庚申待の遺跡を辿って〜「皇海山」
コースタイム
国民宿舎かじか荘:銀山平登山口10:41→(途中、庚申七滝見学)→13:17庚申山荘(荷をデポ)13:30→(お山めぐりコース一周)→15:20庚申山荘(泊)
【10月20日】
庚申山荘5:07→6:13庚申山→8:06鋸岳→9:29皇海山9:40→12:51庚申山荘(デポしておいた荷のパッキング)13:10→14:48かじか荘(入浴)16:10〜(タクシー)〜16:25通洞駅
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
お山めぐりコース、庚申山荘〜庚申山、鋸岳の前後 は、急峻な岩場の連続。鎖やはしご多数。 |
その他周辺情報 | *国民宿舎「かじか荘」:入浴(610円)、登山届、庚申山荘使用料(2050円)の支払い *タクシー:足尾観光タクシー通洞駅 0288-93-2222 |
写真
感想
・皇海山の北東面に切れ込む渡良瀬川支流の松木沢には、アイスクライミングで何度か入ったことがある。
・入る度に、その同行者が「この上は皇海山だよ。」と話していた。なんとなく気にしながらも足が向かなかった皇海山。
・近年開かれた「不動沢コース」からなら、お手軽に日帰りできるが、せっかく行くのだから、庚申待の歴史を残す庚申山経由で登りたい。
・庚申山荘に前泊し、2日目に皇海山を往復して、かじか荘に下山。入浴をして通洞駅発16:37発→桐生行の最終列車に乗るには、2日目のコースタイムを2時間半〜3時間、短縮しなければならない。
・同行の友人は脚力抜群のSちゃん。
・1日目は庚申山荘まで。
・一の鳥居からの水ノ面沢沿いの登山道は、紅葉と沢の白く輝く奔流が美しく、また、道には、庚申待の歴史を残す遺跡が点在。文久3年に時の庚申講の人々によって寄進されたのであろう「丁目石」が、庚申山荘下の猿田彦神社まで設置されていた。
・山荘の2階に寝床を準備してから「お山めぐりコース」を歩く。奇岩絶壁の周回コース。良く整備されている。妙義山に似ている。梅雨時なら固有種の「コウシンソウ」が咲いているのだろう。紅葉が岸壁に映えて美しかった。
・2日目
・庚申山荘をヘッデンを点けて出発。山荘から皇海山のピストンのコースタイムは9時間45分。私たちは2時間縮めて13時には、山荘に戻る予定だ。
・鋸山頂で不動沢から登ってきた登山者に出会うまでは、私たちのみ。おかげで、数えきれないほど出てくる鎖やはしごのセクションをスムーズに通過できた。
・皇海山のどっしりとした山容と、鋸岳の、名にし負うぎざぎざの山容が、対照的で美しい。晴れ渡った青空を背景に、日光の山々や赤城連峰、武尊山や谷川連峰が見渡せた。
・一の鳥居からかじか荘までの長い林道歩き。でも、確実に昨日より紅葉が進んでいた。予定通りかじか荘に15時前に到着。つるつるになる温泉に入浴。湯上りのビールが喉にしみた!
mizukiさん こんばんは。
皇海山よりも鋸岳行ってみたいです
ビビリ屋さんなのに、岩場が好きなんて
コウシンソウの時期は滑って危険そうですし梅雨が煩わしいですから、この時期が僕にとってはベストシーズンかもしれません
niiniiさん、おはようございます。
やっと、お天気になった週末でした
鋸岳は、結構スリリングで緊張を強いられますが、岩好きには好フィールドです。足腰の強いniiniiさんなら、ちょいとひとっ走りで日帰り可能
整備され過ぎてますが、奇岩絶壁のお山めぐりも面白かったです。
紅葉も、今週末辺りが見頃を迎えるでしょう。
mizuki
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