金剛山 小峠谷はアドベンチャラス
- GPS
- 06:11
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 669m
- 下り
- 663m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小峠谷…決して、ふつうのハイキングコースではありません。倒木も多く、堰提や滝は、私は自力で登れませんでした。 録ったログがヘンなことになってたので、手書きの部分があります。あまりアテになりませんので(^^;) |
写真
装備
備考 | 替えの靴下を持って行けばよかった。 |
---|
感想
山の会の山行で、小峠谷を歩いてきました。
正確には、「歩いてきた」というより「引っ張り上げてもらった」て感じです。
ある方が小峠谷(青崩道の西側の谷)を歩いていると、金剛山では見かけない白い石を見つけられたそうな。ちはや星と自然のミュージアムの方に話すと、「ぜひ行って調査してみたい」となったそうです。それで山の会で「専門家の方たちと一緒に小峠谷へ行きませんかー」と呼びかけ、まつまさの登山口から専門家の方々と一緒に登る組と、青崩側から小峠谷を登る組に分かれて、謎の白い石のあるあたりで合流し、専門家の方のお話をお聞きするということになりました。
私の力では小峠谷はキビシイ様子。ほとんど人が歩いていない谷ルートで、いつかの大雨でさらに荒れているとか…かなり迷いましたが、「フォローしてあげるからおいで〜」のお言葉に甘えて、青崩側から参加しました。
青崩トイレ前で集合。本日のリーダー、JiiJii隊長より「ま、汚い谷やけど、行きましょか」とのご挨拶があり、出発。R309を大阪側へ少し戻り、坂を下ります。おっと、いきなり堰提が! 隊長作の縄梯子登場。しかし、縄梯子で登るのがあんなに難しいとは。足がうまくかからない、体が左右に揺れる…結局、上から引っ張ってもらったり、下から足を押さえてもらったりで這う這うの体で上がりました。スタートしてすぐのことです。あまりにも自力で登れない私は、シュリンゲとカラビナをつけてもらい、引き上げてもらうことに。うーむ、今日の山行は想像以上に難易度が高そうだ。
滝や堰提が現れるたびに、どこから巻くのか、こっちの方が登りやすそうとか会話がとびかいます。私には、全く足がかりがないように見える斜面をひょいひょいとスパイダーマンのように登る方もおられます。女性の先輩会員さんたちも「いやぁ、危ないなぁ」と言いながら、ちゃっちゃと登ります。前の方のマネをしたつもりでも私には同じように登れません。私の順番がくるたびに、後ろから「papi-leoさん、待っときやー」と、あの手この手でフォローしてくださいます。下ろしてもらったロープや縄梯子を掴んで上がろうとしても、体が左右に揺れたり、足がかりが見つからなかったり。えらいこっちゃと思う反面、なんだか楽しい。引っ張り上げてくださる方は、重くて大変だったと思います。
途中で洞窟がありました。ヘッデンをお借りして、中をのぞきました。何もないけれど、人の手で掘られたようにきれいです。さらにしばらく行き、ほとんど水の流れもなくなったあたりで白い石が。
まつまさから上がってきたグループと合流し、専門家の方のお話を聞きました。学生時代、地学が苦手だった私ですがちゃんと聞きました。でも、説明はできません。(要するに、理解してないのか) 興味のある方は、ちはや星と自然のミュージアムに行って聞いてください。理解してないのに、ちゃっかり石のかけらは持って帰ってきました。
それから、水分道へ出て、青崩道へ。本日はここで解散。山頂まで行く人、もう下る人、お好きなように。せっかくやから山頂まで行こうかなぁと思ったけれど、ご飯を食べたら「今日の私はじゅうぶん頑張った! 帰ろう」と下山組へ。
水越峠に下ったことがほとんどないので、青崩道も初めてです。谷を歩いてるときは気づかなかったけれど、暖かくて晴れた秋の日で、気持ちよく下りました。
ひとりでは決して入ることもなければ自分の力では登れないルートですが、皆さんのおかげで経験できました。吸収率が低いわたしですが、いろんなことを教えてもらえるのがすごく楽しいです。
それにしても、引っ張り上げてもらうことを考えれば、やっぱり痩せないとなぁ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
大人数でスゴイ所を登られましたね。
小峠谷は私もまだ未踏、国道からの取付きがよくわかりません。
ぜひ行ってみたい所です。写真を拝見するとなかなか面白そう。
雪が降る前に機会があれば挑戦してみたいです。
コメントありがとうございます。
行ってみたら、ほんまにスゴイ所でした(笑)
それでも「papiは無理やから、来たらあかん」など言わずに
「フォローしてあげるから、おいで」と言っていただけて感謝です。
皆さんに助けてもらった私が、超人親子(?)のakipapaさんに
「ぜひ行ってみてくださいね〜」とは言えませんが
ガードレールから坂になってるところを下りて、沢を渡りました。
沢に下りるとき、梯子状に足がかりのようなものがありました。
洞窟は頭より高い位置にあるので、見落とし注意です
papi-leoさん、こんにちは!
さすが金剛山を知りつくされた方が主宰される山の会。
すごい所へ行かれますね
まあその山行に行かれるpapi-leoさんもあらためて只者ではないと
感じました。katatumuriはカラビナや大堰堤の写真だけでビビって
しまいました
お疲れさまでした。
主宰される方だけでなく、他の皆さんもすごいです。
迷いこんだかのようにレベル違いの山行に参加してる私を、
男性も女性もテキパキとフォローしてくださいます。
私? 基本、いっちょかみ気質なんでしょうね
夏になんちゃって沢登りで痛感したんですが、やっぱり体重重いと大変ですよね。
引っ張り上げられる事は1度しかなかったですけど、腕力が必要なところではもたついたりして^^;
なにわともあれ、無事帰還お疲れさまでした^^
なんか、プロフィール写真がえらいカッチョ良くなってますやん!
イメチェンですか?
最近、つくづく思うんです。私って、年がら年中、歩荷トレしてる?
自分が重いのは自業自得ですが、引っ張り上げてくれる方には申し訳ないですね。
と言いつつ、具体的に何も生活変わってませんけど
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する