国見岳 ※九州中央山地※
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 871m
- 下り
- 867m
コースタイム
※mixiのフォトアルバムに掲載していた4枚以外にも画像データが見つかったのでとりあえず2023年8月27日にアップ。コメント入力はこれから。
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
桃木林道は悪路。帰路に大きな岩を踏んでしまい、国道に出てからパンクした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
|
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感想
2009年9月13日【国見岳】九州中央山地
来週末から始まるシルバーウイークは待ちに待った東北遠征。
今週末はこれに備えて休養しようかと思ったけど、天気がとっても良さそうだったので
土曜の夜に思い立って今日は山に行くことにしました。
選んだ山は九州中央山地の国見岳。
以前登山口までは行ったけど雨で登れなかった山です。
mixiマイミクのサトちゃんからは西中国山地の安蔵寺山へ誘われたけど既に3回も行ってるし、この時期にほかにどうしても登りたい山は見当たらないし、紅葉期に登るにはちょっと勿体ない地味な山だし、天気がよくないと山頂からの展望が楽しめない山なので今行くしかないと思い込んで決めました。
今年24回目の山行です。
<コース:樅木林道終点=五勇谷橋ゲート→国見岳新登山口→分岐=尾根出会→五勇山分岐→国見岳(1738m)山頂→五勇山分岐→分岐=尾根出会→国見岳旧登山口→樅木林道終点=五勇谷橋ゲート>
4時過ぎに下関を出発し九州道を南下しましたが、途中で眠くなって30分ほど横になりました。
松橋ICで高速を下りてR218を山の方へ車を走らせると山はまだガスと雲に包まれていていました。
曲がりくねった山の中のR445で二本杉峠を越えると高い山と深い谷が織り成す奥深い五家之荘に入ります。
さらに県道、林道を走って樅木林道終点の登山口に着いたのは9時半を廻っていました。
10時過ぎ、新登山口から登り始めました。
植林帯の急坂を登りきると広葉樹や針葉樹の巨木が点々とする気持ちよい緩やかな尾根道になりました。
今日は湿度がないせいか僕の頭上だけに起こる超局地的豪雨?はありませんでした。
やがて尾根道の両側は背丈を越える猛烈な笹薮になり、眺望は殆どなくなってしまいました。
しかし見上げるといつの間にか真っ青な空が広がっていて、夏雲ではなくうろこ雲が浮かんでいます。
もう一度急坂を登ると笹薮がすっかり影を潜めた緩やかな尾根道になりました。
ブナをはじめとする広葉樹の巨木が素晴らしかったです。
山頂への最後の登りにかかると下草がなくなり、潅木が目立つようになります。
ここまでまともに休憩を取らず、最初の急坂から僕にしてはハイペースで登ってきたせいか珍しくバテ気味になってしまいました。
2週間前は超蒸し暑い中、標高差1200mの傾山を日帰りしたというのに。
来週の朝日連峰縦走が思いやられます。
13時前に潅木に囲まれた小さな山頂に着きました。
東と南側の展望が特によいのですが、同じような高さの特徴のない渋い山が並んでいます。
奥深い九州中央山地のどまん中にいるんだという感覚をしみじみと味あわせてくれます。
はるか南には昨年の秋に縦走した市房山らしき山もかすんで見えています。
久しぶりの山頂の憩いを楽しんでいると
北側の山々にはガスが去来し、小さな雲がかかり始めました。
南の空にもいつの間にか夏雲らしい積雲がいくつか浮かんでいました。
14時をきっかけに誰もいなくなった山頂から下山を始めました。
下りは余裕があるので尾根道の巨木をゆっくりと眺めながら下りました。
新道と旧道の分岐より少し上にあって西に展望が広がる気持ちのいいところで一息入れました。
ひとり静かに烏帽子岳を眺め、野鳥のさえずりに耳を傾けました。
なんて素敵な午後のひとときなんでしょう。
いつもまでものんびりとしていたい気分ですが、下関までに長い道のりが待っているので、意を決して分岐から植林帯の中に続く旧道を一気に駆け下りました。
林道をのんびり歩いて15時半に車のところへ戻りました。
山中では登りで単独の年配の女性とすれ違ったほか、山頂で単独の男性と父子1組に会ったきりでとても静かな山行になりました。
天気も(先週は別として)久々にとっても気持ちのよいお天気だったし、やはり天気はいいに越したことはありませんね。
夏の蒸し暑い空気からからっとした涼しい秋の空気に入れ替わり、
夏の終わりと秋の到来を感じさせてくれました。
今日は奥深い九州中央山地の静かな山歩きを楽しみ、そしてまた秋の到来を早々に感じることができた1日でした。
おしまい。
追伸:
16時に樅の木林道終点から帰路につきましたが、未舗装林道で左前のタイヤがうっかりこぶし大2個分ぐらいの石を踏んでしまい、とても大きな音がしました。
まさかパンクかなと思いましたが大丈夫そうなのでそのまま走らせていると、二本杉峠手前の国道でついにパンクしてしまいました。
タイヤ交換はこれが生まれて初めて。
時刻は17時。落ち着いて説明書を読みながらやってみるとなんとかできました。
おかげで温泉に入る時間がなくなり、マリリン号はくちゃいくちゃい臭いも載せたまま、22時過ぎに下関に帰りつきました。
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※この記録はmixiの日記を転載して、2023年8月16日に62歳時に作成しました。
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