岩手山(柳沢コース・不動平まで)
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 06:53
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,413m
- 下り
- 1,398m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 6:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口まで、東北道滝沢ICから約10キロ、15分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
旧道、4合目下部から6合目上部までザレ場です。 雪は5合目過ぎてから登山道に見られます。7合目手前から不動平まで吹き溜まりがありますがトレースがあるので夏靴でも問題ありませんでした。 |
写真
感想
先週登った三ツ石山の雪の状態と、この日までの天気から「今シーズン最後の岩手山へ登ろう!」と行ってきました。
結果からいうと「惨敗」です・・・
最近知った「六甲タイムトライアル」
高低差1000メートル、標準コースタイム3時間のコースをどのくらいの時間で歩けるかで、その人の体力評価が出来る、というような内容。(ネット上で「表」のようなものが無いかサラッと探しましたが、それらしいものを見つけられず。)
盛岡周辺で高低差1000メートル以上のコースを探すと、岩手山か秋田駒ヶ岳しかなさそう。
柳沢コースの馬返し登山口から七合目までが高低差約1100メートル。
今回は七合目まで「目標タイム:3時間」で登ることを目指して登山口を出発です。
旧道を登りながら六合目の大蔵石が見えるあたりまで来ると、南側の沢の向こう側から小石が転がり落ちるような音と、岩が割れる「ベキベキ」というか「パキパキ」というような、聞き慣れない音が聞こえてきました。
「陽が高くなって岩の温度が上がって割れているのだろう」とも思ったのですが、転がる石は見えない。目の前の大きな岩全体から聞こえてくるので、なんだか怖くなって下山することを選択。
下り始めるとすぐに後続の方が登ってこられたので、音について話すとやはり落石との事で一安心。その方は前日も登っていた方で、山頂までの雪の状態などを教えていただき、改めて上を目指します。
七合目まで登山口から2時間45分。目標を達成することは出来たのですが、調子が良かったのはここまで。
八合目避難小屋で休憩していると、山頂から下りてこられた方にこの先風が強い事を教えていただきました。風に備えて装備を整えているときに、お鉢を歩けるのか不安になります。
山頂に立てないまでもお鉢には上がりたいと歩を進めますが、太ももに違和感あり。不動平分岐を過ぎ一つ目の大きなケルンを過ぎたら、両足の膝の内側から太もも前面にかけての筋肉に痛みが走り立っていられなくなり、その場に座り込んでしまいました。
「無理をしたら下りられなくなる。」
前進することを諦め、冬仕様の不動平避難小屋でお昼を食べて下山してきました。
振り返ってみると、一番の不安だった「下山時の膝痛」に関しては問題無かったので、なぜあの場所で足が痛くなったのかいまだに謎です。でも、怪我無く下山出来たのは何よりでした。
それと、翌日の筋肉痛がひどかったです。あまりの痛さに正座もできませんでした。やはり体力・筋力不足が原因でしょうか。
来年は馬返しから必ず山頂に立ちます。登ります。リベンジします。
夏に岩手山登った私が通ります(苦笑)八合目避難小屋から山頂に向かう途中、やはり私も足に違和感を覚えましたが、しばらく休止ストレッチしほぐしました。多分ginalteさん、今の時期は気温も低いので、身体にかかる負担は大きいと思います。私は天気がよければ新道の方が好きです。ただ、落石は怖いですねえ。
目標を「七合目までの時間」にしていたからなのでしょうか。お鉢が見えたあたりで満足していました。
「鳥海山見えるかなぁ」と八合目避難小屋を出発したのですが、見える場所までも上がれず。
この時期に岩手山を登るのは初めてだったので、行動中の防寒対策はしていたつもりでしたが、夏山と違い休憩時の体の冷えも考えなければならないですね。勉強になりました。
来年は新道も旧道も登ってみようと思います。旧道の落石は、沢に落ちていくので登山道には影響無いのですが、岩の割れる音が怖かったです。火山活動が活発化して山体が膨らんだのかと勘違いしました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する