偽水晶山(苅田・等覚寺第二駐車場より往復)
- GPS
- 03:40
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 298m
- 下り
- 294m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 3:38
天候 | 曇り〜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
簡易トイレも設置されています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜広谷湿原までは、心地よい道。 広谷湿原〜鉄塔までは、舗装道。 鉄塔〜偽水晶山は、薮漕ぎ箇所が続きます。 道迷いは、鉄塔〜少し下った所で、水晶山への道と平行し、どちらも薮漕ぎ状態なため、注意が必要。間違えて、水晶山への道に入ってしまいました。(10分程進んで戻りました。) 鉄塔〜偽水晶山への道は、平行する薮漕ぎ道の右側で、松の木があるあたりから、上り始めますが、水晶山への道は、偽水晶山を左から巻いて行くようです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
今年になって、突然、登山を始めた私を見て、「私も挑戦してみたい」と言い出した私の母(70歳)を連れて、初めての二人での親子登山(私が子どもです)となりました。
行き先は、先日、苅田の高城山に登った際に、登山口を下見しておいた「苅田・等覚寺登山口」からの貫山登山コースを使っての「偽水晶山」にしました。
等覚寺登山口には、広い駐車場があり、簡易トイレも設置されています。
駐車場には、「第二駐車場」と記してありましたが、「第一駐車場」がどこなのかは、わかりませんでした。
「高城山」と同様で、駐車場の登山口には、ちゃんとした案内板も設置されており、安心して登る事が出来ました。
序盤は、未舗装の林道を歩いて行くのですが、歩き出して、すぐ、左側に、山伏がしようしていた登山道がありました。ここから、林道をショートカットして、青龍窟方面へ登れる様です。
今回は、母親と一緒ということもあり、また、目標の「偽水晶山」からは、青龍窟は、遠くなるので、辞めときました。
林道を5分程、進むと、右側の視界が開け目指す「偽水晶山」が見えて来ます。
稜線の1ピークに過ぎないので、どれが「偽水晶山」なのか、分かりにくいですが、二つの大きな鉄塔が見えるので、それを目印にすると安心です。
その鉄塔から、稜線を辿って、一番高いピークが「偽水晶山」です。
間もなく、貫山方面の登山口分岐が現れます。
ここで、林道と分かれます。
この登山道は、土が程よい堅さで、草もあり、子どもの頃よく歩いた「田んぼあぜ道」的な感触で、とても心地よい道です。あたりも、木がなく、高度をあげるたび、振り返ると展望がどんどん開けてきます。
草刈りもしてあるので、本当に歩きやすい道でした。
ただ、夏は、(南側斜面を登っているので)日差しがもろにあたって、暑いだろうな。って思いました。
しかし、今回は、曇り空なので、本当に気持ちよかったです。
登っている方向の先には、二つの鉄塔がそびえています。
そこまで直登するのかな?って思っていたら、道は、直登せず、左側(西側)に曲がって行きます。
そして登り切った先に、見えて来たのは、福岡県唯一の湿原である『広谷湿原』です。
初めて来たのですが、美しかったです。
一瞬、ここは、九重か?
って思うくらいでした。
そして、その湿原に沿う様に、平尾台から伸びている舗装道の林道があり、その道に合流しました。
ここで、広谷湿原を見下ろしながら、しばし休憩!
舗装道を鉄塔の方へ歩いて、偽水晶山を目指します。
ほどなく、二つの鉄塔に到着!
右側の小さな鉄塔から、稜線が偽水晶山に伸びているので、分岐は、どこかな?って注意しながら歩いて行くと、その鉄塔に沿う様に、草に覆われた小さな道を発見!
