想像外の湿原天国。八甲田大岳(北東北遠征シリーズ②)
- GPS
- 04:02
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 693m
- 下り
- 698m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:02
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
百名山75座目、そして北東北遠征シリーズ2座目は八甲田山。
【前の山からの流れ】
前日は早池峰山に登っている。河原坊駐車場から200km以上下道を走らせ、平川市にある「つがる温泉」まで向かう。お腹が空いてきた頃に偶然見つけた「道の駅にしね」に立ち寄り、ポークステーキ丼を食べる。美味しかった。ここは休憩スペースもあったので少し休んでから移動する。前日横浜から来る途中に昼食を食べた宮城県の「道の駅三本木やまなみ」もそうだったが、道の駅に無料の休憩スペースがあると疲労回復にはとても役立った。移動に5時間近くかかったので「つがる温泉」には長くいなかったが、400円の値段で横になれる畳の休憩スペースがあるのでコスパがいい。岩木山の百沢登山口にも23km程度と比較的近いのでこの山に登る時も使い勝手がいい。入浴後は近くのコンビニで夕食を調達して33km車を走らせ酸ヶ湯温泉駐車場で車中泊した。
【八甲田山に登ってみて】
八甲田山というと、小学生の頃に映画のCMが流れていて「天は我々を見放した」という言葉がクラスで流行り、「遭難の山」のイメージしか持っていなかった。事前に累積標高差や総歩行距離を調べてみるとそれほどハードでないとわかっていたが、実際に歩いて見るとイメージがガラリと変わった。美しい湿原が広い。行きの朝日に照らされた木道歩きで満足していたが、帰りの上毛無岱湿原はそれ以上に素晴らしい。終わったと思ったら眼下に下毛無岱湿原が広がる。岩木山を見ながらの湿原歩きはとてもよかった。山頂から見える陸奥湾、太平洋、津軽半島、下北半島も形がよくわかり、本州の北端に辿り着いた感覚が味わえる。事前のリサーチ不足がいい面で裏切られ、新鮮な感動があった。酸ヶ湯温泉駐車場からの周回コースは変化に富んでいて、全く飽きなかった。
【3座目の岩木山登山に向けて】
早く下山できることはわかっていたので、9時に開門する三内丸山遺跡に行くことを決めていた。せっかく青森まで来たのだから世界遺産をみておきたいと思っていた。三内丸山遺跡は1時間おきに無料のガイドさんが案内してくれるツアーがあり、わかりやすかった。ツアーは1時間程度で終わる。この日の入浴施設は「青森健康ランド」とした。決定理由は三内丸山遺跡から10分程度の距離と充実した休憩室にある。6時間入館コースで850円。休憩室にはリクライニングシートが完備されている。この施設は現在のところ館内で食事がとれないので注意が必要である。
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