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Yamareco

記録ID: 5410611
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山滑走
剱・立山

ガッチガチ・ガリガリの室堂BC

2023年04月22日(土) 〜 2023年04月23日(日)
 - 拍手
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
黒部アルペンルートの終了直前、室堂のBCガイドツアーに行くつもりでいたが、雪が少なく中止となり、悔しいので今回カミさんとやってきた。
暗い内に家を出て、扇沢8時のバスに乗車。レストランでメシ食おうと思ったら団体貸し切りだったので、ホテルの喫茶店へ。それなりに腹はふくれた。
2023年04月22日 09:40撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 9:40
黒部アルペンルートの終了直前、室堂のBCガイドツアーに行くつもりでいたが、雪が少なく中止となり、悔しいので今回カミさんとやってきた。
暗い内に家を出て、扇沢8時のバスに乗車。レストランでメシ食おうと思ったら団体貸し切りだったので、ホテルの喫茶店へ。それなりに腹はふくれた。
立山三山と浄土山。
かなりの人出。天気も良い。
ジャケットもフリースもザックにしまう。
2023年04月22日 10:46撮影 by  iPhone 13, Apple
4/22 10:46
立山三山と浄土山。
かなりの人出。天気も良い。
ジャケットもフリースもザックにしまう。
とりあえずシールつけて浄土山右の斜面を登っていく。
2023年04月22日 10:53撮影 by  iPhone 13, Apple
4/22 10:53
とりあえずシールつけて浄土山右の斜面を登っていく。
多分雷鳥の足跡発見。
2023年04月22日 11:05撮影 by  iPhone 13, Apple
4/22 11:05
多分雷鳥の足跡発見。
風が出て来た。
かなりのアイスバーンで、我々の足跡も付かない。
2023年04月22日 11:27撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 11:27
風が出て来た。
かなりのアイスバーンで、我々の足跡も付かない。
雷鳥の足跡が交叉している。
数日前に雪でも降り、そのときの足跡がそのまま残っていると思われる。
2023年04月22日 11:35撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 11:35
雷鳥の足跡が交叉している。
数日前に雪でも降り、そのときの足跡がそのまま残っていると思われる。
足跡はハイマツの茂みに向かっている。
住みかにしているのかもしれない。
2023年04月22日 11:55撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 11:55
足跡はハイマツの茂みに向かっている。
住みかにしているのかもしれない。
北アの主脈が見えている。
槍と笠が認められる。
2023年04月22日 12:01撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 12:01
北アの主脈が見えている。
槍と笠が認められる。
これは剱。

このあと滑るが、アイスバーンでほとんどまともに滑れなかった。
2023年04月22日 12:13撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 12:13
これは剱。

このあと滑るが、アイスバーンでほとんどまともに滑れなかった。
室堂山荘にチェックインして昼飯。
2023年04月22日 13:03撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 13:03
室堂山荘にチェックインして昼飯。
メシのあとは一ノ越に向かって登っていく。
2023年04月22日 15:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 15:00
メシのあとは一ノ越に向かって登っていく。
登っていく途中、浄土山方面の稜線に人が見え、まさかあそこから滑ってくるのかと思ったら、ちょっと滑ってコケていた。
立ち上がろうとしていたら多分エッジが効かなかったのだろう、そのまま滑り落ちてきてとまらず、10mはあると思われる崖をジャンプして斜面に叩きつけられた。

死んでもおかしくないと思いながら、急いで落下した箇所に向かう。
近づくと女性で、意識はあって会話出来た。救助呼ぶしかないなと思っていたら、同一パーティーの人がやってきて、4人パーティーであとは何とかするとのことだったので、任せてその場を離れた。
これはカミさんが撮った写真のようだ。
2023年04月22日 15:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 15:18
登っていく途中、浄土山方面の稜線に人が見え、まさかあそこから滑ってくるのかと思ったら、ちょっと滑ってコケていた。
立ち上がろうとしていたら多分エッジが効かなかったのだろう、そのまま滑り落ちてきてとまらず、10mはあると思われる崖をジャンプして斜面に叩きつけられた。

死んでもおかしくないと思いながら、急いで落下した箇所に向かう。
近づくと女性で、意識はあって会話出来た。救助呼ぶしかないなと思っていたら、同一パーティーの人がやってきて、4人パーティーであとは何とかするとのことだったので、任せてその場を離れた。
これはカミさんが撮った写真のようだ。
これは雷鳥沢方面。
2023年04月22日 15:39撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 15:39
これは雷鳥沢方面。
一ノ越の小屋が見えて、そこまでは行きたいと思っていたが、さっきの滑落でカミさんがびびってしまい、もう帰ろうというので帰ることにした。
2023年04月22日 15:47撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 15:47
一ノ越の小屋が見えて、そこまでは行きたいと思っていたが、さっきの滑落でカミさんがびびってしまい、もう帰ろうというので帰ることにした。
やがてヘリがやってきた。
2023年04月22日 15:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 15:56
やがてヘリがやってきた。
しばらくウロウロしていて、ホイストはじめたが、その後雷鳥沢付近でまだウロウロしている。
その後、2度目のホイストして、今度は下界に帰っていった。
誰かが救助要請したのに、いったん断ったあげく、やっぱりダメだったので2回目にヘリに乗ったのかな?
事情分からないけど何やってんのかなと思って見ていた。
2023年04月22日 16:01撮影 by  iPhone 13, Apple
4/22 16:01
しばらくウロウロしていて、ホイストはじめたが、その後雷鳥沢付近でまだウロウロしている。
その後、2度目のホイストして、今度は下界に帰っていった。
誰かが救助要請したのに、いったん断ったあげく、やっぱりダメだったので2回目にヘリに乗ったのかな?
事情分からないけど何やってんのかなと思って見ていた。
これが2回目のホイストかな。
2023年04月22日 16:14撮影 by  iPhone 13, Apple
4/22 16:14
これが2回目のホイストかな。
これが現場付近。
左の崖をジャンプして落ちてきた。

