浜松防潮堤_浜松南端を歩く
paku_
体力度について
- GPS
- 08:34
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 13m
- 下り
- 9m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:35
| 天候 | 晴れ☀️ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り：遠鉄バス浜松南車庫（浜松駅までバス30分430円） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■ 駐車場情報 西から順番に記載 ・(浜名湖) ・🅿️舞阪：広、古いトイレ有 ・🅿️表浜：狭 ・🅿️表浜東：広、隣接公園にトイレ有 ・🅿️坪井町：狭 ・🅿️篠原町：普、防潮堤の上が駐車場 ・🅿️小沢渡町：極狭 ・🅿️倉松町：狭 ・🅿️米津海岸：普 ・🅿️凧場公園：広、トイレ有(新しくて綺麗) ・🅿️風車公園：広、トイレ有、すぐ中田島砂丘 ・(馬込川) ・🅿️江ノ島町：普、浜辺に駐車可 ・🅿️西島町：普、浜辺に駐車可 ・🅿️松島町：狭 ・🅿️天竜川河口：普、浜辺に駐車可 ・(天竜川) 駐車場はすべて無料。 基本的に駐車場は防潮堤の陸側(防潮堤に通せんぼされる感じ) 例外は、篠原町、江ノ島町、西島町、天竜川河口。 篠原町以外は駐車場から海が見えるし、オフロード車なら砂浜を走れる。 でも観光なら、やっぱりトイレや水場のある凧場公園か風車公園に車を止めて、歩いて防潮堤(もしくは砂丘)を越えて海まで行くのが楽しいと思われる。 ガッツリ歩きたいなら風車公園からの中田島の砂丘越え。 サッと歩きたいなら凧場公園の防潮堤越え。 ■ 防潮堤情報 基本的に防潮堤の上は未舗装のじゃり道で斜面には樹が植えてある。 例外1：中田島砂丘は砂丘。樹はない。 例外2：馬郡町と舞阪町な舗装してあって手摺りがついてる。樹はない。 |
| その他周辺情報 | ♨️遠州みなみの湯（900円、炭酸系？身体に泡がつく感じの泉質、サウナは普通のとミストサウナの2種類) |
写真
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装備
| 個人装備 |
帽子
飲み物
双眼鏡
デジカメ
|
|---|
感想
先週、浜松の北端（中ノ尾根山の周辺）を歩いて満足したら、今度は南端を歩いてみたくなりまして。。
人が造ったとはいえ、防潮堤も山みたいなものだし多少はね？
浜松市南端は、まさに「浜松」の由来ともいうべき、浜辺とクロマツ林に覆われていた。
戦前はさざんか通り(一番南の道路)付近まで砂浜で、江戸時代にもたくさん開墾しているから、徳川家康が曳馬城に入る前は、本当に広大な浜のなかに松林があるような感じだったんだも思う。
浜松市北端は「笠松山」。その名のとおりアカマツが主体の山だった。
さすが浜松というべきか、それとも極地でがんばるマツこそが流石というべきか……。
ちなみに、南端ウォーク。お昼には踏破できるとタカをくくってたら、夕方までかかってしまいましたorz
しかも南アルプス主体だった（いつも樹林帯を歩いてた）せいで、完全に日焼けを舐めてました。5月といえども流石は海岸。こんがり焼けてシャワーが痛い(~_~;)
でもコアジサシ欲求が満たせて大満足。
次回はまた山の鳥たちに会いに行きたいな。
できればライチョウさんに。
ーーー
【 コアジサシの話 】
しかしコアジサシの未来は決して明るくない。
巣作りに適した、適度に撹乱された浜辺や河川敷が減っているからだ。
彼らは草が茂った環境は好まないし、かといって川や海に近すぎては大水や波にさらわれてしまう。
だから、草原と水際の中間くらいの環境が必要だ。
だが、全国的に砂の供給が激減していたり、河川整備が進んできたりして、彼らの好む「ちょうど中間くらいの荒地」は、今ではそう多くない。
浜松市に完成した防潮堤も、地域の人々には欠かせないインフラだが、コアジサシの巣作り環境的にはマイナス要素だと思う。
コアジサシ1羽1羽は弱い。タカ類はもちろんネコにもカラスにも負ける。
だから、100羽200羽と集まってコロニーを形成し、スイミーのように戦わなければヒナを守ることができない。
この日見つけたコアジサシは15羽程度。
周りにいたカラスの方が数が多かった。
現在、オーストラリアから次々と太平洋を渡って日本にきている最中なので、最終的に何羽が集まれるかわからないけど、本隊の到着前に初期到着組がカラス等に散らされていないかが、この繁殖地の成否にかかっていると思われる。
(ちなみに近年は繁殖に失敗しているらしい。)
…といっても。
コアジサシにとって浜松市など繁殖候補地の1つに過ぎない。
元々変化しやすい環境を好む性質上、毎年必ずしも同じポイントで巣作りする訳ではない。
上空から見て良さそうなポイントを手探りで見つけていく。
それが遠州灘全体なのか、名古屋港も含むのか、はたまた東京湾まで含むのかはわからないけど、浜松に来る一群も、きっとある程度の広い射程圏をもって日本にやってきているはず。
水辺の渡り鳥全般にいえることだけど、彼らを保全していくためには、まず全体の生息数や移動範囲を推測する必要がある。
そのためには地域をまたいだ広域的な調査が必要なのだ。
コアジサシ保全を本気で行うなら、愛知県・静岡県・神奈川県・東京都・千葉県くらいで毎年追いかけて傾向を確かめなければいけない。
ーーー
＜会えた鳥＞
ホオジロ、セッカ、ヒバリ、オオヨシキリ（ほぼこの4種）
ウグイス、カワラヒワ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、センダイムシクイ、コアジサシ。（何かシギいたけど分からなかった・・・）
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