失敗から多くのことを学んだ雪山ハイク(南比良縦走:途中撤退)
- GPS
- 05:40
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 565m
- 下り
- 583m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR湖西線 堅田駅よりバス 所要時間 約30分 平行き第一便 堅田発 08:50 平手前、花折登山口 09:30着 (花折れ峠口から自由乗降指定地です。) (バスの運転手さんは山歩きの格好をしている乗客がいたら声かけてくれます。) (但し、登山届の箱は、平のバス停のみなので、滋賀県警のHPからのパソコンまたは携帯からのインターネット登山箱のご利用をお勧めします。) https://s-kantan.com/pref-shiga-u/profile/userLogin_initDisplay.action?nextURL=CqTLFdO4voYlCt4TF0KUrTQ9f2VYJzSnhE2Jm0OX6YkRbXbMo%2FfQrMZaj0QeB12jaSxI26Fva8fj%0D%0Al7fQcrqDs4EXzqYf08jEEeYa1t%2B3gak%3DkWR2Y8m1lRk%3D%0D%0A バス料金 780円(片道:鉄道系ICカード可) http://www.kojak.co.jp/uploads/kataka.pdf http://www.kojak.co.jp/uploads/kataka-u260401.pdf 花折に下山した場合 15:59 平発 堅田行きのバスがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪山ハイクとしては常識かもしれませんが・・・ - 権現山からの縦走路では雪庇際を歩く箇所があり注意されるようお勧めします。 - 2月の下旬でもあり、好天になると融雪のため、特に日当たりの良い場所では 腐れ雪状態となっていて、トレースがあっても突然太腿まで埋没してしまいました。 やはり、少なくともワカン、できればスノーシューの持参をお勧めします。 |
その他周辺情報 | 雄琴温泉 スパリゾート あがりゃんせ JR雄琴駅から無料送迎バス有 入湯料:平日1700円 土日祝 1900円 (ラーメンの天下一品に割引券置いてあります。300円〜500円割引) http://www.agaryanse.co.jp/access/ 花折林道(登山口)から途中方面に少し戻ると 鯖寿司の花折本店があります。 http://www.hanaore.co.jp/products/detail.php?product_id=4 |
写真
装備
備考 | ついヘッデンを忘れてしまいました! |
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感想
この冬は、雪山テン泊デビューするぞ〜!と意気込んで
早々とピッケルも買ってその気でいたのですが・・・
蓋を開けてみれば、ジムでの体力作りさえままならず
ようやく少し時間が作れるようになった2月に入って
近所の生駒〜信貴の丘陵歩きで足馴らしし、ウォーミングアップがてら
以前に歩いたことのある南比良(権現山〜蓬莱山)の雪山ハイクに出かけてみました。
昨夜乗り換え案内で調べておいたとおり、
大和西大寺から近鉄特急の特急券を買うと
なんと座席番号は”4号車4番C”!
なーんか気持ち悪いな〜と思いつつ、
京都から湖西線に乗って堅田駅に到着してみると、
細川・葛川行きのバス停はすでに大行列をなしていて
予定通りのバスに乗れるのかなぁ?と不安を抱いてしまいました。
(臨時バスを増発してくれたので杞憂に終わりましたが^^;)
坊村から武奈ヶ岳を目指す乗客も多かったようですが
それでも、花折登山口で約20名が下車
運動不足で普段以上に亀足になることを確信していたので
ノロノロとアイゼンの装着や身支度をして殿(シンガリ)で出発したのですが・・・
将来の雪中テン泊のための予行演習と思って、
大型のザック(75L+10)を抱えていたために
レイヤードで上手に体温調節ができず、
アラキ峠到着時点ですでに汗でインナーはグッショリ!
『しっかり水分を取っておかないと痙攣を起こすかも?!』との危惧が
ホッケ山の登りでとうとう的中してしまいました。
権現山の山頂に到達した頃にはまだしっかりしていた雪質が
好天でどんどん溶けはじめ、多くの先行者のみなさんが
踏み固めてくれていたにも関わらず、ズッポリと太腿まではまり込んでしまい
ストックを使いながら抜き出そうとした途端、太腿と脹脛が同時に痙攣を起こしてしまいました。
ピーカンの晴天の上に、まだ正午過ぎだったので、さほど不安はなかったのですが
よく考えたら、出発前に保険に入るのを忘れているのを思い出して大焦り!
なおのこと、気楽にレスキューヘリを呼ぶわけにもいかないと悟り
再び権現山に戻ろることを決めたのですが、
傾斜のきつい登りにかかると、再び痙攣が起きてしまい
とりあえず、ザックを下ろし、雪の上に座り込んで足を投げ出し
なんとか蓬莱山まで騙し騙しでも歩けないだろうかと、
持参していたアミノバイタルの粉末を飲み、水分をしっかり補給して小休止し、
立ち上がってみたところ、それまでの痛みがウソのように足が軽くなった感じ♪
嬉しくなって『アミノバイタルの効果かも♪これはレコネタになるかも♪』
などと軽はずみに考えていたら20歩ほど歩いたらまた痙攣しはじめ
余儀なく撤退を決めてしまいました。。。
今回の教訓!
1.体力作りを怠るな! 低山のハイキングとはいえ運動不足では無謀!
2.歩荷訓練は、体力の余裕のある時にしろ!
3.忘れもの厳禁!(レジャーシート、ヘッデン&予備電池)
4.レイヤードの扱いを上達すること!(汗で水切れとならないように)
5.保険を忘れるな!
6.雪山ハイクには、できればスノーシュー、最低でもワカンを準備すること!
今回も手痛い失敗の山行となってしまいましたが、
失敗から学ぶことも多いので、めげずに頑張りたいと思います。
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