えりも町の猿留(サルル)山道

2023年08月27日(日) [日帰り]

• GPS: 05:14
• 距離: 7.7km
• 登り: 326m
• 下り: 596m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:06
• 休憩: 1:08
• 合計: 5:14

6:56 スタート地点
7:21 7:43 ガロウ川渡渉地点
9:24 9:59 沼見峠
10:14 10:14 豊似湖降口分岐
11:44 11:55 ワラビタイ川渡渉地点
12:07 12:07 カルシコタン
12:10 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿留山道東入口に車デポ。西入口より歩き始めます。
駐車帯はどちらも7.8台は余裕な感じ。
東入口から西入口まで車回収に30分近くかかりました。

写真

8/27 5:49

追分峠入口のゲート、鍵はナシ

8/27 6:04

有牧野ゲートはカギ。えりも町で借りれます

8/27 6:31

アフツ小休憩所

8/27 6:32

小休憩所からえりも岬の岩礁が見える

8/27 6:53

山道西入口から歩き。ここまで普通車は気をつければ大丈夫かな

8/27 7:04

古道を歩く

8/27 7:05

採集可！

8/27 7:14

小川を渡る

8/27 7:24

ガロウ川。水量は少な目だそうです

8/27 7:25

この渡渉が曲者。飛び石が滑ります

8/27 7:34

渡って一休み。私は長靴から登山靴に履き替え

8/27 7:45

山道には測量杭が目印のようにある

8/27 7:52

林道を横切って梯子を登る

8/27 7:54

沼見峠を目指す

8/27 7:56

ここも林道を横切って尾根へ

8/27 7:59

可愛いけど食不可

8/27 8:13

笹かぶり

8/27 8:23

岩ゴロ

8/27 8:26

8/27 8:49

苔むす

8/27 8:52

最後の沢で汗を拭く

8/27 8:54

ザリガニ見っけ

8/27 8:58

小動物の歯

8/27 9:04

奥が明るい

8/27 9:21

峠が近そう

8/27 9:24

沼見峠到着

8/27 9:24

奥に石碑

8/27 9:25

豊似湖が木立越しに見えます

8/27 9:27

湖と奥の稜線を見ながら大休憩

8/27 9:34

妙見菩薩(1859年建立)お供えします

8/27 9:48

右は馬頭歓世音菩薩(観じゃなく歓）1861年建立

8/27 9:59

お供えを下げて出発

8/27 10:13

ここから豊似湖に降りれるそうですが道は不鮮明でした

8/27 10:18

左側に時々見える豊似湖

8/27 10:27

タマゴダケ！一個だけだったので見守る

8/27 10:39

疲れモードで休む

8/27 10:52

ゆるゆる下りだけど左も右も急斜面

8/27 11:17

梯子

8/27 11:33

上が古道だけど作業道に飲み込まれそうな所

8/27 11:39

ジグ切ってます

8/27 11:44

この看板、結構多い

8/27 11:47

最後の梯子

8/27 11:50

ワラビタイ川は一跨ぎ

8/27 11:55

8/27 12:07

山道東入口です

8/27 12:07

8/27 12:09

安着

8/27 12:26

沼見峠から見た豊似湖

8/27 12:27

見に行きます

8/27 12:34

上の稜線、右上のV字の所が沼見峠

8/27 12:46

湖一周したかったけど、山道歩きでヘロヘロなので却下

感想

marikka

会の山岳古道調査シリーズに参加。
えりも町の教育委員会の方の懇切丁寧な説明を聞きながら
とても楽しく勉強が出来ました。
道はところどころ不鮮明な所もあり、注意深く歩かないと
林道と交差するところや作業道があったりして標識を
見落としそうになる所もありますね。今回は案内の方が
いらっしゃったので良かったです。

増毛山道などと同じく北方警備の為に危険な海岸線を避けて
1799年に蝦夷地における官製道路(今の国道)の最初の一つとして
様似山道と共に開削しました。伊能忠敬が1800年に測量して歩き
松浦武四郎も三度、猿留山道を旅しているそうです。

えりも町が平成9年からボランティアによる調査と復元を始め
平成21年にはえりも町の文化財に指定。平成30年、国史跡に指定。
古道の一部は国道や林道になっていますが、残りの埋もれた道を
復元して6.9kmを猿留山道として歩けるようにしているのです。

コメント

okku

黄金道路以前の、｢メーンルート｣だったんでしょうね！

marikka

okkuさん
海岸線は崖やらですからね。
現在の黄金道路も、維持管理が
大変そうです。