磐梯山 (過去ログ)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 673m
- 下り
- 658m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
感想
今年の春の喜多方への出張途中に、なかなか格好の良い磐梯山を見てしまった。できれば紅葉の時期に登りたいと思いいリーダーを引き受けた。今年は暖かくてだいぶ紅葉が遅れていて、予定した時期では紅葉は無理のようだった。でも一般観光客にはまだまだでも我々登山者にはきっと頂上付近で楽しませてくれるのではないかと淡い期待を持って予定通りの日程で行く事になった。
最近のお泊まり山行恒例の3:30集合での出発。4時前に富士インターを通過出来たので東名高速料金が40%割引になった。首都高速も何故か解らないが割引料金で通過。これが本当の早起きは3文の徳(得)ってやつかな。朝早いのに行楽シーズンという事なのか、いつもはガラガラの東北自動車道は意外と混んでいた。宇都宮ぐらいまでなら遠いとは思わないが、チョットのびて福島までだと遠く感じる。多少迷って行ったり来たりしながらも10時前に駐車場に到着。しかし既に満車で路肩に停める事になった。交通整理のおじさんが居て路肩駐車の誘導もしてくれた。
老若男女、外人さんも入り乱れて結構な数の登山者が居る。こんなに外人比率の高い山も珍しい。富士山のようだ。しかも英語でなくてドイツ語がたくさん聞こえる。これもまた珍しい。そんなインターナショナルな雰囲気の中を登山開始。秋の森の香りが心地良い。登山口付近の紅葉はまだまだだが頂上付近が紅くなっていて心が躍る。広い道で四駆なら登って行けそうである。すぐに中ノ湯温泉跡地に到着。硫黄の臭いが立ちこめている。朽ち果てた建物が無惨な感じだ。そこを過ぎるとだんだん道が狭くなってくる。湖もたくさん見えて景色も良い。ハイキングの王道を行く様な道のりである。弘法清水を過ぎてからの頂上の少し下あたりが紅葉で綺麗だった。もう少し照ってくれれば写真映えして良かったのだが、まあこれで良しとしよう。そんなこんなで頂上には比較的簡単に着いてしまった。まあ一番楽なコースを選んだんだからあたりまえかな。
帰りはお爺ちゃんとお婆ちゃんと一緒の小学校2年生女の子の後を付いて下っていった。それが結構なスピードで我々は付いていくのがやっとだった。あまりスピードが早いので、のんびりと下っていく人達はすぐに道を空けてくれた。考えてみたら女の子も凄いけどジジババも凄い。私もできればそんなタフなジジイになりたい。
田部井淳子さんがオーナーの沼尻高原ロッジはなかなか良い宿だった。着いてすぐに温泉に直行した。お湯は熱いが評判通りに良い湯だった。源泉が熱いので湯船に入れる前に半分以上捨てている状態だが、それでも結構熱い。ガンガン水を投入してぬるくした。少し水でうすくなってもまだ温泉が濃いっていう感じでGood。風呂から上がって生ビールで乾杯! 程よい疲れ+温泉+生ビール=至福の時である。宿にお願いして準備前の食堂で宴会をさせてもらった。出来上がった料理を順番に持ってきてくれたので会席料理のようになって丁度良かった。宿のスタッフが感じの良い女性で◎。彼女の安達太良山へのお奨めコースはロッジからの直登だった。爆裂火口を見ながらのコースはきっと迫力があると思う。しかし翌日は富士に帰らなければ行けないので今回は予定通りゴンドラを使用しての楽チンコースに決定した。食後は2階で田部井さんの展示品を眺めた後、もう一度風呂に入り、最後はいびきの大合唱にて一日目は終了。
翌日は朝から雨が降っていた。天気予報では午前中は曇りだったのに残念だ。即、登山から観光に切り替えた。昔、「雨でなければ見る事ができない景色があるよ」と誰かが言っていたのをチラッと思い出したが山は諦める事にして、宿のスタッフが奨めてくれた「大内宿」に行く事に決定した。会津若松から田島街道で大内宿に、その後は塩原温泉にてひと風呂あびてから帰った。
来年は今回パスした安達太良山を爆裂火口コースで、さらに西吾妻山にも行きたいと思っている。
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