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Yamareco

記録ID: 6036291
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無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

鳥海山 撤退 …… 八幡平も成らず (;.;)

2023年10月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:43
距離
8.3km
登り
628m
下り
615m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:15
休憩
0:19
合計
3:34
4:50
6
4:56
4:56
45
5:41
5:46
29
6:15
6:29
43
7:12
7:12
47
7:59
7:59
7
8:06
8:06
18
8:24
ゴール地点
天候 ガス・雨・強風:御浜小屋付近で小粒の雹まじりの強風と雨
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鉾立山荘駐車場
鉾立山荘前泊
コース状況/
危険箇所等
撤退を決めた御浜小屋までは、石畳状に岩が並べられるなど比較的整備された道。ところどころ岩を伝い歩くところもある。
今回は断続的な風雨と川や池のようになっている登山道の通過もあり、靴の内部まで水がしみるほどだった。
6日は八幡平ハイキングの予定だった。
「いこいの村岩手」で前泊した。
2023年10月06日 06:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 6:45
6日は八幡平ハイキングの予定だった。
「いこいの村岩手」で前泊した。
八幡平は9時行動開始予定だったので、宿舎を7時前に出発。
これは出発前に写した写真。小雨が時々降り風も吹いていたが、西の方向に大きな虹がかかっていた。
2023年10月06日 06:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/6 6:46
八幡平は9時行動開始予定だったので、宿舎を7時前に出発。
これは出発前に写した写真。小雨が時々降り風も吹いていたが、西の方向に大きな虹がかかっていた。
東方向をむくと分厚い雲が・・・
八幡平のレストハウス駐車場に8時過ぎに到着したが、ガスと荒れ狂う風雨で車から降りることもできず。
八幡平は諦め、早めに鳥海山に向った。
2023年10月06日 06:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 6:47
東方向をむくと分厚い雲が・・・
八幡平のレストハウス駐車場に8時過ぎに到着したが、ガスと荒れ狂う風雨で車から降りることもできず。
八幡平は諦め、早めに鳥海山に向った。
天候が小康状態の時もあり、きれいな紅葉も見られたが、すぐにまた嵐のような状態になってしまった。
様子見も含め八幡平付近に滞在した1時間あまりは、断続的に天候が荒れる展開だった。
2023年10月06日 10:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 10:21
天候が小康状態の時もあり、きれいな紅葉も見られたが、すぐにまた嵐のような状態になってしまった。
様子見も含め八幡平付近に滞在した1時間あまりは、断続的に天候が荒れる展開だった。
八幡平はあきらめ、4時間あまり車を走らせて14時頃、鳥海山鉾立山荘に到着。宿泊の受付を済ませたり、同一敷地内の稲倉山荘で昼食を食べたりして過ごした。
こちらも八幡平と同じような天候で、風雨が弱まった隙に、登山道を少し登り展望台まで行ってみた。
2023年10月06日 14:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 14:48
八幡平はあきらめ、4時間あまり車を走らせて14時頃、鳥海山鉾立山荘に到着。宿泊の受付を済ませたり、同一敷地内の稲倉山荘で昼食を食べたりして過ごした。
こちらも八幡平と同じような天候で、風雨が弱まった隙に、登山道を少し登り展望台まで行ってみた。
鉾立登山口の看板
2023年10月06日 14:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 14:48
鉾立登山口の看板
歩き始めてすぐにTDKの小屋がある。
2023年10月06日 14:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 14:50
歩き始めてすぐにTDKの小屋がある。
この小屋には、一般の人も連絡すれば泊まれるようである。
2023年10月06日 14:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 14:50
この小屋には、一般の人も連絡すれば泊まれるようである。
展望台までは整備された道。
2023年10月06日 14:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 14:52
展望台までは整備された道。
展望台到着。風力発電の風車も見えた。
2023年10月06日 14:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 14:53
展望台到着。風力発電の風車も見えた。
たぶん山頂方向だと思うが、ガスの中でまったく見えなかった。
2023年10月06日 14:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 14:57
たぶん山頂方向だと思うが、ガスの中でまったく見えなかった。
展望台から見える山荘や海岸線。
2023年10月06日 15:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 15:00
展望台から見える山荘や海岸線。
展望台の様子。
2023年10月06日 15:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 15:00
展望台の様子。
滝(白糸の滝?)も見えた。
2023年10月06日 15:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 15:01
滝(白糸の滝?)も見えた。
雲に隠れた太陽に照らされ、海が光って見えた。
この後、山荘・駐車場に戻ったがちょうど強い風雨ももどってきてちょっと濡れてしまった。
2023年10月06日 15:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/6 15:02
雲に隠れた太陽に照らされ、海が光って見えた。
この後、山荘・駐車場に戻ったがちょうど強い風雨ももどってきてちょっと濡れてしまった。
7日:鳥海山登山。出発予定の4時頃は風雨が強く、天候の回復を待ったが大して回復せず。少し、弱まったタイミングで4時50分頃出発。
1時間あまり歩き御浜小屋手前付近。断続的に風雨が強く、写真を写す気持ちにならないが、気持ちを奮い立たせて一生懸命撮った(笑)
この写真は、来た道の方向。
2023年10月07日 06:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/7 6:06
7日:鳥海山登山。出発予定の4時頃は風雨が強く、天候の回復を待ったが大して回復せず。少し、弱まったタイミングで4時50分頃出発。
1時間あまり歩き御浜小屋手前付近。断続的に風雨が強く、写真を写す気持ちにならないが、気持ちを奮い立たせて一生懸命撮った(笑)
この写真は、来た道の方向。
この写真のうっすら峠のように見える地点(ちょっと凹んでいる)の先に御浜小屋がある。小屋には6時15分に到着しカッパの下のダウンをウィンドブレーカーに替え、行動食を食べて10分ほど休憩。
天候は、ガスの濃さは変わらず、強風と雨が断続的にやってきたが、弱まる気配はなく不安定な状態のままだった。御浜小屋から頂上めざして歩き始めたちょうどその時、米粒ほどの雹を含む風雨が強くなり、体も温まらなかったので、山頂を諦めて引き返すことにした。
2023年10月07日 06:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/7 6:06
この写真のうっすら峠のように見える地点(ちょっと凹んでいる)の先に御浜小屋がある。小屋には6時15分に到着しカッパの下のダウンをウィンドブレーカーに替え、行動食を食べて10分ほど休憩。
天候は、ガスの濃さは変わらず、強風と雨が断続的にやってきたが、弱まる気配はなく不安定な状態のままだった。御浜小屋から頂上めざして歩き始めたちょうどその時、米粒ほどの雹を含む風雨が強くなり、体も温まらなかったので、山頂を諦めて引き返すことにした。

