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記録ID: 5574453
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積雪期ピークハント/縦走
中国山地西部

市間山(1108.8)〜立岩山(1350)往復

2023年06月04日(日) [日帰り]
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天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス 戸河内 上田吹奥の林道(舗装路)は一部凹みがあり、車(マイクロバス)での走行は無理と判断し、林道入口から市間山登山口まで歩く羽目になった(約50分)。
コース状況/
危険箇所等

     市間山(1108.8)から立岩山(1350)まで往復

日時:2022.05.27(土)    天気:曇り時々晴れ
コース:上田吹〜林道臼谷線(舗装路)〜林道分岐〜市間山登山口〜市間山〜立岩山往復
メンバー:とあるグループ男女併せて10数名
 
 今回のコースは市間山および立岩山までの往復。いつもなら戸河内の上田吹から市間山の登山口までは舗装された林道を使って車で出かけられるのだが、中間点辺りで路面が部分的に凹んでいるので市間山の登山口まで歩かねばならない(時間にして50分余り)。それから市間山の登山口から立岩山まで往復するとなると4時間30分前後。林道のスタート地点から市間山までの往復となると実に6時間前後の歩行時間。それに加え、休憩や昼食時間をあわせると1時間プラス。 結局、両者をあわせて7時間近い登山行動、果たして全員無事に歩けるのかどうか心配してはいた。
 ところがコースを全体を振り返って見ると、きついのは市間山登山口から市間山への登りと最終目的地である立岩山への手前の最低鞍部からの15分余りの登りだけでだった。

  市間山から立岩山手前のきつい上りの手前(最低鞍部と思われる)まではブナやミズナラなどに囲まれた緩いアップダウンの繰り返しでグリーンシャワーを浴びながら快適に歩くことが出来、体力的には心配するほどでもなかった(樹林帯の中を歩くので展望はまったくない)。
  立岩山への最後のきつい上りを登り終えるとわずかばかり下って狭い小径をトラバース状に登る。すると小さな岩場に出くわし、垂れ下がった細いロープを使ってわずかに登ると狭くて明るい山頂に突如として出る。   10数人が立てるくらいの露岩の上だが、ここから今回初めての展望が得られる。向いには十方山を始め奥三ツ倉から内黒峠に連なる山々がパノラマ風に見渡せ、眼下には立岩ダムを見降ろすことが出来る。
  
  狭い山頂での展望を楽しんだ後は、そのまま登って来た道を引き返す。始め短いロープを使ってわずかばかり下ると小規模の岩場が続く。その後、わずかばかり下って明るい樹林帯の中を登ると登り時に使った急斜をどんどん下る。10分ばかりで一番低いと思われる鞍部に達し、ここからブナやミズナラなどの樹々に囲まれた展望の利かない樹林帯の中を緩やかなアップダウンを繰り返しながら上がる(まさにグリーンシャワーそのもの)と立岩山から約1時間で市間山の山頂にたどり着く。
  山頂から登って来た道をそのまま下ると(傾斜は結構きついので足元には十分気をつけること)約50分余りで市間山の登山口に。その後、登山口から林道入口まで歩く積りだったが、崩壊箇所まではマイクロバスは入れると判断し、連絡と取ると何と崩壊箇所を越えてやって来た。おそらく崩壊箇所が分からず、どんどん上がって来たと思われる。ところが、気が付いた所でバック出来る訳でもないのでそのまま強引に上がって来たのではないかと思われた。それにしても自家用車でさえも無理ではないかと思われる場所をよく上がって来たものだと感心した。
  マイクロはどの辺りでUターンしたのか分からないが、崩壊箇所手前で10数人が乗ると車(バス)が痛むのでこれを越えた所で全員乗車。その後は何事もなかったように無事、帰ることが出来た。
  
  (参考タイム)
  (往路)
  上田吹奥の林道入口(0.40)林道分岐(0.10)市間山登山口(1.15)市間山(0.40)立岩山  
  手前の最低鞍部(0.30)立岩山 計 0.50(林道歩き)+2.25(山歩き) 併せて3.15時間
  
  (復路)
  立岩山(0.30)立岩山手前の最低鞍部(0.45)市間山(0.55)市間山登山口(0.10)林道分    岐(分岐より10数分?下った林道からマイクロバス乗車) したがって立岩山から市間山登    山口までは2時間10分位。
  
  (感想)
   立岩山には筒賀からの往復を含め少なくとも3〜4回位は登っている。やはり本流は戸河内の上田吹(かみたぶき)からの往復であろう。現在は林道中間点辺りで一部崩壊(というより凹みに近い)しているので林道スタート地点から市間山登山口まで50分余り歩かねばならない。
   それに加え、市間山登山口から立岩山までの往復で4時間30分余りかかる(ただ前述のようにきついのは市間山への上りと立岩山手前の最低鞍部からの20分足らずの上り)。
     立岩山山頂からの展望を除いては展望は全くない。それに代わって楽しめるのはブナやミズナラ林の他、登山道脇にサルメンエビネなど他では見ることが出来ない花が咲いていたことだ(私は余り関心がないので草花の名前を殆ど知らないが)。いずれにしても草花に詳しい友人・知人と登れば楽しみは一層増大すること間違いなし。
その他周辺情報 道の駅「戸河内」から上田吹の林道入口までは車で20数分。危険個所はまったくなし。
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