金時山（金時娘と金太郎に出会う旅）＃175

2014年11月30日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.5km
• 登り: 496m
• 下り: 608m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:00

8:40 乙女峠バス停
9:20 9:20 乙女峠
9:20 9:20 乙女峠
9:20 9:20 乙女峠
9:50 9:50 長尾山
10:40 11:20 金時山
11:40 11:40 金時神社（矢倉沢方面）分岐
12:20 12:20 金時宿り石
12:30 12:30 公時神社
12:40 ゴール地点

天候

曇り＆キリ(残念！山頂からの富士は望めず）

アクセス

利用交通機関：

バス

御殿場IC降りる

コース状況／危険箇所等

前日の雨のせいもあり、全般的にぬかるんだ山路だった。
金時山の山頂付近は、岩場や路の端が切れ落ちている個所に注意！

写真

11/30 8:40

乙女トンネル手前の登山口

11/30 9:26

乙女峠に着くも展望は効かず

11/30 8:07

本当はこのような富士山が望めたのだろうが・・・
写真は、この日「足柄SA」で撮影したものです。

11/30 9:38

稜線の林のガスは、まとわりついて晴れない。

11/30 9:50

長尾峠

11/30 10:08

半円形にしなった枝

11/30 10:07

枝先には、魔物がぶら下がっていた。
晴れないのは、コヤツの仕業か？
鼻先に傷を負った手負いの猪のせいか？

11/30 10:44

金時山頂が近づく

11/30 10:47

金時娘の茶屋
中に娘？がいました。何か怒鳴ってるようでしたが・・・

11/30 10:50

今日は、方位盤も役に立ちません。

11/30 11:45

展望を得られぬまま下山にかかる。

11/30 11:46

矢倉沢峠方面と別れる手前で、光る「芦ノ湖」が見えた。

11/30 12:17

金時の宿り石

11/30 12:21

金時神社奥の院

11/30 12:26

金時の手鞠石

11/30 12:35

公時神社に参拝

11/30 12:41

ミツマタと紅葉

ツチグリが落ちていました。

11/30 12:42

紅葉を愛でる金時娘たち

11/30 13:02

「ふじみ茶屋」にあった「金太郎と熊」
「金太郎のお尻をなでると、良い子に育ちます」と書かれているせいか、お尻がピカピカに光っています。

撮影機器：

LUMIX DMC-LX7 パナソニック

感想

ahiru-papa

　金時山への山行は、山悠会として過去2回計画されたが、いずれも悪天候等で流れてしまっていた。
　今回は、文字どおり3度目の正直の山行だ。
　だが、やはり魔物はいた。それは「霧（ガス）」である。
　早朝、星がきれいに瞬く快晴であったが、バスが高速に乗ると直ぐに「キリのため一部区間通行止め！」との電光掲示板が点滅！
　あきらめられない私たちは、下道をなんとか辿り、予定より1時間近く遅く足柄SAに。
　SAの駐車場からは期待どおりの「真っ白な富士の姿」を見ることができ皆感動！
　しかし、金時山方面は、雲がモクモク？　乙女峠や山頂から期待通りの大富士が見えるかどうか怪しくなる。
　登山口に着き、すぐに登り始めるが、昨日の雨で落ち葉の登山道は、ぬかるんでいて滑りやすい。
　疲労も溜まらないうちに乙女峠に着くも、ガスに包まれ展望は効かない。
　せっかく用意された富士山記念撮影用の展望台も、我々には役に立たず、荒れ果てた峠の小屋の雰囲気と併せ、何か戦場の砦のように感じた。
　あきらめずに頂上での天候回復を信じて、金時山を目指す。
　長尾山を経て、山頂直下の岩場を超えると、ガスの中、待望の金時山の小屋が見えてきた。
　しかし、皆で雲が去るのを祈ったが奇跡は起こらず、金時茶屋も金太郎茶屋も相変わらずガスの中。
　悪天候にも関わらず、岩だらけの山頂はハイカーでごった返していた。皆、我々と同じ思いなのだろうが、誰も文句を言う人はいない。みんな心の中の富士山を思い浮かべているのだろう。
　軽い昼食を済ませ、公時神社を目がけて下山にかかる。
　矢倉沢峠方面との分岐付近で、芦ノ湖や仙石原が雲間からわずかに見えた。
　途中、「金時宿り石」、「金時神社奥の院」、「金時の手鞠石」などの苔むした巨岩を拝みながら、立派な造りの公時神社に降り立つ。
　神社からバス停に向かう沢のほとりには、素晴らしく紅葉したカエデ類やミツマタの花などが、我々に「また来ると良いよ！」と言っているようだった。
　いつか、真っ白な富士山に会いにまた金時山に来たいと思った。

　

コメント

o-san

富士山も老若男女の前で恥ずかしがり
束の間の晴れ日ということで老若男女で賑わっていたが、肝心の富士山は霧の中、次回に期待。