも、私たち二人は小柄で細身なので、「どこもこすらず」。
【10月20日】
5時7分、ヘッデンを点けて庚申山荘を出発。皇海山を往復し、13時に戻る予定です。6時13分、庚申山到着。
2014年10月20日 06:14撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 6:14
【10月20日】
5時7分、ヘッデンを点けて庚申山荘を出発。皇海山を往復し、13時に戻る予定です。6時13分、庚申山到着。
朝日に輝く皇海山。
2014年10月20日 06:20撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 6:20
朝日に輝く皇海山。
鋸岳が見えてきました。
2014年10月20日 07:32撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 7:32
鋸岳が見えてきました。
皇海山も向きが変わってきました。
2014年10月20日 07:32撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 7:32
皇海山も向きが変わってきました。
下の方に見えるはしご目指して、こんな絶壁をトラバースしたり、、、
2014年10月20日 07:41撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 7:41
下の方に見えるはしご目指して、こんな絶壁をトラバースしたり、、、
奈落の底へ下りたり、、、
2014年10月20日 07:42撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 7:42
奈落の底へ下りたり、、、
またトラバースをしたり、
2014年10月20日 07:47撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 7:47
またトラバースをしたり、
今度は、よじ登って、、、と、こんな事を何度も繰り返して、、、
2014年10月20日 08:01撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 8:01
今度は、よじ登って、、、と、こんな事を何度も繰り返して、、、
やっと鋸岳の山頂に立てます。おお、皇海山が近くなった!
2014年10月20日 08:07撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 8:07
やっと鋸岳の山頂に立てます。おお、皇海山が近くなった!
皇海山の右には日光白根山。
2014年10月20日 08:08撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 8:08
皇海山の右には日光白根山。
さらに視線を右へずらすと、太郎さんや男体山など、日光の山々!
2014年10月20日 08:08撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 8:08
さらに視線を右へずらすと、太郎さんや男体山など、日光の山々!
お手軽コースの不動沢から登ってくると、1:30~2:00で、この「不動沢のコル」まで来られます。急に登山者が多くなりました。
2014年10月20日 10:04撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 10:04
お手軽コースの不動沢から登ってくると、1:30~2:00で、この「不動沢のコル」まで来られます。急に登山者が多くなりました。
皇海山の山頂です。展望はありません。
さあ、下山しましょう。
2014年10月20日 09:33撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 9:33
皇海山の山頂です。展望はありません。
さあ、下山しましょう。
不動沢のコルから鋸岳。また、あそこを通って下山します。
2014年10月20日 10:04撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 10:04
不動沢のコルから鋸岳。また、あそこを通って下山します。
奥に赤城連峰。
2014年10月20日 10:42撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 10:42
奥に赤城連峰。
皇海山の見納めです。
2014年10月20日 10:42撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 10:42
皇海山の見納めです。
紅葉はこんな!
2014年10月20日 10:43撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/20 10:43
紅葉はこんな!
かじか荘まで戻ってきました。タクシーの予約をしてから温泉入浴&ビールです。
2014年10月20日 14:50撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/20 14:50
かじか荘まで戻ってきました。タクシーの予約をしてから温泉入浴&ビールです。
撮影機器:

感想

・皇海山の北東面に切れ込む渡良瀬川支流の松木沢には、アイスクライミングで何度か入ったことがある。
・入る度に、その同行者が「この上は皇海山だよ。」と話していた。なんとなく気にしながらも足が向かなかった皇海山。

・近年開かれた「不動沢コース」からなら、お手軽に日帰りできるが、せっかく行くのだから、庚申待の歴史を残す庚申山経由で登りたい。
・庚申山荘に前泊し、2日目に皇海山を往復して、かじか荘に下山。入浴をして通洞駅発16:37発→桐生行の最終列車に乗るには、2日目のコースタイムを2時間半〜3時間、短縮しなければならない。
・同行の友人は脚力抜群のSちゃん。

・1日目は庚申山荘まで。
・一の鳥居からの水ノ面沢沿いの登山道は、紅葉と沢の白く輝く奔流が美しく、また、道には、庚申待の歴史を残す遺跡が点在。文久3年に時の庚申講の人々によって寄進されたのであろう「丁目石」が、庚申山荘下の猿田彦神社まで設置されていた。
・山荘の2階に寝床を準備してから「お山めぐりコース」を歩く。奇岩絶壁の周回コース。良く整備されている。妙義山に似ている。梅雨時なら固有種の「コウシンソウ」が咲いているのだろう。紅葉が岸壁に映えて美しかった。

・2日目
・庚申山荘をヘッデンを点けて出発。山荘から皇海山のピストンのコースタイムは9時間45分。私たちは2時間縮めて13時には、山荘に戻る予定だ。
・鋸山頂で不動沢から登ってきた登山者に出会うまでは、私たちのみ。おかげで、数えきれないほど出てくる鎖やはしごのセクションをスムーズに通過できた。
・皇海山のどっしりとした山容と、鋸岳の、名にし負うぎざぎざの山容が、対照的で美しい。晴れ渡った青空を背景に、日光の山々や赤城連峰、武尊山や谷川連峰が見渡せた。

・一の鳥居からかじか荘までの長い林道歩き。でも、確実に昨日より紅葉が進んでいた。予定通りかじか荘に15時前に到着。つるつるになる温泉に入浴。湯上りのビールが喉にしみた!

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コメント

鋸岳良いですね!
mizukiさん こんばんは。

皇海山よりも鋸岳行ってみたいです
ビビリ屋さんなのに、岩場が好きなんて

コウシンソウの時期は滑って危険そうですし梅雨が煩わしいですから、この時期が僕にとってはベストシーズンかもしれません
2014/10/22 0:03
Re: 鋸岳良いですね!
niiniiさん、おはようございます。
やっと、お天気になった週末でした

鋸岳は、結構スリリングで緊張を強いられますが、岩好きには好フィールドです。足腰の強いniiniiさんなら、ちょいとひとっ走りで日帰り可能  
整備され過ぎてますが、奇岩絶壁のお山めぐりも面白かったです。
紅葉も、今週末辺りが見頃を迎えるでしょう。
                                mizuki
2014/10/22 8:02
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