中辺路敗退ノ記

2023年05月04日(木) 〜 2023年05月05日(金)

• GPS: 12:11
• 距離: 23.6km
• 登り: 1,629m
• 下り: 1,278m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:22
• 休憩: 1:22
• 合計: 9:44

7:12 滝尻王子
7:21 7:22 胎内くぐり 乳岩
7:27 7:32 不寝王子
8:06 8:06 剣ノ山
8:16 8:17 飯盛山
8:41 8:41 針地蔵尊
8:58 8:58 夫婦地蔵
9:03 9:10 岩見木工所
9:16 9:19 高原霧の里休憩所
10:10 10:10 高原池
10:20 10:22 大門王子
10:44 10:44 十丈峠
11:12 11:12 小判地蔵
11:23 11:23 悪四郎屋敷跡
12:43 12:44 大坂本王子
13:03 13:46 道の駅 熊野古道中辺路
14:26 14:34 近露王子跡
16:00 16:11 継桜王子
16:56 16:56 小広王子
7:31 ゴール地点

天候

晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き:地元駅〜（東上線）池袋〜（山手線）〜品川〜（新幹線）〜新大阪〜（きのくに線）〜紀伊田辺
帰り:新宮〜（紀勢線）〜名古屋〜（新幹線）〜品川〜往路をたどる

コース状況／危険箇所等

滝尻からの冒頭は激急登、心折れませぬよう。
そっから先もアップダウン華々しく、辛いかも。
里を何回か歩くが、里から山道へ続く簡易舗装の道が、意外とツラい。
距離がかなりあるので、中辺路を最初から歩く方は近露あたりで一泊されるのがいいかと思いまっせ。

