地元愛が止まらな〜い♪カッコウソウ咲く鳴神山

2023年05月13日(土) [日帰り]

• GPS: 04:13
• 距離: 5.2km
• 登り: 673m
• 下り: 605m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:55
• 休憩: 1:18
• 合計: 4:13

10:15 大滝登山口
11:55 12:24 肩の広場
12:26 12:55 鳴神山
13:11 13:11 椚田峠
13:18 13:38 カッコソウ移植地
14:28 こつなぎ橋

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

バス

ツアーバスにて大滝登山口。駐車スペースは約5台。（コツナギ橋口は2台分）

路線バスの場合は小学校前の最寄りバス停より徒歩40分ほどとの事。

コース状況／危険箇所等

危険個所というほどではないかもしれないが、雨に濡れると滑りやすい石や土が多いので注意。コツナギ登山口への下りでいくつか橋があったが、ほぼ使う必要のないものだった。ルート迷いに注意。

その他周辺情報

「なるかみ小舎」…肩の広場近くの避難小屋。非常に快適そうだった。
「スポレッシュ桐生店（ゆらぶ）」…入館950円。ジム併設のスーパー銭湯。湯船は広い。２種のサウナ、露天、水風呂あり。

写真

5/13 8:40

佐野SAにて。
新商品の生春巻きラーメンなるものを購入。
汁無しなので行動食に良さげ。

もひとつはど定番のいもフライ。レモンタルタルソース掛け。前の塩トリュフより好きかも。

5/13 9:38

登山口にお手洗い無いので手前の公園に。
蝋梅パークや湖？もあって、単体でも良さそうな公園だ。

5/13 10:05

登山口。
桐生駅から個人で来た場合、最寄りバス停からは徒歩40分だそうで…。

5/13 10:07

意外とコースと分岐がある。

5/13 10:13

出発してすぐにクリンソウ！
約9つの花が円を描くように咲くからクリンソウ。

5/13 10:14

花言葉は「幸福を重ねる」「物覚えの良さ」「少年時代の希望」

5/13 10:18

キランソウ。花言葉は
「追憶の日々」「あなたを待っています」

5/13 10:21

入ってからすぐに樹林帯。
山頂以外は全て。

5/13 10:24

でかい岩岩が道脇にあるので、落石には地味に注意が必要そうだ。

5/13 10:27

大滝。
小さくても志はデカイ。

5/13 10:50

ウラシマソウがひょっこりはんしてる。
花言葉は「不在の友を想う」「懐古」「注意を怠るな」

5/13 10:54

木の橋も何ヶ所か。

5/13 10:55

低山でもしっかり作られててビックリ。

5/13 11:02

前回の大台ヶ原ツアーでもご一緒した方にケーキを頂いた！久しぶりの手作り甘味が嬉しい♪

5/13 11:06

中間点。分かりやすい標識。

5/13 11:11

なぜか途中から舗装路が。
ここの急登が一番キツかった。

5/13 11:16

こちらはマムシグサ。茎がヘビ模様。
花言葉は「壮大」「壮大な美しさ」

5/13 11:26

沢沿いのせいか滑りやすい石多し。
姿は見えなかったがカエルの声が響いていた。

5/13 11:27

案内板が新しくちゃんと手入れされてるのが分かる。水場あり。

5/13 11:34

旧道もあるようだが新道を行くのが無難だろう。

5/13 11:44

このカンバン面白すぎない？

5/13 11:55

神社前の広場。
ベンチもあり、なかなか広い。

5/13 11:55

現地のボランティアガイドさんの説明を聞く。

カッコウソウはそこいらに咲いてるわけではなく、今は植生地に植え替えて保護されてるそう。

それにしてもガイドさんの熱が熱い。

5/13 12:02

今は肩の広場。
双耳峰を越えた先が移植地。

5/13 12:03

雷神岳(なるかみだけ)神社。
「らいじん」じゃなかった。

名前通り、三峯系列だそうでお犬様。
先週の雲取山から続いてるな〜。

5/13 12:03

鳴神山の愛好会が作ったそう。
有志でこんな立派な設備まで作っちゃう愛がすごい。

5/13 12:04

10日前にシーズン過ぎたそうだけど、まだ咲いていた。

5/13 12:04

避難小屋周りは華やか。

5/13 12:05

避難小屋の中。
おこたもあって清潔で住めるわ〜。

5/13 12:21

こっちのお犬様は愛嬌ある感じ。

5/13 12:24

小顔のイケメンがお見送り。

5/13 12:32

スミレ。種類ありすぎて見分けつかない。

5/13 12:33

桐生岳の山頂。残念ながらガスで展望無く。
カンバン見る限り晴れの日はパノラマで景色良さそう。

5/13 12:41

ミニチュアの鳥居と狛犬？像が愛らしい。
地元の方が作ったようで。愛がすごい…。

5/13 12:41

山頂から少し外れるとすぐ樹林帯だ。