この分岐には、案内標識等は、ありませんでした。
偽水晶山は、はっきり見えているので、間違えはないだろうと、思って進んでみましたが、想像以上に草が覆い茂っていて、不安になってきました。
鉄塔から、ジブンの背丈位ある薮の中を、少し下ったところで、古い「木の柵」があり、二つの道が平行している箇所に出ました。
ここで、薮の薄い、それこそ、道っぽい、柵の左側に入ってしまいました。
これは、間違えでした。
しかし、右側の道は、これまで以上に、薮が伸びていて、不安が増したんだと思います。
間違えた道をとりあえず、進んで行くと、薮も少なくなり、これでいいだろうと思い込んで、どんどん進んで行きます。
が、目指していた「偽水晶山」に登る気配はなく、「偽水晶山」の左側を巻いて進んでるようです。
そこで、初めて「これは、水晶山に繋がる道」だと気づきました。
先日登った水晶山山頂手前付近で、合流した道があったのですが、そこに出る林道なのだな。と分かりました。
地図にも記載があるその道は、林道として載っていましたが、「これが林道か?」って言う程荒れている道でした。
もう少し先に進んだら、どこかで、偽水晶山に登る道があるかもしれない。と淡い期待をもったりしていたのですが、そこで、突然、雨が降り出しました!
ある意味、有り難い天の恵みとなちました。
ここで、慌てて、木の下で、雨具を取り出し、着て、もう戻ろう!って冷静になることが出来ました。
で、戻って行くと、すぐに雨が止んでくれました。
そこで、先ほどの間違えた道を、今度は右側の道を進んでみました。
すると、すぐに、松の木の下に赤いテープがあり、これが、「偽水晶山」への登山道だとわかりました。薮も薄くなりました。
前方に、ピークも見えてます。
そこから、10分程で、「偽水晶山」山頂に登頂することが出来ました!
山頂は、10人ほどがたてるくらいの広さしかありませんが、360度の大展望でした!
母親も感動しまくりで、「なんで、偽なんて変な名前なんやろうね?」と言ってました。
北側:足立山〜戸ノ上山(小倉南区の町並み)
北西側:貫山
西側:平尾台=四方台(鉄塔の真後ろに、福智山も山頂が見えます)
南西側:平尾台=広谷湿原の後方に、牛斬山、香春岳
南側:みやこ町の町並み(遠方に、英彦山〜鷹巣山)
南東側:高城山(周防灘、遥か彼方に、鶴見岳、由布岳、国東半島)
東側:水晶山(曽根干潟、北九州空港)
北東側:新門司港
こんな感じの大展望でした!
母と二人で、絶景を楽しみながら、お弁当を食べました。
と、雨がまた落ちて来たので、来た道をゆっくりと下山しました。
今回のコースは、見所満載のハイキングコースでした。
時間があれば、広谷湿原に下りてみたり、青龍窟に行ったり、また、貫山に行ったりと、多彩なコースが組めると思います。
コメント
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josephさん。
親孝行、お疲れさまです!
天候は雨に降られて残念でしたが、大きくなった息子と登れて、きっとお母さんは嬉しかったでしょうね〜
⇒写真37の満面の笑みでそう思います
大きくなっても”子供”は”子供”ですもんねww
maltenさん。
コメントありがとうございます。
そうですね。私もまさかこの年齢になって母と登山するとは思ってもいなかったので、当初は、母が登れるか、心配したのですが、いきいきと登っている姿を見て、嬉しかったです。
山頂で、お弁当を食べてる際も、子ども扱いされました(苦笑)
また、一緒に登りたいと思います。
親子登山素敵ですね♪
今回は息子さんとではなくお母君と、頭が下がります(((^_^;)
1年ほど前に偽水晶と水晶をピークハントしましたが、やはりその時も道の踏み跡が薄く一部ブッシュ化してたところがありましたf(^^;)
すぐ傍の貫山に比べ、訪れるハイカーが少ないのは残念です(・_・)
あれだけの大展望があるのだからもっと人気が出てもおかしくない山ですよね♪
Shu1102さん。
コメントありがとうございます。
息子と登る時とは、また違った楽しさがありましたよ。
偽水晶山も、水晶山も、Shu1102さんも、登られたのですね。
おっしゃるとおり、薮漕ぎが多くて、びっくりしました。
偽水晶山は、展望が本当に素晴らしいので、もっと多くの人に訪れて欲しいです!
やはり、平尾台や貫山に隠れてしまうんでしょうか。
地図にも、偽水晶山の記載は、ないみたいですしね。
苅田からのコースは、変化もあって、楽しいハイキングになると思うんですが…。
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