写真

5/4 5:46

前日、関東からはるばるやってきたのは

5/4 5:47

紀州和歌山の紀伊田辺駅

5/4 5:47

あの宿に前泊。
天気はイマイチ

5/4 5:47

この豪傑が生まれたとこらしい。
ってんで、こっからバスに乗る

5/4 6:53

んで、この滝尻バス停で下車

5/4 6:55

川を望む

5/4 6:56

初っ端はツラそうだな、、

5/4 6:56

橋を渡って

5/4 6:57

富田川？だったかな？

5/4 7:06

滝尻王子に着いた。
こっから中辺路を歩くノダ

5/4 7:06

お参りして

5/4 7:07

神社を回り込むと

5/4 7:08

古道の道標

5/4 7:08

入口

5/4 7:08

この看板アリ。
そうだな、休み休み行こう

5/4 7:10

のっけからこのジグザグ。
遠目から見た印象とまったく同じ

5/4 7:13

どうなることやら、、

5/4 7:13

岩岩もあったりして

5/4 7:13

はたして歩けるのか、今のオレには出過ぎた真似じゃあないのか？

5/4 7:22

と、暗い気持ちになるが、眼の前には

5/4 7:23

ここが胎内くぐりの入口だが、エネルギー消費しそうだからやめる

5/4 7:24

お地蔵さん、守っておくれ

5/4 7:24

云々、、という謂れを横目に

5/4 7:27

森の中をゆく

5/4 7:28

えぇとあれは？

5/4 7:28

不寝王子だって。
中辺路は○○王子ってのが随所にあるんだが、ハンカチとかテニスは無いぜwww

5/4 7:30

勾配が緩み、一息二息三息もつく

5/4 7:32

ゆるんだとはいっても、この傾斜

5/4 7:34

先の見えぬ急登なノダ

5/4 7:35

前を行くハイカーも、時折立ち止まって一息ついてる

5/4 7:38

やっと平坦になって

5/4 7:39

あ〜鮮やかだな

5/4 7:39

ツツジの季節
どっかから来た（忘れた）女性と、この花を撮りながら雑談、一期一会は大胆になるようで、知らない人とも平気で話ができる

5/4 7:42

平坦になり

5/4 7:42

ピンクツツジ

5/4 7:47

登って平坦

5/4 7:54

繰り返して

5/4 7:59

ん〜〜また登りになるか？？

5/4 8:04

なんかみえるが

5/4 8:05

何じゃ？

5/4 8:05

一応ピークか？

5/4 8:05

371Pだった

5/4 8:08

下ると

5/4 8:09

お〜

5/4 8:09

鮮やかだな

5/4 8:09

癒やされる

5/4 8:13

開けて

5/4 8:16

ここもピーク

5/4 8:32

車道をまたぎ

5/4 8:34

進む

5/4 8:35

あちこちにこんな花
ツツジじゃあないようだ

5/4 8:39

ぜぃぜぃ

5/4 8:39

ん？

5/4 8:40

何でしょ？

5/4 8:41

祠どした

5/4 8:48

古道は果てしなく

5/4 8:48

癒やされながら

5/4 8:49

あるいは虫の息になりながら

5/4 8:51

高度上げ下げ

5/4 8:53

思えば

5/4 8:56

昨年の小辺路も死にそうになりながらのトレイルだった

5/4 8:57

開けたが、なんつぅとこだったか思い出せぬ

5/4 8:58

そりゃそうさ、山行を終えてひとシーズン経ってるんだからな。
必死で記憶をたどりながらキーボードを打ってる

5/4 8:58

割りと立派な祠

5/4 8:59

また開けて

5/4 9:01

高原まではもうすぐ

5/4 9:03

出発した頃は曇ってたが、陽がさしてきた

5/4 9:12

休みたいが、時間もおしてるからスルー

5/4 9:12

里への下り道

5/4 9:12

お〜おなじみの

5/4 9:13

シャガの花、いっぱい咲いてた

5/4 9:13

高原の展望スポットへ

5/4 9:16

ついた〜

5/4 9:17

折り重なる稜線は深い

5/4 9:17

ちょうど果無方面

5/4 9:18

よくネットとかで見る水車小屋

5/4 9:19

では近露方面へ。
商店街？を抜けて

5/4 9:19

ひとんちの横を通り

5/4 9:21

てくてく

5/4 9:26

えぇと、、なんだっけここ、、

5/4 9:27

後でログと突き合わせて調べよう
→高原池だそうで

5/4 9:29

近露まではあと6キロ以上もあるのか、！

5/4 9:29

次第に天候は回復傾向

5/4 9:30

真夏のよなひつじ雲？かな？

5/4 9:30

限りなく空は蒼いのだが

5/4 9:32

お地蔵さんよ、ど〜すればよろしいのさ

5/4 9:32

整備された路をゆく

5/4 9:33

ん？
なんか書いてあるぜ

5/4 9:34

なるほど。
用意は周到に、ってことだな

5/4 9:34

集落跡か。
石垣が続く

5/4 9:35

森を走る一本道

5/4 9:36

古道らしい石畳

5/4 9:44

5/4 9:44

近露の集落が近づくが、デカい杉が幅を利かせていた

5/4 9:45

これもネットでよく見るんだが、休憩所か？
休憩できるようにも思えず

5/4 9:45

ここは休憩所だな！すかさず休む

5/4 9:46

時間的にはまだ朝っていう時間だが、夕方のよな雰囲気。
