阿蘇山と杵島岳
- GPS
- 04:00
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 251m
- 下り
- 362m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
JR長崎駅→JR諫早駅(島原鉄道に乗り換え)→多比良駅駅 徒歩で多比良港へ移動 多比良港から長洲港へ有明海をフェリーで渡る JR長洲駅→熊本→JR阿蘇駅 当日 (2008年8月12日) JR阿蘇駅前から阿蘇山ロープウェーのりば「阿蘇山西駅」までバスで移動 阿蘇山の中岳のすぐ西側にあった駅までロープウェイで移動 ※阿蘇山の火山活動が活発化した現在、阿蘇山ロープウェーは廃止されている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
阿蘇山の中岳から草千里休憩所までは舗装された遊歩道 草千里休憩所から裏手に回って杵島岳への道も舗装された遊歩道とコンクリート製の階段になっていた。 |
その他周辺情報 | 前泊: 阿蘇の司ビラパークホテル https://asovilla.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
半袖Tシャツ
短パン
リュックサック
サングラス
スニーカー
飲料500ml
時計
デジカメ
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感想
今から約16年前の山行記録です。
長崎に仕事で出かけ、その翌日と翌々日がフリー。九州を横断して航空自衛隊の築城基地へ支援戦闘機のF-1の姿(当時はまだ飛んでいた)を見に行こうか検討しましたが、ちょっと遠すぎるし、私が行ける時間帯に飛ぶかどうかもわかないため断念。
代わりにもっと長崎に近くて楽しそうな場所は…と探して見つけたのが阿蘇山でした。当時は登山やハイキングにこれといった興味があったわけではありません。何となく地図を見て思い立ち、フェリーで有明海を渡れば夕方には到着できることがわかったので、早速宿を予約しました。
前日の朝、二日酔いの頭で長崎を発ち、諫早駅で乗り換えて多比良駅へ。ここはサッカーで有名な国見高校の街なんですね。駅にサッカーボールのモニュメントがありました。
多比良駅から港までは徒歩。乗船して長洲港へ。雲仙岳が遠ざかっていきます。長洲港から長洲駅まで歩き、再び電車に乗って阿蘇駅へ。夕闇迫る時間帯にホテルにチェックインしました。
阿蘇まで来たものの、阿蘇山がどんな山なのか知りません。有名なので名前は聞いたことがある程度の認識でした。調べてみると、レストハウスの裏側に杵島岳という山があって手軽に登れるらしい。阿蘇山にロープウェイで行くのは「登山」じゃないよね、杵島岳なら自分の足で登れそう。行ってみるか。
翌朝、阿蘇駅からバスで阿蘇山へ。記憶ではロープウェイ駅のすぐ近くまでバスで行けました。ロープウェイの山頂駅から降り、ほんの2〜3分歩いたところが噴火口でした。火口の底にエメラルドグリーンの水があり、そこから白い蒸気がもくもくと湧き上がっています。こんなに活発に蒸気を出しているけど、爆発しないのか?と若干の不安を感じつつ、一人でまったく知らない土地を観光していることに嬉しさを感じました。
遊歩道を歩いてレストハウスへ。ラーメン昼食を取り、裏手の杵島岳へ。杵島岳への道は舗装されて歩きやすくなっていましたが、誰もいません。流れていく白い雲を見ていると、何だか淋しく、怖くなってきました。小心者ですね。引き返そうとしたところ、下から4名グループが登ってくるのが見えました。これでもう淋しくないぞ!
話をしたところ、阿蘇のライダーハウスに泊まっている方々でした。お互い旅の途中の身。一緒に風景を眺め、写真を取り、身の上を語るうちに距離が縮まりました。
レストハウスに戻ったところで「これからの予定は?」「何もありません。今日は熊本のホテルに泊まるだけです」「時間があるなら阿蘇の素敵な場所を案内してあげるよ!」ということになり、見晴らしの良い峠道や鍋ヶ滝などを案内していただきました。
仕事の人間関係で悩んでいた時期だったので、偶然の出会いから私を受け入れてくれて、とても楽しい一日にしてくれたことに感激・感謝しました。
この日の山歩きはプチハイキングに過ぎませんでしたが、「山っていいな」という気にさせてくれました。子供の頃、父に連れられて何度か丹沢を歩いたことがあったな。横浜に戻ったら丹沢を歩いてよう。そして、今日に至ります。この日の出会いがなかったら、丹沢を歩くことはなかったでしょうし、ヤマレコにも出会うこともなかったと思います。
いつかどこかでまた会えたらいいな。
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