オグラセンノウさんぽ @雨の自然保護セ

2023年07月01日(土) [日帰り]

• GPS: 02:36
• 距離: 4.0km
• 登り: 122m
• 下り: 105m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:19
• 休憩: 0:12
• 合計: 2:31

10:30 郷の茶屋
11:05 11:08 岡山県自然保護センター
11:48 11:56 湿生植物園
12:35 12:35 岡山県自然保護センター
12:59 13:00 郷の茶屋
13:01 ゴール地点

到着したとき小雨。ときどき傘のお世話になりながら，いつものコースをさんぽする。

天候

雨→曇り→雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岡山市東区瀬戸町より美作道佐伯I．C．で下りて現地。

コース状況／危険箇所等

雨が落ちたら傘さして．．．周遊園路沿いをぶらぶらさんぽ。

その他周辺情報

直行直帰。

写真

毎度の自然保護セの駐車場。こんな天気だが結構な車が停まっていた。何かのイベントがあったようだ。ふるさと茶屋の前，今季お初のキキョウ，ネジバナを眺めて園内へ。

曇天の空の下，田尻大池下池の水面は鏡のよう。雨が止んで傘をたたんで歩く。滴を纏ったエゴノキの実，ヤマハギの花。

田尻大池上池の木道。ときどき雨がぱらつく。

晴れているときはバチバチやってるチョウトンボたち。今日は少し元気がなくお休み中。メタリックな羽が美しい。よく観察できます。

草むらには大きなスジブトハシリグモ。水辺に多く棲息している。

自然保護セにカワラナデシコが開き始めた。雨で少しお疲れです。

シオカラトンボがお休み中。

下の湿性植物園にオグラセンノウ。１年ぶりに会いました。紅色が鮮やか。

こっちは薄紅色の株。花びらは雫を纏います。

花の形はナデシコに似ている。これも牧野富太郎によって新種として紹介されたそうだ。

湿性植物園はすっかり夏になった。カキランは終了モードへ。オカトラノオもそこかしこで花穂をしならせている。

湿原にはチダケサシのふさふさがお目見え。

左上からモノサシトンボ，アキノタムラソウ，キイトトンボ，ノハナショウブ。

そしてクサレダマの花が主役になった。黄色の花はオカトラノオ属だそうです。

湿原に目を凝らすと，まだまだハッチョウトンボたちが活躍中です。

湿原の小さな花たち。左上からヌスビトハギ，コウガイゼキショウ，コマツナギ，ママコノシリヌグイ。楽しい湿原を離れて。

いっぷく広場から新見晴らし台へ。南方面，熊山は雲の中。

山野草園へ下りる。足下をサワガニがさんぽ中。

雨の中，今日もタンチョウに第一種接近遭遇。

園路の横，水の流れでヤマガラくんが入浴タイム。こんなムシムシしていては水浴びでもしないとね。結構派手に浴びています。

もう完全にびしょ濡れ💦。この後爽やかに飛び去った。

最後に出会ったのはチュチュを付けたような不思議な虫。ハゴロモです。いろいろ種類があるようです。カメムシの仲間。

チュチュは乾燥した日は右下のようにふわふわに開くようですが。今日は雨でくっついてます。右上はクモに捕縛された残念な子。

ナツツバキの花が雨に濡れる。虫たちに大人気。

感想

satopan7

梅雨が本格的になり，蒸し暑い日が続く。今朝は気温は低いが湿度は100%。雨降りさんぽの自然保護セへ。前回はイチヤクソウに驚かされた。3週間経つので何かいいものに出会えるか。多分，湿性植物園にオグラセンノウが開き始めるはず。
到着時は小雨がぱらついていた。傘をさしてさんぽ開始。気温は22℃ほどでしのぎやすい。しっとりとした園内は花も木々も滴を纏って心地よい。トンボの類いは雨で動きが緩慢。田尻大池では，晴れの日は威勢のよいチョウトンボたちが草にとまって休んでました。
湿生植物園の花は夏モードへ。クサレダマ，チダケサシが開き，シモツケソウも準備中でした。滴をまとったオグラセンノウがばっちり咲いてました。ハッチョトンボたちもまだまだたくさんがんばっています。いろいろな生き物たちを観察し，雨のさんぽを終了。