白毛門 ラッセルトレ

過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
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計画書
(更新時刻:2012/02/17 05:00) |
写真
感想
白毛門いってきました〜。
前泊の土合駅には、登山者がたくさん。
いい場所に空きスペースがあまりなくて、寝床を確保するのが大変〜。
近くのおじさんが、呻き声と泣き声が混じったようないびきをかいていて、
「なんか、幽霊みたい…」と落ち着かず。(だってここは魔の山!!)
軽く飲んで就寝して、翌朝出発!
白毛門への入り口を入ってすぐにわかんを装着しました。
けっこう雪深い!!
トレースがあるうちはよかったのですが、
先行者がいなくなり先頭に立つと、とたんにラッセル地獄。
踏み跡がない深雪を進むのがこんなに疲れるなんて!!
足をズボッと踏み込むたびに、太ももが悲鳴をあげるよう。。。
ほんと雪の中で溺れてるみたいでした。
急登になると、登ろうと体重をかける足元が崩れてしまって全然登れない。
荷重分散やステップの切り方などを教わりますが、なかなかうまくできない。。
しかし、わたし以外のみなさんは深雪をモノともせずに
ざっくざっく踏み跡を作って進んでいきます。
頼もしい〜!!
やはり時間がかかり、途中でタイムアップ。
登頂はあきらめ雪洞を掘りました。
見る見るうちにできていく雪洞。。
初めての雪洞でしたが、うわさに聞くとおり、中はとっても静か!!
外の風の音が全然聞こえません。
たしかにそこそこ暖かく、快適〜。(でも入り口付近はやっぱり寒い…)
なんか雰囲気もいいし、これはステキ♪
CL自らがふるまってくれた豪華鍋をごちそうになり、
飲んで語って、眠りにつきました。
そして翌日…
外に出ると、景色は真っ白!!!
あんぐりしてしまいました。ホント…。
昨日つけたトレースが完全に消えており、どこを歩いていいかわからない。。
頑張って作ったマイトイレも、道が埋まってしまってたどり着けず。
ちょっと道を外すと胸まで埋もれてしまう状態。。
乙女心で遠くに作ってしまったので、余計に大変…
一晩でこれだけ積もるとは!!
こういう状況は初めてだったので「これって…帰れるのだろうか…」と不安になりました。
ま、そんな風に思っていたのはわたしだけで、
先輩方はガシガシと道を作って下山を先導してくれました〜。
わたしは前日のラッセルでかなり疲れていたらしく
腕も足も力が入らない状態。バランスを崩したときに踏ん張ることができず、
何度も雪の中に転倒してしまいました。。
そんなわたしの様子を見て、トップでのラッセルは免除してくれて
先輩方がどんどん道を作ってくれました。
ううう、役に立たずにごめんなさい〜(;_;)
でも、頼もしい先輩たちで本当によかったー(>_<)
そんなこんなで無事に下山。
感想→ラッセルってツライ!
でも確かに、真っ白な雪の中にトレースをつけていくのは気持ちいいかも…。
疲れたけど、すごくいい経験ができました♪
リードしてくれる先輩方がいなかったら、絶対行けなかったと思いますが…(^-^;)
みんなのスピードについていけずに遅れ気味になっても、
急かさずに必ず見守っててくれるので安心して登ることができました。感謝!
すこしは体力ついたんじゃないかと思っていたけど、まだまだですね〜。
雪山シーズンもあと少し!!
まだまだ頑張って行きたいと思います☆
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