ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 58147
全員に公開
講習/トレーニング
積丹・ニセコ・羊蹄山

尻別岳

2010年02月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
marikka その他5人
GPS
03:55
距離
5.1km
登り
519m
下り
518m

コースタイム

8:40道道257-9:30林道分岐-11:35co960コル11:45-12:35道道257
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
林道入り口には、先日の雪崩事故の注意看板が建てられています。
トレースに5cmほどのふんわりした雪がありました。雪崩事故斜面の
デフリ場所と思われる所から、トレースがなく20cmほどのラッセルでした。
道道257、ルスツの橇負山への林道入り口が駐車地点。尻別岳は、この木立の陰になっています。(8:35)
道道257、ルスツの橇負山への林道入り口が駐車地点。尻別岳は、この木立の陰になっています。(8:35)
準備して林道に入ると、すぐこの看板が目に入ります。この後、同じ看板が2か所ほど建てられていました。(8:37)
準備して林道に入ると、すぐこの看板が目に入ります。この後、同じ看板が2か所ほど建てられていました。(8:37)
真っ白な雪崩斜面が見えてますね。尻別岳の頂上は奥に隠れていて、見えているのはco989mです。(8:58)
真っ白な雪崩斜面が見えてますね。尻別岳の頂上は奥に隠れていて、見えているのはco989mです。(8:58)
遠くからでも南西斜面に、前日に雪崩たと思われるあとが見えます。(9:11)
遠くからでも南西斜面に、前日に雪崩たと思われるあとが見えます。(9:11)
後ろを振り向くと羊蹄山がくっきり。でも、この後コルに上がるまで、山の陰になるので見えなくなります。(9:12)
後ろを振り向くと羊蹄山がくっきり。でも、この後コルに上がるまで、山の陰になるので見えなくなります。(9:12)
歩きだして50分ほどで、林道から離れ樹林帯に入ります。(9:33)
歩きだして50分ほどで、林道から離れ樹林帯に入ります。(9:33)
樹林帯は間もなく切れ、雪崩斜面の下部に到着。
樹林帯は間もなく切れ、雪崩斜面の下部に到着。
隣の斜面、下からも見えた雪崩が、ずいぶんはっきり見えてきました。上の雪崩た所は笹も出ているようです。
隣の斜面、下からも見えた雪崩が、ずいぶんはっきり見えてきました。上の雪崩た所は笹も出ているようです。
後ろを振り向くと、橇負山(715m)が同じ高さになってきました。(9:59)
後ろを振り向くと、橇負山(715m)が同じ高さになってきました。(9:59)
先頭の少し先で、前日と思われるトレースの主は、雪崩斜面を見て帰ったようです。ここから20cmほどのラッセルです。
先頭の少し先で、前日と思われるトレースの主は、雪崩斜面を見て帰ったようです。ここから20cmほどのラッセルです。
社)日本雪氷学会 北海道支部の事故報告書から持ってきました。雪崩の走路です。
社)日本雪氷学会 北海道支部の事故報告書から持ってきました。雪崩の走路です。
少しずつ斜度が急になってきました。(10:15)
少しずつ斜度が急になってきました。(10:15)
斜面の斜度が変わる辺りで、ピットチェックです。シャベルコンプレッションテストで【4-2】大魔人は「ヤバい日だ」としきりに言っておりました。(10:28)
斜面の斜度が変わる辺りで、ピットチェックです。シャベルコンプレッションテストで【4-2】大魔人は「ヤバい日だ」としきりに言っておりました。(10:28)
なんて綺麗な空と木々の白さなんでしょう♪(11:01)
なんて綺麗な空と木々の白さなんでしょう♪(11:01)
後ろを振り向くと、木々の間からルスツのイゾラスキー場(貫気別山)が見えてました。(11:19)
後ろを振り向くと、木々の間からルスツのイゾラスキー場(貫気別山)が見えてました。(11:19)
co989mと尻別岳のコル(co960m)が目の前です。(11:35)
co989mと尻別岳のコル(co960m)が目の前です。(11:35)
コル到着。左手のピークが尻別岳(1107.3m)です。
コル到着。左手のピークが尻別岳(1107.3m)です。
ピットチェックをしたあたりで、斜度も緩くなってきているので安全でしょうということで、雪崩斜面にでて滑りました。

ピットチェックをしたあたりで、斜度も緩くなってきているので安全でしょうということで、雪崩斜面にでて滑りました。

あとは樹林帯と林道を、ほぼ直滑降で林道入り口到着です。平らに見えますが、立っていれば滑って降りれる斜度です。(12:25)
あとは樹林帯と林道を、ほぼ直滑降で林道入り口到着です。平らに見えますが、立っていれば滑って降りれる斜度です。(12:25)

感想

HYMLの「冬山遭難防止講習会」に参加してきました。
土曜日はチセスキー場、21日は尻別岳で勉強してきました。
とても有意義な勉強ができました。

尻別岳の南西斜面、1月16日の雪崩事故現場を見て
どんな斜面で、どうして事故を防げなかったなどを
講師の大魔人から話を聞き、しっかり勉強しました。
雪崩の知識がなければ、魅力的な斜面に入り込んで滑ってみたい斜面でした。

ピットチェックで【4-2】怖くて斜面には入れませんね。

co989へは危険なので、co960mのコルが今日のピークです。
ノール部分(緩斜面から急斜面へ斜度が変わる部分)には断面が出来やすいので、
あまりウロウロしないよう講師の方から指示が出ました。
1/16の事故は、co989の直下、co969の辺りでスキーヤーが入ったことによる刺激で、雪崩が発生したようです。(11:38)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2495人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら