野上駅〜長瀞アルプス〜宝登山〜長瀞駅
埼玉県
chakayaan
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 439m
- 下り
- 433m
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| 天候 | 快晴。気温≒10℃〜20℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
【復路】長瀞駅⇒HOME |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは各駅には見当たりませんでした。トイレは各秩父鉄道駅の他は、長瀞近辺に集中してますが、野上駅〜長瀞アルプス〜宝登山頂間は有りません。自販機もトイレの状況とほとんど同じです。宝登山神社奥ノ院前には売店があり、飲み物や軽食を販売しています。奥ノ院前のトイレはおそらく汲み取りと思われるので、あくまでも非常用と考えておいた方が良いと思います。 コース上に、これでもかと言うほどの案内表示が設置されております。唯一無かったのは、野上駅側の登山口の萬福蜜寺から約5分歩いた辺りで、東側の尾根へ上がる木製の階段があります。そこは階段を登らずに真っ直ぐ南に進むのが正解です。 その後はまったく問題ない安全なルートだと思います。ただし、一度舗装道路に出てから、ふたたび宝登山へ向かう直登ルートの階段はナカナカに油断大敵です。頂上から宝登山神社へ下るコースは砂利舗装の林道コースです。 ここは観光ハイキングコースのためか、コース上にゴミが結構落ちていました。ハイカーだけでなく、一般観光客が来るためとは思いたくはありませんが、せっかくの観光地なのにもったいないと思います。 |
| その他周辺情報 | 長瀞駅周辺には飲食店や土産店等たくさんあります。 |
写真
正規コースから外れた東側尾根上の祠。萬福蜜寺から登り始めて直ぐに私のみならずに、罪のない若いカップルまで引き寄せた祠。その霊験恐るべし・・・
1
装備
| 個人装備 |
1/25,000地形図 1 鬼石
昭文社 山と高原地図 1 奥武蔵・秩父(2014年版）
シルバコンパス 1
緊急シート 1 寝袋タイプ
携帯電話 1
単眼鏡 1
カメラ 1
メモ帳 筆記用具共
携行食 カロリーメイト、飴等
救急セット カットバン等
健康保険証 運転免許証共
着替え スタッフバッグ共
タオル
ゴミ袋
ペットボトル 飲料水
ツールナイフ 1
登山靴 goro S-8
|
|---|
感想
第2回目のgoro S-8慣らし運転山行なので、出来るだけ距離が短くて勾配が緩やかな山を探す。過去に宝登山はロープウェーで何度か登った事はあったが、今まで一度も歩いた事の無い長瀞アルプスと合わせてこのコースをチョイス。それで先週まで連日居座っていた雨雲が去り、天気予報が間違いなく快晴だと言うので、週末の観光地で人が大勢いる事がココロの中でわだかまりとなったが、せっかくの快晴なので人混みを覚悟して向かう。
寄居駅から08:11に出る秩父鉄道に乗車したら、乗客が中高年ハイカーだらけで驚いた。しかし直ぐに自分だってしっかりハイカーの格好をして、ハイキングに向かおうとしている正真正銘の中高年なのに、実に不謹慎だと我ながら思い反省する。08:24に野上駅に到着して降車したハイカーは3人だけ。予想していたよりも大分少ない人数だったので、顔には出さずにココロの中だけで少しホッとする。他の2人は降車してからゆっくりと身だしなみを整えて出発準備をしている。こちらは登山靴の慣らし運転が主目的で、出来るだけゆっくりと足に負担をかけずに歩きたかったので、2人が先行出発するまで時間をつぶす。
コースは多くの方々のレコに記載されている通りに、要所要所にわかりやすい案内表示が設置してあり迷う事はない。ただ、萬福蜜寺から登り始めて約5分後にコースが二手に分かれている場所が有り、案内表示が無い分岐だったのでチョット悩む。真っ直ぐの道が正規コースと一目瞭然なのに、左手の尾根に上がる木製階段が何故かココロを揺さぶり気持ちを引き寄せる。おそらく一度尾根に上がってから南へ向かい、再び正規コースに合流するのだろうと安易に考えて、ついフラフラとその階段に吸い寄せられて登ってしまった。尾根上には古くて小さな祠があり古いダルマが祭られていた。踏みあとは祠の前を通って東側の根岸集落方面へ降りて行く方向に伸びている。祠の後ろの尾根筋にもかなり薄い踏みあとが有ったが、おそらくそれが正規コースへ向かう踏みあと（？）なのだろうと思われた。
しかし、朝露で濡れた幾多の蜘蛛の巣と戦いながら、強烈な（？）藪漕ぎをするのが本日の目的では無い。未開ルートに果敢に挑戦するのは、次回の山行に実践することにして、ここは素直に元の分岐に戻ることにした。その直後に若いカップルが尾根に登ってきた。もしかしたら自分の後を着いてきたのだろうかと、とても申し訳ない気持ちになったが、何事も無かったように「こっちはダメですね〜」と彼らに伝えた。彼らはお先にどうぞ、と先に降りるように譲ってくれたのでさっさと降りて正規コースに戻った。
正規コースは地図を見ても分かるが勾配が実に緩やかで、ほとんどが広葉樹林帯の中のコースだった。実に快適に安心して歩けるので、紅葉が美しい時期にはさぞ気持ち良く歩けるのだろう。ただしコース上からの眺望がほとんど無い。途中で一ヶ所だけ氷池分岐付近で西側が少し開けて、雨乞山から男岳・女岳の採石場辺りまでの狭い角度の眺望があった（写真参照）。おそらく冬になって広葉樹の葉が落ちれば、コース上のあちこちから、木々の間からの素晴らしい眺望が得られるのだろう。
小鳥峠を過ぎて直ぐに舗装道路に出合い、舗装道路を1km弱歩いて宝登山の登りに取り付いてから頂上までは直ぐだった。頂上は大勢のハイカー、観光客でにぎわっていた。こちらは人混みが大の苦手な単独ハイカーなので、写真を数枚撮っただけで直ぐに頂上から退散する。頂上から麓の宝登山神社までは、登山道ではなく砂利舗装された林道で、実に多くの老若男女のハイカー・グループ、単独ハイカー、家族連れの観光客とすれ違い、長瀞と言う観光地の底力をあらためて思い知った。長瀞駅到着後は駅となりの売店で缶ビールを購入して、駅前の喧騒を呆然と眺めながら一人打ち上げをして帰路に就いた。
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