紅葉の鳳凰三山(青木鉱泉からの周回コース)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 2,219m
- 下り
- 2,221m
天候 | 両日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は予定なし。
針ノ木と馬蹄をやってしまったので、特に行きたいところもない。
いや、正確にはあるのだが、時間or小屋閉めでもう無理。
しかし、土日とも天気良さそう。
当初はどちらか1日、岩に費やそうと思いもしたが、今の状態だと限界グレードは無理だし、何よりまだ紅葉シーズンなので、山に行きたい。
そして、天気予報と紅葉の状況を見て、行ってきました、ドンドコ沢経由の鳳凰三山。
金曜日はいつもどおりさっさと帰るぜ!と思っていたが、帰宅直前のまさかの不具合発生。
というわけで、9時過ぎまで作業。
家に着いたのは11時直前というわけで、飯も食べず、就寝。
2時起床し、3時出発。
青木鉱泉には6時に到着。
そして、仮眠。
起床後、準備を済まし、7時半頃出発。
紅葉はかなり下に下がってきているようです。
出発から直ぐに鮮やかな紅葉が見れます。
工事現場を過ぎ、登山道に入ると、黄や赤の紅葉が日光に照らされ、輝いています。
本当に鮮やかで綺麗なことこの上ない。
景色を眺めながら、だらだらと進んでいきます。
最初は平坦とジグザグの上り坂。
そんな道を1時間ほど進むと、開けている広場に到着。
ここで小休止&エネルギー補給。
その間に後続が続々とやってきます。
やはり人気の山です。
ちょっとして出発。
そこから少し下り、沢を渡渉した後、道なき道を登る。
ここが今回の道で一番厄介だったかな?
それを過ぎると、ここから鳳凰小屋直前まで上り坂になります。
しかし、辛いだけの上りではない。
途中途中に名所とも言える滝が連続しています。
まず最初は南精進ヶ滝。
次の鳳凰滝は見ていないので、何とも言えないが、今回見た3つの滝の中では一番地味。
とはいえ、その辺にある滝よりもかなり立派な滝です。
その次は鳳凰滝。
当初は見に行く予定であったが、分岐の標識に騙され、下にデポってしまったため、面倒になり、素通り。
その次に白糸の滝はそこから30分以上登ります。
白糸の滝は登山道から殆ど離れていない。
当初、その名前から糸のようなちっさい滝かと思ったが、実際はかなり立派。
水の落ち方もイイ。
次の五色の滝はそこから1時間。
これが一番立派でした。
形自体は白糸の滝の方が良いのだが、落差が凄い。
そして、かなり近くまで寄れ、水しぶきが空気中に舞っています。
それが日光に当たり、キラキラとして非常に綺麗。
鳳凰小屋はそこから1時間。
その手前には異常に透明度の高い沢などがあり、非常に綺麗な箇所があります。
小屋に到着後、テントを張って、地蔵岳を目指す。
コースタイム上は1時間20分だが、実際はそんなにかからない。
というか、最後の砂場の急登りまでは20〜30分程度で行ける。
問題はその坂。
例えるならば融雪期の急坂。
一歩進んで半歩下がる感じ。
キックステップするとちょうどいい。
結局、小屋から50分かかり地蔵岳に到着。
オベリスクに登る気はないので、周りの地蔵さまを撮って、稜線に向かう。
ここから稜線までも意外にきつい。
距離は短いのだが、急坂の上、道が悪い。
その道を過ぎ、稜線に上がる。
絶景を期待するも、残念ながら非常に微妙な景色。
というわけで、軽めに撮影後、小屋への戻る。
途中、標識で記念撮影し、そこから15分程度で小屋に到着。
そして、ぐびぐびとビールを飲む。
夕飯はすき焼き。
やはり汁物は喉の通りがいいですね。
腹いっぱい食し、就寝。
二日目。
2時半起床。
テントの外を見ると、星が綺麗。
しかし、天の川は出ていない。
若干ガスり気味?
まあいいや。
朝食です。
夕飯の残りのご飯をおじやにして食す。
そして、テントを撤収し、4時過ぎに出発。
沢を渡渉した後の、観音岳への道の入りで少し迷うも、問題なく先へ進んでいく。
この道、コースタイムは1時間となっていたが、先日の地蔵岳への上りの1時間20分同様に多めに見積もっているのでは?と思っていた。
しかし、かなりの急坂で稜線まで1時間まるまる掛かった。
ここから観音岳へは若干道が分かりにくいものの、崖側に寄らず、登っていけば、必然的に観音岳への道となる。
ここはコースタイム40分となっているが、そんなにかからない。
そして、無事日の出前に観音岳に到着。
ここで、日の出を待つ。
しかし、残念ながら日が上がるところに雲があり、日の出は雲の横からという形になった。
そのため、モルゲンロートも若干弱め。
でも、富士山はいい感じ。
というわけで、シャッターを切ります。
その後、記念撮影を撮り、薬師岳を目指す。
薬師岳までは30分程度。
いつもは積雪期が多いので、印象がちょっと違う。
嫌な岩場のくだりもあった。
そして、薬師岳に到着。
ここは記念撮影を済まし、直ぐに出発。
そして、初の飽きるほど長いと噂の中道に入る。
最初は樹林帯の狭い道を進んでいきます。
そして、面白いラインが引けそうな御座石を左に曲がる。
そして、再び樹林帯の狭い道。
こんな道がずっと続くのか。。。
と思っていたら、けしきが開け、笹の道へ。
上を見るとカラマツが綺麗。
少し進むと、ドンドコ沢よりも見事な紅葉のお目見え。
そして、対岸には黄赤緑の木々がある山。
足が止まること止まること。
そして、下につき、40分の林道も紅葉が見事で飽きない。
長いだけの道と思っていたが、良い方に期待が外れてくれました。
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