雪はガチガチに凍りついていて、カミさんがギブしたので、私がスキーを担いで滑り、カミさんは歩いておりて来た。
2023年04月22日 16:31撮影 by  iPhone 13, Apple
4/22 16:31
これが現場付近。
左の崖をジャンプして落ちてきた。

雪はガチガチに凍りついていて、カミさんがギブしたので、私がスキーを担いで滑り、カミさんは歩いておりて来た。
晩メシ。
そこそこ飲んで、風呂入って寝ました。
2023年04月22日 18:46撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/22 18:46
晩メシ。
そこそこ飲んで、風呂入って寝ました。
朝飯。
カミさんが足が痛いと言うのと、あと今日も斜面のコンディションに期待出来なさそうなので、チェックアウトまで寝て帰ることにした。
2023年04月23日 06:58撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4/23 6:58
朝飯。
カミさんが足が痛いと言うのと、あと今日も斜面のコンディションに期待出来なさそうなので、チェックアウトまで寝て帰ることにした。
帰りのロープウェイ。
ここはBCのコースになっているようで、滑った跡がいくつか認められた。
いつか滑ってみたいものだ。

次は、春ではなくアルペンルート閉鎖直前に来てみたい。

お疲れさまでした。
2023年04月23日 10:26撮影 by  iPhone 13, Apple
4/23 10:26
帰りのロープウェイ。
ここはBCのコースになっているようで、滑った跡がいくつか認められた。
いつか滑ってみたいものだ。

次は、春ではなくアルペンルート閉鎖直前に来てみたい。

お疲れさまでした。

感想

去年の11月にガイドツアーを申し込んでいたのだが、雪不足で中止となった。

悔しいのでオープン直後を狙っていたが、先週は宿が取れず、2回目の週末となる今日、暗いうちに自宅を出てやってきた。

天気はものすごく良い。あと、室堂ターミナルで登山届書いているとき、スタッフの人に、放射冷却で冷えるから朝はガチガチなので注意しろと言われた。

登って見ると、朝どころか今もガチガチで登りにくい。前のパーティーのスキーが外れていたが、この雪面だとブレーキも効かず流れそうだし、はき直すのもしんどそう。

稜線まで登って滑ったが、ガチガチだし、特に足跡多いところはコントロール効かずしんどかった。

昼飯食って今度は一ノ越方面登って見たが、コンディションはあまり変わらない。登山者がアイゼンで登っている所は比較的ザラメで登りやすかったが、帰る頃にはそこもガチガチになっていた。

登っている途中、稜線から人が、まさに落ちてきた。
ちょうど目に入っていて、まさかあそこから滑る気なのかな、すごくうまい人なら見たいなと思っていたら、こちら側にちょっと滑ったところで転んだ。ルートミスしたのかと思っていたら、立ち上がろうとしたとき、エッジが引っかからなかったのか、ズルズル斜面を滑り落ちてきた。
見ているうちに加速して、そのままその先の崖をジャンプし、崖が10m程度、その下の斜面考えると20mくらいあるだろうか、下に落ちて滑って転がり、やがて止まった。
これはタダではすまないと思って急いで駆けつけた。近くにいた外国人も一人駆けつけてきた。
女性で、意識はあり、名前と住所は言えた。これは救助要請だなと思っていたらもう一人やってきて、同じパーティーで4人組だという。そのあと他のメンバもやってきて、女性と会話成立していたので、あとは任せることにした。

その後何があったのかは知らないが、しばらくしてヘリがやってきてホイストしていた。片付いたかと思って見ていたら、ヘリは雷鳥沢方面でウロウロしていてなかなか帰らない。しばらくして、2回目のホイストをして、その後下界に飛んでいった。
もしかして誰かがヘリを呼んで、ホイストさせておいて救助を断ったのか、とか想像したが、詳細は不明。
その後ニュースになっていない様なので、まあ最悪の事態とはならなかったようで、それはよかった。

この始終を見ていたカミさんがびびってしまい、そのあとはちょっと登って下ることにして、しかし滑るとやはり雪面ガチガチで怖いというので、最後は私がカミさんのスキーを担いで滑り、カミさんは歩いて降りた。

あとは室堂山荘でくつろいでたっぷり寝て、翌日はもう滑らずに帰ってきました。

アイスバーンの時ではなく、出来れば閉鎖直前のパウダーの時にまた来たいなと思いました。

お疲れさまでした。

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