磐梯山

1998年05月01日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.0km
• 登り: 687m
• 下り: 672m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 1:25
• 合計: 6:10

7:45 八方台登山口
8:15 8:20 中の湯
9:20 9:35 弘法清水
10:00 11:00 磐梯山
11:20 11:25 弘法清水
12:35 11:35 中の湯
12:55 八方台登山口

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

感想

nabekuni

5月1日　曇りのち晴れ
　五色パラダイスキャンプ場0710-マイカー-0725八方台

　八方台0745(30)0815中ノ湯0820(1:00)0920弘法清水0935(25)1000磐梯山1100(20)
　1120弘法清水1125(5)1130噴火口1150(45)1235中ノ湯1235(20)1255八方台(計3:25)

　八方台1330-マイカー-1400押立温泉1515-2100君津

　0500起床。曇り空で、外は少し肌寒い。炊き込みご飯の朝食を食べ、撤収して出発。
　ゴールドラインの途中に登山口の八方台がある。八方台にはかなり広い駐車場があり、5〜6台の車が停 まっていた。
　八方台を出発する頃には青空が広がって来た。気温は9℃で少し寒い。中ノ湯温泉への道はかなり幅が広 く、たぶん温泉に荷揚げのため車が通るのだろう。途中残雪が少しあったが、たいしたことはなかった。中 ノ湯は閉鎖されていた。冬季の閉鎖からまだ、開けていないようだ。
　中ノ湯からは本格的な山道になり、傾斜もきつくなった。大したことはないとナメていたが、結構登り応 えがある。弘法清水に着く頃にはすっかりガスに包まれてしまった。気温6℃で風も強いので非常に寒い。 弘法清水には2軒の小屋があった。弘法清水小屋と岡部小屋の2軒でどちらも閉まっていたが、小さな小屋 なので売店と休憩のみで宿泊はできないみたいだ。弘法清水では昨日安達太良山で一緒だった4人パーティ ーに出会った。彼らは下山するところだった。
　1000山頂着。ガスで展望はないが43座目の百名山である。登頂祝用のビールを車に忘れてしまった。くや しー！　代わりにココアで登頂を祝った。
　山頂で休むうちに次第に晴れて来て、吾妻連峰や飯豊山が見えて来たが、昨日登った安達太良山は雲の中 だった。次々に登山者が登ってくる。さすがに名峰会津磐梯山である。山頂には閉まってはいたが岡部小屋 の売店があった。
　次第に天気が回復するのでしばらく待ってみたが、スッキリ晴れないので1100に下山開始。弘法清水から 真っ直ぐ降りずに、噴火口を経由した。登りの時にはガスでなにも見えなかったが、帰りはほとんど晴れて 、荒々しい噴火口と麓に広がる森と沼が非常に美しい。まさに「うつくしま、ふくしま」である。
　下山途中で昨日キャンプ場で会ったツェルト泊の2人組に出会った。雄国沼から猫魔ヶ岳を越えて来たら しい。猪苗代に車を置いているので、再度磐梯山を越えていくとのこと。すごい。
　八方台に着く頃には快晴になってしまった。もう少し山頂で粘ればよかったかも知れない。
　駐車場には車が15台程駐車していた。大半は登山者のものだ。気温18℃、さわやかで気分の良い天気だ。
　八方台から下る途中見た磐梯山は裏磐梯からとは対照的に端正な美しい姿だ。
　麓の押立（おったて）温泉で汗を流した。この温泉（吉田館？）は安政年間の創業とかで、百年以上の歴 史がある、由緒ある温泉宿だった。日本庭園が非常にきれいで、木々に囲まれた露天風呂もなかなか素晴ら しかった。風呂の脇に大きな桜の木があり、今がせ満開の桜吹雪の中で贅沢な気分にひたった。
　帰りも東北道で帰ったが、浦和料金所の前後で渋滞があったもののたいした事は無く、2100に我が家に到 着。
　今回は安達太良・磐梯とも最短コースを辿り、2日で百名山を2座極めるお手軽コースだったが、天気も まずまずでオートキャンプも楽しめて良い山行だった。