ゲロク谷右俣
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 853m
- 下り
- 863m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後は河鹿荘へ |
写真
感想
紅葉の時期を狙って、以前から言ってみたかった芦生の沢へ。
京都の北部を流れる由良川の源流だ。
思ったほど天気は良くないが紅葉は楽しめそうだ。
かつてのトロッコの軌道が残る登山道を歩いて行く。
かつての集落である灰野をすぎ、道を歩いて行く。
途中、沢をまたぐ橋が崩壊していることもあり、巻いたしるす。
そんなこんなで入渓地点へ。
最初は少しだけカズラ谷を歩き、最初に入るゲロク谷へ歩を進める。
中山谷川と同じく岩盤質の沢。
いくつか小さい段差を超えると、ちょっとした連瀑帯。
その先に2段のの滝がある。
1段目は簡単に直登できるが、2段目7mの滝は直登は難しい。
右岸から巻く。さくっと巻けるかと思いきや意外と大きく巻く。
基本的に踏み跡っぽいがところどころ足元が不安定だったり、掴むものがなかったりで注意が必要。
特に沢身に降りるところは慎重に。
続いて6mほどの滝が現れる。
右岸から直登できるかとザイルを引っ張っていくも、落ち口手前で敗退。
結局右岸巻きにいくが、これもそれなりの大巻き。
ガイド本には最後の沢身に降りていく部分は、ザイルをとあったが、確かにここから落ちたら、滝の落ち口から滝壺へ落ちることになるだろう。
先の巻きと同様、足元が不安定、ホールドが少ない箇所があり要注意。
今回はザイルは出さなかった。
ここを超えると、ゲロク谷の右俣と左俣の二股。
右股は8mほどの滝となっている。
右俣へ進むべく滝に取り付く。まさかのシャワークライムだが、まぁしょうがない。
ザイルを出すほどではないが、スタンスが不安定でやや注意が必要。
そこからしばらくは段差がいくつか続くがこれといって難しいものはない。
倒木も目立つようになるが、さすが原生林周りの巨木同様、倒木も迫力がある。
少し大きめの滝が1個あるが、どこからでも直登できる。
最後まで岩盤質の沢を上り詰め、稜線へ出る。
赤坂西谷を下る予定だったが、意外と疲れたので、夏道を降りることとする。それにしても稜線も巨木だらけで感動する。
まわりの稜線をみわたしても、山深さを感じられる良い稜線だ。
大穴が空いているけど、生きている倒木、雷に打たれたという巨木を眺めながら稜線を行く。
赤坂尾根をおりるルートもあったが、灰野に降りる道を目指して稜線を進んでいく。
順調かと思ったら、あらら佐々里峠というところに出てしまう。
境界稜線から、灰野に続く稜線に出るときに方向を間違ったらしい。
ありゃりゃ。ここから登山道を登り返すと日没を迎えてしまいそうなので、車道を下って行くことにする。
まぁ、峠に地図でも分かってい方が、なかなか長い。
中腹の綺麗ない紅葉を楽しみつつ下るが、佐々里の集落にたどり着く手前であえなく日没。
まぁ、車道を歩くだけなので、問題ないがダルイ。
と思って歩いていると、芦生山の家まで乗せてくれるという方が車を止めてくれる。
本当にありがとうございました。
車を回収して、冷えた体を河鹿荘で温めて帰路についた。
コメント
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キノコの写真いいですね。
ここいらで沢登りすると下山が核心になりがち…と思ってますが いかがでした?
↓11年前に行った時のメモと写真です。
http://k3.fc2web.com/03/06/01/
赤崎東谷、随分と降り易かったです。
chuki様コメントありがとうございます。
確かに尾根が広くてわかりづらいところもありましたが、地図読みをサボった結果な気がしますね(笑)
疲れに負けて赤崎東谷を避けてしまいましたが、綺麗そうですし、ミス無く下りれたかもしれません。
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