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記録ID: 54197
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ハイキング
支笏・洞爺

三角点「母恋」・母恋富士

2009年05月31日(日) [日帰り]
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GPS
04:36
距離
19.0km
登り
567m
下り
574m

コースタイム

START 08:47 - 三角点「母恋」10:14 - 母恋富士山頂 11:59 - GOAL 13:24
天候 小雨
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
登山ポストなし。
イタンキ浜

イタンキ=椀
イタンキ浜

イタンキ=椀
標高70mピーク
70mピークからの眺め
70mピークからの眺め
ペシポク上の小ピーク

ペシポク=崖・下
ペシポク上の小ピーク

ペシポク=崖・下
小ピーク
岩の上のカモメ
ゼンテイカと荒波
ゼンテイカと荒波
ウクシパウシ

ウクシパウシ=お互・舟で渡しあう・所
ウクシパウシ

ウクシパウシ=お互・舟で渡しあう・所
楽しい散策路
三角点「母恋」
「母恋」から街を眺める
「母恋」から街を眺める
トッカリショの側

トッカリショ=アザラシ・岩
トッカリショの側

トッカリショ=アザラシ・岩
トッカリショ
トッカリショの北側
トッカリショの北側
トッカリショ
母恋富士
母恋富士山頂
三角形の崖
ペシボッケにある穴

ペシボッケ=崖・下の所
ペシボッケにある穴

ペシボッケ=崖・下の所
室蘭岳とカムイヌプリ
室蘭岳とカムイヌプリ
三角点「潮見公園」
三角点「潮見公園」
オオイタドリがもう大きい
オオイタドリがもう大きい

感想

昨日から今朝にかけては、あいにくの小雨でしたが、
超低山であれば傘を差して十分ではないかと考えました。

室蘭地方史研究会の会誌「茂呂瀾」(37号,平成15年)の中に、
「胆振の山立て(五)、池田実著」があります。そのなかのぽんち絵によりますと、
三等三角点「母恋(標高187.9m)」が三角山のようです。

しかし、その北東の潮見公園の側にある標高70mのピークが
三角山ではないかとの声もあります。
そこで今回は室蘭の「三角山」を現地調査しました。

絵鞆半島をアルファベットのJの形に見立てると、
直線部分の上がイタンキ浜になり、下の曲がり角が地球岬になります。
この間に標高70mピークと三角点「母恋」があります。母恋富士もあります。

先ずはイタンキ浜の駐車場にマイカーを止めて、傘を差しながら海岸に向かいました。
波はとても荒れています。慎重に海水に長靴をつけてGPSの標高をゼロメートルに
キャリブレーションし、いつものように海水を口に含んでしょっぱいのを確認しました。
純登山および絵鞆半島西部グレートジャーニーの始まりです。

鳴り砂のゾーンに進み、そこから標高70mピークを眺めてみましたが、
それは頂上が平たいため、三角形というよりは台形でした。
前述の文献では「ニマ山」と記されています。ニマとはアイヌ語で盆だそうです。
しっくりきました。

70mピーク付近で7、80代のおじいさんとすれ違いました。
三角山について尋ねたところ、「聞いたことがない」と答えてくれました。
「ここから地球岬にかけての山には名前はないと思う」と答えてくれました。

次にユースホステル先にある小ピークにたどり着きました。
三角山と呼ばれるであろう手がかりはありませんでした。

次は三角点「母恋」につきました。さほど三角形ではありませんが、
たかだか標高187.9mとはいえ絵鞆半島西部では最も高いですし、
三角点があるから俗称で三角山なのかな?と思いました。でも決め手はありません。

とりあえず地球岬まで行って鐘を鳴らしてから、三角点「母恋」のそばまで戻り、
そこから左に分岐している母恋富士の縦走路に進みました。

母恋富士山頂からの景色も、どれが三角点かの決め手にかけるので、
帰り道は絵鞆半島の湾側にしました。
母恋富士を下山したところで小雨は止み、傘を閉じました。

御前水町で三角形の崖が見えましたが、
インパクトのある三角形の山は見あたりませんでした。
とりあえず三角山のことは忘れることにします。

イタンキ浜からトッカリショにかけて絶景が続きました。これが一番の収穫です。
帰りはイタンキ浜で海水を汲み、自宅で海水パスタを作って食べました。

総時間4時間36分。距離19.03km。平均速度4.1km/h。良い運動になりました。

下記URLにGPSトラック、歩行記録、写真を載せてみました。
http://www.geocities.jp/yamasansaku/sankaku_bokoi_090531.html

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