記録ID: 5983523
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沢登り
大台ケ原・大杉谷・高見山
蓮川ヌタハラ谷溯行
2023年09月25日(月) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,063m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:45
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
核心は夫婦滝の巻きとアザミ滝の巻き。ネコ滝の巻きもやや難。 夫婦滝の巻き道は取付きが藪っぽくてかなり不明瞭。大きな山抜けに正面を向ける前衛の直瀑から、右の支流に入る。ぐるっと囲む岩壁が現れると登りすぎなので下流の藪に取付きを見定める。木立に入り込むまでは藪の掻き分けと短いが立った岩壁になり少々難しい。踏み跡が見つかると見え隠れする滝の高さを見つつ高めに巻き上がる。落ち葉と土の斜面がほとんどで滑りやすい。この巻きはヒルだらけ。 ネコ滝の巻きは右岸から。踏み跡は他の滝に比べると薄い?壁が立っているので大きく高巻くルートは見出せず。中ほどまで斜面を上がり、滝に向けて一旦トラバース。土付きだが木が倒れてバンド状になっている。そのまま急なルンゼを登るがここがやや危険。これを越えればネコ滝落ち口の川床より約3メートル高い位置に出る。 アザミ滝は左岸の岩壁に弱点を見出す。安全に大きく壁を迂回することもできそうだが、その場合上段のナメ滝(ヌタハラ谷で最後の滝)を見逃す。滝寄りは立っているのでやや右に回り込んで、落ち口に向かう細いバンドを見つける。最初は泥土で滑りやすく、木の幹を頼りにトラバースし、最後は高度感のある岩棚にしがみつくように横ばいで進む。綺麗に落ち口に入り込むと正面に釜もちの美しいナメ滝がありこれはステミングで直登できる。 美しいのは2011年の山抜けまでの滝場。ここは特に岩質が多様で美しい。赤、白、黒のナメや滝が連続して現れる。石灰岩の造形も素晴らしく、水が青い。夫婦滝より上流は岩質は鮮やかではなくなる。しかし全体に源頭まで飽きさせない構成はさすがの茗渓といった感じ。各大滝の合間にも所々で良いナメや楽しく直登できる滝が現れる演出は素晴らしい。最後のアザミ滝も源頭直下とは思えない水量で見応えがあり、これを終えるとわずかな疎林を抜けて突然明るい草原が広がる。 ※ロープ使用なし |
写真
感想
急に涼しくなってきたからか、結構水温が低かった。ヒルには何度も取りつかれたが、しょっちゅう警戒していたので吸血被害はゼロで済んだ。標高(による気温や活動する動物の数)のせいだろうか、夫婦滝の巻きを終えてからは見かけなかった。
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