奥州街道11（東白石→岩沼）

2023年10月02日(月) [日帰り]

• GPS: 08:53
• 距離: 31.1km
• 登り: 5m
• 下り: 20m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:53
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:53

7:50 スタート地点
16:43 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り　からっと暑い

アクセス

利用交通機関：

電車

In:JR東白石駅
Out:JR岩沼駅

コース状況／危険箇所等

経路は、無明舎出版の「奥州街道―歴史探訪・全宿場ガイド」を参考にしました。
現地でひなたGISを利用しようとしたら、古地図が呼び出せませんでした。。

奥州街道も11回目。
前日の続きで、東白石から岩沼までです。
　
宮、金ヶ瀬、大河原、船迫、槻木、岩沼と宿場が続きますが、雰囲気を色濃く残している通路は少ないです。

何度か国道4号線沿いを歩く場所があり、ちょっと気がめいったり。。。

雑感です。
＜東白石〜金ヶ瀬＞
宮を出ると、圃場整備や道路整備によりルートがわかりにくい状態。
神山の旧道は歩きたい。
　
＜金ヶ瀬〜大河原＞
国道部分を除けばほぼ残っている。
大河原小学校の敷地は通れない・・・

＜大河原〜船迫＞
荒川をどちらか迂回するか。
対岸の山ノ上の旧道は歩いてみたい。
船迫宿は道路の曲がり方を意識しながら歩きたい。

＜船迫〜槻木＞
国道ではなく、旧道側を歩くことができる。
槻木は入口も出口も桝形のようです。

＜槻木〜岩沼＞
西台前からは旧道は残っていないと考えるべきか。
堤防上を風景を楽しみながら歩ける区間。
堤防を降りてからは少し単調な歩き。

その他周辺情報

コンビニなどが適度に出現しますので、休憩やトイレに活用できそう。
食事は船迫の手前、北船岡から西船迫辺りがよさげです。

写真

10/2 7:52

東白石駅からスタート。
朝8時前。
結構多くの乗降客がありました。
びっくり。
周りに全く家がないんですよ、ここ。

10/2 8:03

蔵王町宮交差点で再開。

10/2 8:05

右が　愛染明王
左は不明

10/2 8:08

宮宿
ちょっと雰囲気が残る。

10/2 8:12

ここで右でよいんじゃないかと思います。

10/2 8:15

南福島方面至白石町宮村分會
北遠刈田方面至会津？
東仙䑓方面至金ヶ瀬村
裏は布施主の名前がたくさん

10/2 9:20

仙台から10里の里程表
　

10/2 9:20

上部は破損していますが、いちばん下には、あら几号水準点。

10/2 9:24

少し前に大河原町に入っていました。
左前方、金ヶ瀬宿へ。

10/2 9:26

馬頭観世音

10/2 9:29

縁起式内社　大高山神社
敏達元（571）年創建
日本武尊が祭神

10/2 9:29

寛政13（1801）年の鉄鳥居が見事

10/2 9:49

金ヶ瀬宿
あまり雰囲気は残っていません

10/2 10:07

国道4号線から右手県道110号線に入り、大河原宿へ向かいます。

10/2 10:18

柴田農林高校
廃校になるのか。
重量挙げの三宅義行の母校らしい。

10/2 10:34

一里塚跡
『はたらく館』前にあったそうです。

10/2 10:38

歓迎されました。
でも、観光案内所は開いてなかった。

10/2 10:44

大河原宿
僅かに名残を感じます。

10/2 10:44

大河原町道路元標

10/2 10:45

珍しい（宮城県独特の）六角形

10/2 10:53

代官所と御仮屋跡
ここで左折し、40メートル後右折のようですが、今は小学校。迂回します。

10/2 10:55

この辺りが旧道のようです。
入ってはなりませぬ。

10/2 11:16

この辺りで荒川を渡ったようですが、今は橋はなし。
左手上流から迂回します。

10/2 11:25

荒川を渡ると村田町です。

10/2 11:29

倒れたカーブミラーにガードレール、
旧道だなぁ。
奥州街道かどうかは微妙なあたり。

10/2 11:37

白石川をはさみ、北に韮神山、南に船岡山がある当地は交通の要衝でした。
こっちは韮神山。

10/2 11:37

実地は船岡山

10/2 11:44

柴田町に入ります。
手前で右折し船迫宿へ。

10/2 11:49

旧道側が柴田町に入る所に
二本木一里塚跡

10/2 11:49

同所に町村界標
　東　槻木村
　西　沼邉村
　明治22

10/2 12:13

お昼。
柴田町西船迫『Pwoon』（パオーン）　
ランチの昼豚
ルーが多くて、『カレーは飲み物』。
スパイシーで美味しいです。
ミシュランガイドにも載ったらしい。

10/2 12:51

船迫宿の入り口の桝形
もう一つ奥にもあります。

10/2 12:54

船迫宿
静かでした。

10/2 13:00

右折標識なんですが、うっすらと登り急こう配（10%）が見えます。
（多分どこかのを持ってきて上塗りしたのではないかと）

10/2 13:04

休憩所
ご配慮ありがとうございます。

10/2 13:06

薬師堂
船迫の北側のはずれにあり、集落を守る、という意味があるようです。

10/2 13:10

この区間は、災害復旧工事で車両通行止め。
静かな街道歩きです。

10/2 13:18

『奥州街道通り』
日本語としてアレですが、道は間違えていない様子。

10/2 13:37

船迫内余川一里塚跡

10/2 13:45

河川測量基標
M29年河川法に基づきM37年に設置。

基標
宮城縣
第二十五號
明治三十二年

10/2 13:54

里程表
距仙䑓元標七里　不
と説明にありますが、最後の不は几号水準点ではないかと。

10/2 14:00

ここから上流は白石川。
まもなく白石川は阿武隈川に合流します。

10/2 14:01

白石川を渡る阿武隈急行と東北本線

10/2 14:28

ここは左行ってから右
槻木宿の江戸方の桝形になっています。

10/2 14:30

逢隈旅館

10/2 14:31

槻木宿

10/2 14:46

ここは直進してから左折でしょう。
槻木宿の仙台側桝形ではないかと。

10/2 14:56

四日市場一里塚跡
奥州街道はここから阿武隈川の堤防上に上がるみたい。

10/2 15:03

阿武隈山地の北のはずれ

10/2 15:15

旧村境
西　村田郡槻木村　→現柴田町
東　名取郡千貫村　→現岩沼市
ということでここから岩沼市

10/2 15:18

こちらが西側の山の先端なので、この先はずっと仙台平野！
多少の起伏はありますが、大崎平野、北上平野と繋がる大平原の始まり、のあたり。

10/2 15:33

蔵王に光芒が降り注いでいます。

10/2 15:43

常磐線をくぐります。

10/2 15:53

西六角踏切
日本製紙への引き込み線ですが、レールは錆びついています。

10/2 16:04

聖徳太子堂

10/2 16:08

相双というのは、相馬と双葉、浜通り北部の名称です。
そうそう、と読みます。

10/2 16:10

岩沼宿の江戸方の入り口も桝形になっています。

10/2 16:13

岩沼宿

10/2 16:20

竹駒神社
日本三稲荷の一つ

10/2 16:36

岩沼市中央3丁目の交差点で離脱。
岩沼駅に向かいます。

10/2 16:42

岩沼駅から帰ります。

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

iPhone 13 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

faroe

福島から北上し、いよいよ仙台平野へ降りてきます。
単調な区間もいくつかありましたが、からっとした暑さの中での気持ちよい街道歩きでした。