古道に出没するもののけがいたずらしてるのか

5/4 9:53

名無し峠を通過

5/4 10:08

ほどなく

5/4 10:09

カッパがでそうな池を通過

5/4 10:14

ここは？？

5/4 10:14

この先にも王子がある

5/4 10:19

前をゆくのは大阪のオバちゃん

5/4 10:20

ここで立ち話、近露で一泊とのこと

5/4 10:21

オレの行き先を聞いて、ビックリしてた。ちなみにアメちゃんはいただかなかったwww
ここは大門王子

5/4 10:32

てくてく

5/4 10:44

5/4 10:45

さらにてくてく

5/4 10:50

5/4 11:01

十丈王子通過し

5/4 11:01

境内を抜けて

5/4 11:03

山道を

5/4 11:09

登ったり下ったり

5/4 11:12

夜は怖いだろな。。

5/4 11:13

ここには？

5/4 11:13

お地蔵さん

5/4 11:13

嘉永年間のもの。
古道のふるさを考えれば新しいほう

5/4 11:14

左は別の道

5/4 11:15

崩壊地をトラバースする

5/4 11:15

結構崩れてる

5/4 11:17

5/4 11:18

ここは

5/4 11:19

悪四郎屋敷跡を通過
相当なワルだったのか？

5/4 11:19

5/4 11:32

名無し峠を越え

5/4 11:42

車道が見える

5/4 11:42

彼方には大阪のオバちゃんたちが

5/4 11:49

軽快に歩いてた

5/4 11:53

古道には茶屋がそれこそ無数にあったようだ

5/4 12:02

はらへったー

5/4 12:17

説明版あって

5/4 12:17

なんか、この三つの月に姿を変えて神様が降りてこられたのが、熊野三山の始まりらしい

5/4 12:18

結構縦横に道が走るので

5/4 12:22

道標もそれ相応にある

5/4 12:23

切通を通過し

5/4 12:24

舗装道を挟んで

5/4 12:24

逢坂峠通過

5/4 12:39

坂を下ると道の駅だろうか？

5/4 12:40

腹が減ってたまらぬ。
道の駅はまだか？

5/4 12:41

5/4 12:42

橋を渡ると

5/4 12:43

大阪本王子

5/4 12:44

五輪塔？や

5/4 12:44

石碑が建つ

5/4 12:45

んで2つ目の橋

5/4 12:49

沢が多いから

5/4 12:52

橋がそこかしこにかかる

5/4 12:52

5/4 12:57

まわりこんで

5/4 12:58

涸れ沢を渡り

5/4 12:59

ほどなく

5/4 13:01

道の駅どす、
ここでキノコうどんとめはり寿司を食す。
ベルギーから来たという夫婦と話す、といっても翻訳アプリを介してだがwww

5/4 13:44

腹膨れたんで、山行再開。
ベルギー夫妻との会話は？？

5/4 13:48

おまぃさんたち速いねぇ、いやいやそうでもねぇだよ、おっきな荷物だねぇ、いやいやそうでもねぇだょ
などとアプリを介しての割には普通だったwww

5/4 13:50

岩混じりの山道歩いて、再び車道をかすめる

5/4 13:54

5/4 13:56

5/4 13:56

帽子の忘れ物

5/4 14:01

5/4 14:02

一里塚跡通過

5/4 14:03

下ったり

5/4 14:04

登ったり

5/4 14:04

杉中を

5/4 14:04

早足で進む

5/4 14:04

牛馬童子まで来た

5/4 14:05

石段を登り

5/4 14:06

さて姿を拝見

5/4 14:06

道の駅にりっぱなレプリカがあったが、それよりだいぶ小ぶりな牛馬童子だった。

5/4 14:06

牛馬童子かあるのは箸折峠

5/4 14:08

5/4 14:15

車道をかすめ

5/4 14:16

5/4 14:17

古道へ

5/4 14:21

ん？なんか里の気配

5/4 14:21

明日はこどもの日

5/4 14:22

里へ降りるようだな

5/4 14:22

花の名

5/4 14:22

知らず

5/4 14:23

舗装道に出て

5/4 14:24

ここはもう近露の集落

5/4 14:24

川の名は日置川

5/4 14:25

紀州は川がいっぱい

5/4 14:26

では

5/4 14:27

近露王子へ

5/4 14:27

ごく普通の神社どした

5/4 14:34

集落の

5/4 14:35

メインストリートを歩くが、暑くなってきた
近露のバス停を通過

5/4 14:36

てくてく

5/4 14:36

あじさい

5/4 14:36

梅雨の花

5/4 14:37

ここにも鯉のぼり

5/4 14:39

古道→に従って路地へ

5/4 14:41

青い空

5/4 14:41

こんなゆるい坂もつらい

5/4 14:42

5/4 14:42

なんつぅ花？

5/4 14:43

白いが、艶っぽい

5/4 14:48

学校を通過

5/4 14:48

連休だから誰もおらぬ

5/4 14:49

なおも舗装道

5/4 14:52

5/4 14:52

ここにもあじさい

5/4 14:55

んでなにやら道標

5/4 14:55

次の王子まではすぐ

5/4 14:56

分け入る

