カナダ・Moonlight WI4 100m・カナナスキス

2014年12月02日(火) [日帰り]

コースタイム

10:20 Parking
11:20 取付き
11:45 登攀開始
14:45 懸垂下降開始
15:45 取付き
17:00 Parking

コース状況／危険箇所等

・前日ガイドパーティが入っていたそうで、トレース有でした
・氷の付きは例年に比べ良くないそうです（消息筋）

写真

12/2 11:29

着きました
下から見ると高さも傾斜もよくわからない

12/2 12:12

1P目はWI3です

12/2 12:19

通常は左上の洞窟でピッチを切るらしいのだが、、、
そのまま行ってしまいました、、、

12/2 15:17

2ピッチの登攀が終わり、
木のアンカーから懸垂開始

12/2 15:34

懸垂三回目
70mロープ一本で最後は宙吊りw

12/2 15:35

洞窟の中に懸垂支点があります

撮影機器：

PENTAX K-5 ペンタックス

感想

Tomahawk

キャンモアのクライマー・Toshiに連れられて車で一時間くらいのところにあるMoonlightというルートに行ってきました。アプローチは平坦な道を一時間程歩きますが、前日ヤムナスカのガイドパーティが入っていたため、トレースがバッチリありました。滝の下部は氷の付きが悪く、所々雪が混じっています。上部、洞窟から上はブルーアイスでした。

リードはもちろんToshi君に一任し、フォローに徹しますが、強いToshi君は周辺の氷の質が悪かったからか1P目終了点の洞窟を無視し、そのまま傾斜の強い滝に突入。70mロープ一杯のピッチを作ってしまいました。

フォローの僕は洞窟あたりで完全にパンプしてしまい、地獄のような残り15mを過ごしました。なんとか1P目を修了し、残り10mくらいの短い2P目をこなしてトップアウト。そのまま素早く懸垂に入りました。

懸垂は70mロープ1本で三回です。一回目は木から、二回目はアバラコフ、最後三回目は地面にロープが届かず3mくらい宙に浮いており、結局飛びましたが、下地が深雪だったので助かりました。ロープは二本有った方が良いですね。しかし、アイスは持久力が試されます。良いパンプ経験になりました！

残り時間、今後の予定を考えるとこれがカナダ最後の山行になりそうです。またいつか戻ってきたいと思います。

コメント

mizuki

いよいよ帰国ですか、、、。
下部は傾斜もゆるく処理が楽そう。核心部は洞窟から上のヴァーティカル部分ですね。日本にも似たような氷瀑が山梨県にありますよ。

研修を終えて、ポケットがはちきれそうにいっぱいになったことでしょう。せっかくだから、少しずつ取り出して日本でも使わなきゃ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　mizuki

Tomahawk

Re: いよいよ帰国ですか、、、。
そうですね、バーティカルな核心部突入時点で既にパンプが始まってましたので、
前腕がはち切れそうでした。。。
そうですね、引き続き沢山山に登って、
学んだ技術や知識を活用して、日々研鑽していきます
mizukiさん、カナダでの山行、見守って頂き、ありがとうございました