富士山 須走ルート八合目まで


- GPS
- 09:08
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,466m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:07
- 山行
- 2:38
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:58
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
(行き)7:10東京駅八重洲ダイビル前集合 10:30須走口五合目に到着 (帰り)11:00須走口発 11:40〜13:45山中湖温泉紅富士の湯 15:30新宿駅着 |
写真
感想
クラブゲッツさんの須走ルートのツアーに、私、姉娘、はなまつりさんの3名で参加しました。
ツアー人数は15名で、そのうち3名はフリープランの方で残り12名がガイド付きでした。
参加者は、何でガイド付き?と思うほど登山経験がありそうな方ばかりで しかも半数は富士山の登山経験もある方でした。
今年は大混雑と盛んに報道されている富士山ですが須走ルートは人もまばらで山小屋のベンチも12人全員が座って休憩出来ました。
夕食時にガイドさんから
「吉田ルート合流地点からの渋滞が酷くて、本来なら1時間半から2時間で山頂まで行けるのに3時間以上かかりそうです。山頂は人で溢れています。
そこで提案ですが、途中で御来光を見るのはどうでしょうか。よく見える場所にご案内出来ますし、御来光渋滞も避けられます。ただしお鉢巡りは出来ません。」
そこで、山頂御来光&お鉢巡りしたい方(2名)は1時に出発、途中御来光OKの方は3時半出発になりました。
そんな説明を聞いてる中、突然夕食のカレーがウッとこみあげてきました。
ガイドさんから袋を頂いてナンとか間に合ったものの、薬を飲もうとしても指が震えて薬がうまく掴めません。コップを掴んでも指がぶるぶる震えてコップの水がこぼれそうです。
それを見たガイドさんから「これは完全に高山病の症状です。登頂は諦めてください。」と言われました。
自分的には体力もまだあるし登りたい気持ちも強かったので「大丈夫です」と言ったのですが、ガイドさんによると指先が震えるのはもう完全にアウトなのだそうです。
確かに七合目くらいからあくびが何度も出ていたし足もよくつっていました。
でも、あくびが出るのは前日ワクワクして眠れなかったせいだし、足がつるのも登山中はまま有ることなので特に気にしていませんでした。あれが兆候だったのでしょうか……。
ガイドさんから
「寝床は高山病が悪化しやすいから広間にいた方がいいです。眠っても悪化するのでしばらく起きていた方がいいです。ありったけの服を着てその上にレインウェアも着て壁にもたれていてください。」と言われ一人広間に座っていました。その後0時〜3時は寝床に行きウトウトしていました。
ツアー参加者の中にもう一人高山病になってしまった方がいました。この方は昨年は吉田口から富士山頂に行ってるし、先月は2700メートルのなんとか岳(忘れた)にも登ってきたそうです。
そんな方でも罹ってしまうなんて、高山病って不思議ですね。
失意のまま帰って来た私に「リベンジすれば?」と家族や友人は言ってくれますが、富士山はもういいや、というのが今のところ正直な気持ちです。
最後に、ガイドのMさんにはとてもお世話になりました。ありがとうございました。
はなまつりさんと姉娘からは「ガイドさんが止めてくれなければ無理して登って大変な事になっていたかもよ」とガイドツアーで良かったとしみじみ言われました。
ツアー参加者の皆さんも適度な距離感で親しくして頂き楽しく過ごすことが出来ました。どうもありがとうございました。
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