剱岳北方稜線

コースタイム
馬場島 5:30 - 赤谷(アカダン)尾根取り付き - 赤谷山頂 13:00- 赤ハゲ手前幕営
4/30
幕営地 5:30 - 8:00 大窓 - 10:00 大窓の頭 - 13:20 小窓 - 16:40 三ノ窓幕営
5/1
幕営地 5:00 - 7:30 剱岳山頂 - 9:40 早月小屋 - 11:50 馬場島
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
明け方は雪がしまっており歩きやすいが、日が当たり始めるとグズグズになる。 トレースがあり、また天気も良かったので良いペースで歩けた。 ■温泉 上市 アルプスの湯 馬場島は時間が早いとお湯がはっていないときがある ■食事 滑川 IC の近くには食べるところがあまりない。 道の駅ウェーブパークなめりかわでホタルイカ、白えびが食べられる。 もっともホタルイカなどは IC 近くのスーパーのほうが安い。 ■登山届け この時期の剱岳は事前に登山届けを富山県に送付することが義務付けられている http://e-toyama.net/webapps/service/service_detail.jsp?c_code=16000&s_code=1709&p_code=%90%CF%90%E1%8A%FA%82%C9%82%A8%82%AF%82%E9%99%9B%8Ax%82%C6%82%BB%82%CC%8E%FC%95%D3%82%CC%93o%8ER%93%CD |
ファイル |
非公開
5639.xls
計画書
(更新時刻:2012/04/23 12:59) |
写真
感想
■コース概要
技術的に難しい要素はなく、体力系といえる。
池ノ平から小窓までは九十九折りに折れ曲がった尾根のアップダウンをひたすら
歩き続ける。
今回は三ノ窓への懸垂でロープを一回出したのみであった。そのほか、小窓への
下降はロープを出したほうが良かった程度。登りでは必要を感じなかった。
先行者にだいぶ助けられたが、トレースのない状態であればもう 1 日欲しい。
■1 日目
今シーズン最後の大物は剱岳北方稜線。
馬場島から早月尾根登山道と左に分かれて、取り付きまで 1h ほど。
橋を渡り、その先の取水口までいけばそれは行き過ぎ。
少し手前の適当なところで尾根に取り付く。
途中まではほとんどやぶ漕ぎ。雪があればラッセルで非常に苦しむだろう。
雪が出てきたところで適当にアイゼン装着。厳しいところはなく、尾根歩き +
アルファ程度の行程のまま赤谷山頂へ。
赤ハゲ手前で幕営。
■2 日目
トレースがあり、大変楽をさせてもらう。特に危ないところもなく大窓まで予定
より早く到着。
池ノ平山から小窓まで一直線の尾根が続いているかと思ったが、山頂に出てみる
と、降りてからさらに登り返しがつづく折れ曲がった尾根が続く。
このコースは登攀要素は少ないが、アップダウンがこれでもかと出てくる。
池ノ平山から続く尾根は、最後に微妙なクライムダウンをして、小窓に到着。
小窓ノ頭、三ノ窓を目の前にしてやっと本日の行程が終盤になってきていること
を実感する。
三ノ窓への下降は懸垂下降を一度行う。
三ノ窓にはテント 3 張り。
三ノ窓からの池ノ谷ガリーはほとんど垂直に見える。
■3 日目
近づけば、斜度 60 度ほど池ノ谷ガリーを登る。100m から 200m ほど1 時間ほど
の登攀。落ち着けばなんでもないが、落ちれば終わりなので、忍耐強く集中する。
稜線にでると、八つ峰に積み重なったキノコ雪が見られる。
最後に長次郎ノ頭の急登を登りきり山頂へ抜け出る。
快晴のため周辺が一望できる。
早月尾根へはエボシ岩など一部岩場があるが、池ノ平山からのクライムダウンに
比べれば難しくはない。
さらに一ヶ所クライムダウンをして早月小屋へ。
ここからはシリセードを交えながら、とっとと下る。
適度に水分を含んだ雪はよく滑る。
■感想
今回は体力系のコースだったので、来年のGWはもう少しクライミング要素
(岩でも雪稜でも OK)のあるところを狙ってみたい。
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