5/13 12:45

ヒメイワカガミ。
名前の通り岩にあった。撮影時は足場に注意。

5/13 12:45

花言葉は「忠実」。
カガミ(鏡)からきてるのかな。

5/13 12:46

さっきと違うスミレ。

残念ながらナルカミスミレは見つからなかった。

5/13 12:46

縦走もできるようだ。

5/13 12:47

ツツジの赤が綺麗。

5/13 12:48

もうひとつの山頂に着。

5/13 12:48

シカの食害を防ぐテープ。
間違ってシカが食べてしまっても、お腹で溶けるやつをわざわざ使っているそうだ。

5/13 12:48

こちらにもミニチュアの鳥居が。

5/13 12:49

写真だと小ささが分かりにくい。
それくらい、本当によくできている。

5/13 12:54

ツツジは10日前が真っ盛りだったそう。

5/13 13:04

かわいいケルン。

5/13 13:10

またもやミニチュアが。
ボランティアの方々が作ってるそうで驚き。

5/13 13:11

いよいよ植生地に近づいてきた。

5/13 13:14

オシャレなお地蔵様が。
これもボランティアの方の作品。

5/13 13:18

大本命のカッコウソウ！
シーズン過ぎてしまったらしいですが、あって良かった！世界で唯一ここにだけ咲くお花。

5/13 13:18

漢字で「勝紅草」。固有の花言葉は無く、サクラソウの仲間。
サクラソウ類の花言葉は「青春の始まりと終わり。」「青春の恋」。

5/13 13:29

こちらが一番濃い色の子だった。

5/13 13:30

種子がほとんどできず、地下茎が伸びて繁殖するらしい。そのため病気が移りやすく、土砂崩れなどの災害の影響もでかいそうだ。

5/13 13:37

「雷神山(なるかみやま)を愛する会」
90歳になられたという会長さんは、毎日登られてるそうで、背筋がピンと張り美しい姿勢。

残念ながら寄付受付は終わっていたが、色々とお話聞けて楽しかった！

5/13 13:50

御神水。飲むのは勧めないとのこと。

このカンバンもそうだけど、本当に良く、道やネットも有志の方々に整備されている。

地元愛が凄すぎる。

5/13 13:50

ワサビも。
お水が綺麗な証拠。

5/13 13:53

沢沿いを下る。
フェイントの橋がたくさんでてくるので、地図や方向をきちんと確認しよう。

5/13 13:55

蛙飛び込む水の音。

5/13 14:00

可愛らしい一輪花。

5/13 14:01

ほんと保護ネットもしっかりされてます。

5/13 14:02

ヒイラギソウ。
「影のある美しさ」「あなたを待っています」。

5/13 14:03

下向きに咲くのが確かに艶っぽい。

5/13 14:03

水が本当に透明。

5/13 14:08

苔も鮮やか。

5/13 14:10

すごいバランス感覚。

5/13 14:12

こちらはラショウモンカズラ。

5/13 14:13

花言葉は「幸せを招く」「油断大敵」「復讐」。
何やら物騒な…。

5/13 14:13

花の形が鬼の腕に似ている、ことから来た花言葉のよう。

5/13 14:14

小さい白い花。

5/13 14:14

アップでみると、少し透き通っている。

5/13 14:16

目立ちにくいけど、こちらも愛い。

5/13 14:16

最後の滝。

5/13 14:17

いずくの滝。

5/13 14:19

橋を渡れば登山口はすぐ。

5/13 14:27

お疲れ様でした！

5/13 15:21

お風呂は近くのスーパー銭湯へ。

5/13 16:11

フローズンコーラが気になり、購入。
うまし。

5/13 18:26

新宿帰るのが早かったので、気になっていたルモンドへ。

5/13 19:00

焼け待ちが一番楽しい♪

5/13 19:03

サーロイン。1650円。コスパGood.

これで本当にお疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

じゃり子

世界で唯一、鳴神山にだけ咲くカッコウソウを見に。
今回はYamakaraツアーバスで。
交通が地味に不便らしく、最寄りのバス停から徒歩40分と聞いて、ツアーでよかったと思った。

登山路は意外にハード。
雨で滑りやすい道となかなかの傾斜、累積標高1200mと結構大変なお山だった。

花のシーズンが一休み中とはいえ、ちょこちょこ見たことない花が咲いていたし、本命のカッコウソウも見れて大満足だった。

何より、道中のネットや標識、避難小屋や山頂付近などが低山なのにものすご〜く綺麗に整えられていて、地元の方々で結成された「雷神山（なるかみやま）を守る会」の人々の熱と愛が凄かった。会長さんも子ども時代に学校まで山を通っていたそう。

我々はゲット出来なかったが、寄付した場合のオリジナルグッズもかなり凝っている。

今もなお愛され続ける、鳴神山。
地元の桐生の人々も含めて好きになってしまう、そんなお山だった。