痛恨のミス 再び 倉見山
- GPS
- 08:50
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 770m
- 下り
- 680m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路 寿駅 |
写真
感想
「災害級の暑さ」低山、倉見山は堪えた。三つ峠駅からスタート。標識通りに進んだが、途中で道は間違えていないか、と思って引き返した。「倉見山」の標識ではなく「倉見山駐車場」の標識に沿って歩いた。午前8時、既にコンクリートの反射熱で暑い。厄神ルートの登山口に着く。登山道は特に問題はなかった。急斜面も緩やかな道が交互に続く。山頂直下はさすがに急な上り坂となる。前回3月に来た時よりも1時間遅れた。山頂は富士見百景のはずだが、雲間からわずかに天辺が視認できる程度。疲れたせいか、下山もゆっくりとなった。相定ヶ峰、堂尾山公園と順調に下った。アクシデントはこの公園からの下山ルートだった。標識に寿駅はなく三つ峠駅になっている(私の見落としか)登山道はしっかりと踏まれていた。ヤマレコの地図を確認する。寿駅ではなく三つ峠駅にラインが引かれていた。一度、戻ったのだが、大分、下ってしまったため、元の位置に時間が掛かりそうだ。まぁ三つ峠駅でも良いか。しかし、途中で間違えてしまい、道迷いになってしまった。基本のもとに戻るという選択肢はなかった。このまま進んでも市街地に出る、と踏んで降りて行った。下った先は河川敷だった。周辺を見渡したが、橋はない。目の前に20mほどの川が流れている。対岸にリボンを見つけた。このままでは、川は渡れず靴を脱ぎ川に入る。川の中ほどまできたとき、急流となって足が掬われて水中に投げ出された。首まで水に浸り懸命に流れを止める置き石を探すが、見つからない。このまま流されると深みのある水域に流される。木枝の溜りがあってそこを目掛けて捕まった。這い上がって石の上に載って状況を見た。これ以上、対岸に向かうことは困難と考え河川敷に戻った。辺りをもう一度見渡す。元来た道?を登ると左手に橋が架かっており車が走行していた。しかし、橋に向かうには、谷底を下り登ることになるが、どう考えても、それは不可能に近い。また河川敷に戻る。落ち着かせようと、水を飲む。しかし日は西に傾き始めている。即決断するか野営するかで迷った。もう一度、おき石の状態を確認した。再度、渡ることを決心し、今度は靴を履いた。やはり中ほどで急流で身体が傾くが踏ん張って、急流箇所を脱出し対岸に着いた。危機一髪。車道に出た。見覚えのある建物が見つけた。その先は寿駅だ。
いいねした人