知床沼(知床岳は撤退)
- GPS
- 30:22
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,248m
コースタイム
天候 | 1日目:晴れ、2日目:晴れ、3日目:曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程一般ルートではありません |
写真
感想
知床半島先端部には実は昨年も行っており、その時は知床沼の手前の湿地帯までで時間切れ撤退していました。今年は昨年の教訓を元に準備し、できれば知床岳まで行きたいと相泊早朝発、知床沼2泊、予備日1日というスケジュールで臨んだものです。
結論からいくと、今年は知床沼には到達し2泊しましたが、知床岳は天候が良すぎてバテバテになり、目の前の1123峰の先の稜線歩きで水不足となり撤退しました。
1123峰にも踏み跡があるらしいとの話でしたが、全く見つけられずほぼ全漕ぎ(ハイマツ4、笹灌木6)だったので3時間半もかかってしまったのも一因です。
まあ、全力は尽くしたし、知床沼も満喫したので、次はないかもしれません。
相泊〜ウナキベツ川河口:
ひたすら海岸線を歩く。渡渉は1箇所で、もう一ヶ所は番屋の近くに橋が架かっている。ウナキベツ川河口の手前に観音岩があり、岩の後ろを乗り越える(ロープあり)。乗り越えたところに入域カウンターが設置されている(入域カウンターはウナキベツ川の対岸の登り口にも)。ウナキベツ川の渡渉は河口では厳しく、少し上部の倒木を利用して渡る
ウナキベツ川河口〜青沼:
ウナキベツ川を遡行するがひたすら左岸で途中には渡渉はない。踏み跡は比較的明瞭な箇所が多いが、不明瞭な箇所や獣道もあり、修正しながら進む(基本は笹薮なので、ルートを外れても漕いで復帰できる)
青沼は昨年2泊したが、湖畔はテント適地があり、水場としても使える
青沼〜ポロモイ台地:
青沼からポロモイ台地入口までは比較的ルートが明瞭。青沼から稜線に乗る部分とポロモイ台地の最後の登りでロープがある。途中ルートが分岐する箇所が1つあるが、崖沿いのルートの方がわかりやすい。ポロモイ台地に入ると、完全に埋没した踏み跡をかき分けながら確認して進むという作業を延々と行う必要があるが、この区間はそれによりほぼ藪漕ぎを回避できる。ただし踏み跡の取り付きがわかりにくくて最初は試行錯誤して踏み跡を見つける必要があるかも
ポロモイ台地〜知床沼:
ポロモイ台地の踏み跡トレースを淡々と行うと、知床沼の手前の湿地帯までは来られる。ただこの先は踏み跡のトレースが困難で、知床沼までの300mは一部ハイマツ漕ぎが必至。私はこの区間の突破に1時間半かかった
知床沼:
知床沼のテン場は知床沼の北沼の北側にある。知床沼は周囲を歩けるわけではなく、どこに着いてもテン場にたどり着けるわけではないので注意(知床沼の東側の広場から北側の広場に移動するにはハイマツ漕ぎが必要など)。
知床沼〜知床岳:
知床岳に行くにはまず知床沼の正面にある1123峰を登る必要があるが、この山の取り付きまでの移動がかなり厄介で、踏み跡を見つけるのも至難の業。踏み跡をアテにしないで登ると激藪漕ぎ。1123峰のピークからは稜線歩きとなるが、踏み跡は明瞭ではなく、滑落しないように進む。私はここで撤退したが、この先の稜線で右に下る分岐があり、それを辿ると知床岳のある稜線にたどり着けるらしい(ルサで聞いた話)。
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