焼岳BC試みるも大敗退 中の湯裏山遊び+乗鞍BCに変更
- GPS
- 15:38
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 870m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:18
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 2:46
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
100m程度しか登っていないのでわかりません。そこまでは少なくとも大腿〜腰ラッセルです |
その他周辺情報 | 中の湯 外来入浴は12時から |
写真
感想
ずっと前から、甲斐駒黒戸尾根テン泊を計画していたが、先週乗鞍に行って、北アルプス欲がぐいぐい増したため、山レコを検索。ここのところBCにはまっていた事も有り、焼岳BCのレコを見て、「これだ!」と思い、今回の計画を立てた。
夏に登っていて、山の様子も何となく分かっていたので、一泊目は2000m位まで登り、焼岳を眺めながらテン泊し、翌日はテントをデポして、スキーで登ろうと計画したが、完全に甘かった。
トレースが無かったのでしばらくは車道を利用し、登山道に入ったのだが、深雪での板の取り回しは予想以上に大変で、全く高度が稼げない。板を担いで登ろうとするも、ワカンもスノーシューも無く、つぼ足、腰ラッセルでこれまた進めず。
後から登ってきた登山者のトレースを利用させて貰うも、膝上ラッセル。
4時間かけて100mしか登れず、しかもクランポンを落とし、がっくりしながらテン泊。テントからは旅館の明かりも見える始末。それでも星は綺麗で、空気も澄んでいてそれなりに満足。これ以上登る事は不可能だったので、翌日はそのまま撤収し、中の湯へ。道中で落としたクランポンを発見し、一気に元気が出たので、下に荷物をデポして、板を担いで中の湯の裏山へ、1時間程度で200m程登り、深雪を滑り降りた。雪崩が心配だったので、上までは行かなかったが、それでも大満足だった。
このまま帰るのも腑に落ちなかったので、その足で乗鞍に行き、ツアーコースを位が原まで上がり降りた。途中まで晴天だったが、位が原から強風、ガスに包まれたので、山頂は目指さずそのままツアーコースを下った。
今シーズンはBCに大はまりして、登山&スノーボードの両立を試みた。
『孤高の人』の理解が正しいか分からないが、加藤文太郎のようにスキーを登攀手段として使用、さらに滑る楽しさもプラスできるBCは冬山登山好きの私にはぴったりだと思っていたが、これを両立させるのはかなり困難だという事が分かった。
まず、板を履いての登攀がとても難しい事。雪の深さと質にかなり左右される。さらに重荷を背負っているとキックターンが恐ろしく難しい。登山と違い雪崩の巣窟を下る怖さ。沢を下る際のGPSの大切さ。体力。
とにかく、テント泊でのBCは私には無理という事が分かった。
①BCは日帰り若しくは小屋泊である事②深雪でそこそこの急登の時はスキーを履いて登るより、板を背負い、わかんorスノーシューで登る方が圧倒的に早い事③雪崩講習とそれなりの装備が必要な事
事故が無く、これだけの事が学べただけで大きな収穫だった。
でも 登山も山滑りもどちらもしたい私は、この春も迷い続けるのだろう。
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