刈田岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 356m
- 下り
- 356m
コースタイム
14時45分 レストハウス到着
刈田岳頂上ピストン後レストハウス内避難小屋で1泊
6時50分 レストハウス出発
8時50分 澄川スキー場第3リフト終点到着
天候 | 雪/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
楽しみにしていた3連休。
当初、2泊3日の日程で計画していたのですが、諸事情により2泊3日の計画が難しくなったため、1泊2日の日程に変更して山に入ることになりました。
今回は、お隣の宮城県まで足を伸ばして、宮城蔵王の縦走です。
仲間7人が2台の車に分乗、東北自動車道を南下し村田ICで降り、まずは下山予定の宮城蔵王えぼしスキー場に1台デポし、入山する澄川スキー場に向かいました。
澄川スキー場は、強風が吹き荒れていて、「もしかしてリフトが止まっているかも!?」という不安がよぎりましたが、なんとかリフト運行していました。
強風で止まってしまう前に上がってしまおう!と準備を済ませ、第3リフト終点まで登りました。
第3リフト終点でシールを付けていると、他にも装備から日帰りと思われる4人グループが入山準備をはじめました。
また、朝一番に出かけたグループがちょうどスキー場に戻ってきて「強風で1600m付近まで行って戻ってきた」とのことでした。
準備が整い、入山したのは11時45分でした。
まずはコンパスで方向確認して林の中に入っていったのですが、ほどなく広い圧雪された道路のようなところに出ました。
みると、自分たちの後から出発したはずの日帰り4人組がスキーで歩いていました。
どうやら、樹氷ツアーの雪上車が通るコースに出たようでした。
方向的には問題ないのでそのまま圧雪されたコースを道なりに進みました。
強い向かい風にてこずりましたが、ふと見るとコース右手上にガードレールが見え、エコーラインそばまで来たことが確認できました。
さらに進むと、コースがすっかりエコーライン上に乗っていました。
大黒天は既に過ぎているようで、そのまま道なりにエコーラインを進みました。
すると、風の音にまぎれてなにやら機械音が聞こえてきました。
良く見ると、樹氷ツアーの雪上車3台が満員の観光客を乗せ帰ってきたこころでした。
観光客に手を振りお別れしてからさらに進むと、コース左手に「頂上まで2キロ」の看板がみえ、さらに進むと雪で埋まった料金所着きました。
どうやら樹氷ツアーの雪上車はここで引き返したみたいで、この先はコースが雪に吹かれ不明瞭になっていました。
それでも以前に圧雪された道路が確認できたので道なりに進みましたが、途中で深い吹き溜まりに当たったため、ここからはコースを外れ、コンパスで方向を確認しながら頂上方向目指して直登し、相変わらずの強風の中、なんとかレストハウスにたどり着きました。
日帰り4人組はコースを外れたあたりで引き返したようでレストハウスまでは登ってきませんでした。
早速、レストハウスの2階にある避難小屋に入り一息入れたところで、刈田岳の頂上までピストンし、そのまま1泊となりました。
翌日は、4時に起床し、すぐに外を確認したところ、あきらかに昨日よりも悪く、強風にホワイトアウトという天候でした。
太陽が昇ると天候が収まる場合があるので、出発時間を1時間遅らせ7時出発で準備を進めました。
しかし天候は回復する兆しが見られず、当初予定していたえぼしスキー場への縦走は断念し、澄川スキー場に戻ることになりました。
強風の中、料金所手前まで下ったところ、急に太陽が顔を出し辺り一面を照らし始め、先ほどまでの強風も幾分収まったかのように感じられました。
かといって、たまたま青空がちょっと顔を出しただけなので、昨日よりは幾分視界が開けましたが、これから天候が回復するようには思えませんでした。
断念した縦走をどうしようかということになりましたが、一度切れた緊張の糸を戻すのは難しく、そのまま澄川に下りることになりました。
しばらくエコーラインを進むと、雪上車1台がコースの圧雪にやってきました。
樹氷ツアーの前の道路整備だったようです。
雪上車の通った後は吹き溜まりもないことから、大黒天手前でシールを外し、澄川スキー場に戻りました。
スキー場につく手前で樹氷ツアーに出発した雪上車2台とすれ違いましたが、ともに満員でした。
下山後、まずはえぼしスキー場にデポした車を取りにいき、それから遠刈田温泉で汗を流して帰路につきました。
温泉の露天風呂から見えたえぼしスキー場は、スキー場の上部コースがガスで見えなかったことから、「やっぱり澄川に戻ってよかったかも・・・」とひとりつぶやいていました。
※自分にとってははじめての冬の蔵王でした。岩手で言うと八幡平スキー場から八幡平のツアーの印象に近いかなと感じました。
※天気がよく、樹氷ツアーが行なわれている期間中で、朝一番に澄川スキー場を出発すれば、充分刈田岳日帰りツアーできると思われます。
※今回断念したえぼしスキー場への縦走ですが、そちらには雪上車は入っていないので、当然ですがラッセルになります。
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