金時山

2014年01月01日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.7km
• 登り: 605m
• 下り: 614m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:49
• 休憩: 0:49
• 合計: 3:38

13:30 公時神社
13:46 13:47 金時宿り石
14:41 15:18 金時山
16:01 16:03 長尾山
16:19 16:28 乙女峠
17:08 公時神社

コースは手書き入力

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

1/1 13:39

三国山に続く本日の3登目は、箱根外輪山の最高峰である金時山に登ります。起点となる公時神社は、源頼光の四天王の一人で金太郎のモデルとなった坂田公時を祀り、境内にはまさかりのモニュメントもあります。

1/1 13:51

神社の右奥から登山道に入り、杉林の中をしばらく進んで明神林道を横切ると、幹越しに金時山の姿を眺めながら緩やかに登っていきます。

1/1 13:53

やがて行き当たるのは金時宿り石。金太郎と母の山姥が住んでいたといわれる巨岩で、真っ二つに割れています。

1/1 14:07

再び杉林の中に入ると徐々に傾斜がきつくなり、縦横に張り出した木の根を踏み台にしながら登っていきます。

1/1 14:19

一気に高度を上げると視界が開け始め、右手には仙石原越しに箱根山を眺めます。眺めは素晴らしいのですが、足下は霜が融けて泥濘の道です。

1/1 14:27

やがて、明神ヶ岳と金時山をつなぐ稜線の上に出ます。ますますひどくなる泥濘の道をロープを頼りに通過すると、

1/1 14:36

ごつごつとした岩場に差し掛かります。さらに登って岩尾根に突き当たると右手を巻いて、

1/1 14:51

金時山の頂上への到着は富士山が出迎えてくれました。今朝は初日の出を眺める人で賑わったことでしょうが、さすがにこの時間帯は閑散としています。

その分、落ち着いて展望を楽しむことができるというもの。まず南側には箱根の山々の眺め。足下に広がる仙石原の先には中央火口丘の冠ヶ岳、芦ノ湖の湖面を挟んで、先ほど登った三国山から金時山まで続く外輪山を見渡します。

西側に目を移すと、そこにはもちろん富士山。裾野を大きく広げ、超然としたたたずまいに見入ります。

1/1 15:34

眺めを楽しんだら、尾根通しに乙女峠に向かいます。まずは痩せ尾根の急降下となり、滑らないように気を付けながら下りきると、穏やかな笹原、ついでアセビ林の中を進みます。

1/1 15:59

それもつかの間、岩場に差し掛かると大きく下ってから、登り返して、

1/1 16:10

長尾山の頂上に達します。日はどんどん傾きを増し、先を急ぎます。

1/1 16:26

この先は再び足下をとられやすい泥濘の道となります。下りきったところが乙女峠で、日がまさに尾根に没しようとしているところ。

1/1 16:31

すると展望台から眺めるのは、夕映えの富士山。今日は一日、様々な表情の富士山を眺めてきましたが、最後に趣のある姿を見せてくれました。

1/1 16:41

富士山を見納めると、尾根を離れて公時神社に下る道へ。しだいに薄暗さを増す道を、箱根山のシルエットを眺めながら下りました。

撮影機器：

Canon PowerShot S45 Canon