道草さんぽ 鯉が窪湿原

2023年08月20日(日) [日帰り]

• GPS: 01:27
• 距離: 2.6km
• 登り: 28m
• 下り: 26m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:54
• 休憩: 0:25
• 合計: 1:19

距離 2.6km 登り 28m 下り 26m

13:27 鯉が窪湿原駐車場
13:48 14:10 鯉が窪湿原
14:41 14:44 鯉が窪湿原駐車場
14:46 ゴール地点

家人，夕方には岡山市内に戻らなくてはならない。いろいろじっくり見たかったが，ささっと回って戻る。

天候

☀晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道後山からの帰路，新見市哲西の現地へ道草。帰路は新見より高速で直帰。

コース状況／危険箇所等

周遊園路はよく整備され，歩きやすいハイキング・コース。
入園する際に協力金として1人200円を支払う。

その他周辺情報

直帰して帰宅後にいっぱいやりたいところ．．．。家庭の事情で今日は飲めない。

写真

夕方までには岡山市内に戻らなくてはならないシンデレラ状態？で新見市哲西町の鯉が窪湿原に道草。麓は32℃だが山あいに入ると気温は29℃。涼しく感じます。入り口のカワラナデシコ，桃白ペア見てスタート。

管理棟すぐ横の湿地にはサワギキョウが多い。ミソハギの花も多かった。会いたいと思っても，青い蜂🐝さんにはなかなか会えないものです。

白いのはヨメナ系か。秋はキクの仲間が元気になる。

青空にフライング，サギソウ。今日は天気がいいので飛んでいただきました。こちらのサギソウ，数は少なめ。

オニヤンマといっしょにミソハギの周囲を重点的にパトロールする。青い子🐝には出会えず。

ミソハギのてっぺんで出初め式中のアキアカネ。表情が真剣そうに見えてしまうのは気のせいか？

池の堤から周遊遠路へ。ここの人慣れ鯉，人影を見ただけで興奮して近づいてくる。エサを入れると異常が極まる。

池の奥側の湿地にはビッチュウフウロの大群生。自然保護センターの小さな群落を見慣れていると，ここの花畑は見事！

コバノギボウシもところどころに咲く。朝早い時間の方がきれいな花です。

湿地の木道から。キセルアザミが頭を垂れる。

オレンジ色の派手派手キノコはハナガサイグチかな。暗闇の蛍光色が衝撃的。

花芽が出た株がちらほらある中で，開いてくれたお化けちゃん。花は今年初の出会い〜。ベロベロバ〜。

○ヤマ○ズラは周遊遠路脇，思い出したように咲いています。今年初の花は新見の地だった。県南でもいろんなところで見てみたい。

湿地にぽつぽつと咲くヘラオモダカ。

そのそばには，今季初のシラヒゲソウ。湿地の中央遠いところに咲くので近寄れない。別の場所でじっくりとお目にかかりたい。

周遊遠路の最後には池の上の木道を歩く場所も。水と空がある場所はすてきな場所が多いです。

湿地の奥で見えなかったオグラセンノウ。管理センター横で一輪だけ咲き残りを発見する。こういうとき，複数の目があると花を見つけやすいです。

湿地のヤマゼリは花火のよう。アケボノソウは開店準備中でした。もうじき虫たちの食堂になるはず。

水辺に浮かぶヒツジグサ。水の中には真っ黒い水棲昆虫が活躍中。最後にキクイモの真っ黄色の派手な花を眺め．．．。

本日のパート2を終了。少しだけ涼しい（と言ってもやはり暑い💦）鯉が窪湿原さんぽをして帰宅。

感想

satopan7

道後山の帰路，「せっかくこっちまで来たから．．．」と，新見市哲西町の鯉が窪湿原に道草する。帝釈峡か鯉が窪か迷ったが，帰路から逸れないこと，この時期の楽しみが多そうなことに期待しこちらへ寄り道した。（夕方の予定があって岡山市内に戻らないといけなかった。）
協力金200円を支払い園内へ入ると花々が出迎えてくれた。いつも訪ねている自然保護センターとはまた違ったおもしろさがあるところ。池の周りの道べりにはしれっとお化けちゃん（○ヤマ○ズラ）がところどころにある。湿地奥のビッチュウフウロの大群落やシラヒゲソウなどが見頃でした。こうした自然保護公園は管理が大変らしく，希少な花が途絶えてしまった場所も多いようだ。しかし，池を中心に豊かな植生が広がっていることは間違いなし。
自分はこの時期に比婆山や道後山とセットで来ることが多い。5～7月とかに来ると違ったものが見えておもしろそうです。自宅から約100kmで2時間弱なのがネックです。あと少し近ければちょくちょく様子を見に来られるのだけどなあ．．．。