5/4 14:56

道端の花

5/4 14:56

5/4 15:03

鮮やかな新緑なのたが

5/4 15:04

山道に入った。
ここに来て足首に少々の違和感

5/4 15:11

この時はさほど気にもとめなかったが、、

5/4 15:11

お地蔵さん、完遂させておくれ

5/4 15:11

ん〜、どーしよっかな〜、っていってるような顔つき

5/4 15:17

まだまだやで

5/4 15:19

てくてく

5/4 15:22

目にも鮮やかな

5/4 15:22

ツツジが大胆に咲く

5/4 15:22

5/4 15:23

車道をゆく

5/4 15:23

祠にお願い

5/4 15:24

住宅地をすすみ

5/4 15:25

青い空に白い雲

5/4 15:30

5/4 15:40

5/4 15:40

途中に

5/4 15:42

またまたお地蔵さん

5/4 15:44

左上にすすむ

5/4 15:44

継桜王子まであとすこし

5/4 15:45

とてつもなく青い

5/4 15:49

森へ入るが

5/4 15:49

手前に鮮やかな花
色がどことなくシュウカイドウに似てるが、季節が違う

5/4 15:51

一里塚通過

5/4 15:52

登りの予感

5/4 15:53

山は深く

5/4 15:53

空の青とのコントラストがくっきり

5/4 15:54

人家がまばらになった

5/4 15:54

5/4 15:56

5/4 15:56

5/4 15:57

5/4 15:57

んでてくてく歩くと

5/4 16:00

ここが

5/4 16:00

継桜王子
末席から挨拶

5/4 16:12

5/4 16:23

お、中辺路にゃんだ

5/4 16:24

これもレコでよく見るオチッココーヒー
甘いコーヒーが飲みたかったんで、一缶購入

5/4 16:41

あの尾根を越えるか？

5/4 16:41

足首の状態がちょといかんな

5/4 16:50

5/4 16:50

小広王子まであとすこし

5/4 16:55

小広王子跡を通過して

5/4 17:06

この休憩所で幕を張る。
テントや食事の写真はなし。
なぜかってぇと、足首が明らかに普通じゃなく？気が気じゃなかったからなノダ

5/5 5:33

まんじりともしない夜を過ごし、翌朝。
足は回復、、とはいえん、、が

5/5 5:33

とりあえず進もう

5/5 5:33

どうか行けるとこまで行かしておくんなさい

5/5 5:34

左に進めば

5/5 5:34

熊瀬川王子

5/5 5:34

オラはこの方向へ

5/5 5:34

平坦道を経て峠越えが待つ

5/5 5:35

お〜

5/5 5:35

シャクナゲ！
華やか〜

5/5 5:36

峠への登り

5/5 5:40

根っこウネウネを通過して

5/5 5:40

5/5 5:41

ゆっくり登る

5/5 5:47

5/5 5:47

一里塚跡
昨日もおんなじ名前あった

5/5 5:49

陽が射す

5/5 5:51

5/5 5:56

黙々と

5/5 5:57

足を出すが、痛みが出てきたぜ

5/5 5:57

草鞋峠

5/5 6:10

日を浴びて

5/5 6:17

車道へ

5/5 6:18

この白いタイル（？）が古道の道順

5/5 6:19

5/5 6:22

迂回路へ

5/5 6:29

迂回路に入って最初の橋

5/5 6:31

5/5 6:33

この橋を渡ると

5/5 6:34

登りになる

5/5 6:36

ここまで、ゆっくりゆっくりと確かめるような速度

5/5 6:36

勾配増してきて

5/5 6:41

二連橋

5/5 6:43

鹿よけをくぐる

5/5 6:43

この辺も鹿の食害に悩まされてるのか

5/5 6:43

さらに勾配きつく

5/5 6:44

その上木段

5/5 6:47

ん〜〜、ここで決断、このスピードじゃあ、予定してる時間帯に目的地にたどり着けない、、苦汁の選択だが仕方なかろう

5/5 7:20

地図でバス停位置を確認し

5/5 7:29

バスを待つ。
悔しさ百万倍、、リベンジを誓う。
写真が中途半端に終わったのも反省、、

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS 1s オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

journey

お久しぶりでございます。
また音信不通になっておりましたが、重い腰を上げてUPいたしました。
振り返れば今年が明けて、一月の扇山〜百蔵山山行レコをUP後、一切揚げておりませんでした。
その間コロナも5類に格下げとなり、沸騰の夏が始まってやっとこさやり過ごし、その名残が現在も続いております。時の流れは速いもので、もうあとちょっとで2023も終わり、なんとか今年中にけりをつけたいと思い立ち、筆、というかキーボードを打つことに決めた次第。

さて、当レコは五月連休、世間ではGWというそうですが、昨年の小辺路に続いての熊野古道、中辺路レコでございます。
アクシデントに見舞われ、あえなく敗退の記と相成りましたが、今後の戒めの意味でUPしました。
時間の経過とともに記憶も徐々に薄れ、思い出しながらコメントを追加、コメントなしの写真もございますが、許されたし。

では、草々、ということで。