有明山

2023年09月04日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,623m
• 下り: 1,006m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:05
• 休憩: 0:15
• 合計: 9:20

5:40 有明山神社登山者駐車場
6:40 6:40 有明山表参道登山口入口
7:00 7:00 有明山表参道登山口
8:40 8:40 妙見滝
9:00 9:00 白河滝
9:50 9:50 石門
10:30 10:30 落合
12:25 12:25 有明山社奥宮
12:40 12:50 有明山中岳
15:00 15:00 有明荘
15:00 ゴール地点

曇天の中の山行でしたので、日差しの暑さからは逃れられたものの蒸し暑さの中で体力消耗。落合から先ではもう一段アクセルを上げたいという時に太腿の痙攣という初めての経験をしました。しばらく休んで水分補給しながら塩タブレットを嚙み砕くうちに収まりましたが、深山の中で初めて感じた恐怖でした。下山後よく考えると頂上では北岳、中岳と通過しておきながら南岳へは行かずに戻ってしまったようです、残念。

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

有明山神社にある登山者用駐車場から黒川口まで約30分歩いて表参道に入り、帰りは中房温泉からバス（1,500円）で戻りました。ちなみに穂高駅行の平日バスには15時台が有りません、最終は16時台、又有明荘からも乗車出来ます。

コース状況／危険箇所等

古いながらも丸太ハシゴ等は多数設置されていますが、それでも中には折れていたり滑り易くなっているものもありました。基本的には登山者用ではなく地元氏子の皆さんが出来る範囲で管理されている山域という感じがします。

その他周辺情報

時間と着替えが有れば中房温泉、有明荘での日帰り入浴がお勧めです。

写真

9/4 5:45

予定より早く5時半到着

9/4 5:46

始発バス6時56分まで待てず黒川口までは
30分徒歩です

9/4 6:40

路上の猿から逃げようと焦って野辺沢に入ってしまい30分ロスして到着。前年に下見したのに油断は禁物ですね。

9/4 6:40

9/4 6:53

林道奥からいよいよ表参道に入ります

9/4 6:53

1回目の渡渉点ですね、黒川沢に沿って進みます

9/4 6:56

古木が目立って現れます、ご神域なので伐採されずに残っていたのか

9/4 7:07

下界のサワラの木とは大いに違う

9/4 7:13

三本ナラの木

9/4 7:17

9/4 7:21

曇り空の蒸し暑い日でしたが沢の音だけでも涼しく感じました

9/4 7:35

ここで一旦涸れ沢に

9/4 7:36

この山ではこれから沢山出てきました

9/4 7:39

大きな一枚岩

9/4 7:39

9/4 7:48

9/4 7:57

9/4 8:02

とにかく一本一本の巨木にオーラが有りました

9/4 8:04

9/4 8:23

藪の右手に崩壊地が見えてきました、いよいよ岩塊の登りになるのか

9/4 8:24

9/4 8:26

歩き始めて約く3時間、沢のほとりで大休止

9/4 8:39

妙見の滝に到着

9/4 8:41

こんな山の中に見事なものです、ミストが降り注ぎます

9/4 8:43

大岩の横をよじ登りますが手掛かりはあるので、鎖は用心の為

9/4 8:45

9/4 8:45

振り返り

9/4 8:48

ここは左の藪に入りました

9/4 8:48

これから先にの登山道で沢山咲いていました

9/4 8:48

9/4 8:55

巨岩を乗り越え

9/4 9:02

白川の滝が見えてきました

9/4 9:03

周囲には咲き終わったヨツバヒヨドリが幾つも確認出来ました、アサギマダラがこの谷で乱舞する日が有ったのかな

9/4 9:04

右の鎖で登ります、今日の難所の一つでした

9/4 9:06

滝の下におわしたのはお不動様

9/4 9:13

これから長い辛抱が始まりました

9/4 9:13

9/4 9:47

9/4 9:47

9/4 9:49

なんと書いてあるのか判読不明でした

9/4 9:49

それでも古い祠があるのでこの大岩に意味が有るのでしょう

9/4 9:49

9/4 9:49

9/4 9:56

9/4 10:00

9/4 10:34

落合到着、ここまでの登りで体力をかなり使った感じです

9/4 11:05

9/4 11:14

今頃花でもないのに不思議でした。

9/4 11:14

割ったら中は空洞だったけど

9/4 11:15

9/4 11:18

ここからはひたすら岩の間を登っていく感じで、先人はよくぞこんな所に道を切ったものだと感心しました。しかし気は緩めず緊張は高まります

9/4 11:48

時々小雨

9/4 11:51

残念ながら眺望は望めず

9/4 11:51

9/4 12:24

疲労婚培しながら何とか北岳到着

9/4 12:24

9/4 12:40

中岳で昼食、雨の切れ間にカップ麺で腹を満たしたら力が出てきました。写真を見て気が付いたらこの先に南岳が有ったんですね。

9/4 13:12

あとは下るだけ、ポケットの中のデジカメが湿ってしまいレンズが曇ってきたので画像はここまででした。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR1100 カシオ

感想

simagawara

昨年、山仲間のヨッシーと黒川口登山口駐車場でテント泊しながら登るはずでしたが、夜来の雨で断念した経緯が有りました。彼は今年中房温泉から裏桟道を歩いた様でしたので私は表参道での登頂で念願成就しました。
今回の山行を振り返ると、表参道入口から黒川沢沿いに聳える巨木の数々、人知れず山中で飛沫をあげる妙見、白川の両滝、幾度も心を折られそうになった長く細い尾根筋の道等、この山域は今まで経験したどの山よりも険しく、幽玄な雰囲気を持っていました。
有明山は一般登山者向けの山というよりは地元の人々が敬愛し信仰する対象なのだと深く感じた次第です。