装備

個人装備
帽子 薄手半袖BR上下 長袖シャツ 長ズボン グローブ/雨用グローブ 靴下(中厚) 登山靴 スパッツ 昼食 行動食 非常食 水・ハイドレーション カッパ上下 ダウン上 ウィンドブレーカー ザック・ザックカバー 地形図 ヤマレコアプリ GPS 腕時計 スマホ 防水カメラ 予備乾電池 コンパス メモ帳ボールペン ヘッドライト ファーストエイドキット 処方薬 レジ袋数個 歯ブラシ 靴紐予備 Tペーパー タオル1枚 大ビニール袋(防水用) 替えグローブ レスキューシート 保険証 保温ボトル

感想

荒天が続き、6日の八幡平は車から降りることもできず、7日の鳥海山は途中で撤退することになった。自宅から車で7時間もかけたのでガッカリする結果だったが、これも山というものだろう。
ガスが濃く、風雨が強いと不安もよぎる。前回の爺ヶ岳北峰でも似たような天候で、頭の中の季節が夏のままだったのでビックリしたものの良い刺激にはなり、今回、衣類を1枚余計にもってきた。だが、意外に自分の経験を忘れて行動した部分があった。
反省点は2つ。1.歩き始めに自分より速い人と同行し汗をかいてしまい、休憩や気温の低下と共に体が冷えてしまった。(暖かさは維持しつつも、汗はかかないようにするのが大切。) 2.結果論としては必要は無かったが、この時期(この一週間で急激に季節が秋・冬型に変わった。)には万一に備えて衣類の他、チェーンスパイクぐらいはもって来るべきだった。(もちろん、何を持って行くかは山にもよる)
自宅に帰ってからニュースを見ると、初冠雪の便りの他、東北やアルプス各地で遭難が相次いだが、多くは悪天候が原因だった。低体温症や滑落事故で死亡者も出た。私が登ったことのある那須朝日岳や八方尾根でも死亡者が出たが、天候が良ければ比較的安全なところだ。
御浜小屋付近で先に進むかどうか迷ったが、万一を考えて撤退をきめた。その時でもちょっとだけ「行きたい」気持ちも残っていた。「山をなめるな」という思いが増して、中断を決断できたのはとても良かったのだが、その時はけっこう微妙な気持ちで、これからも判断を迷うに違いない。似たような状況の時には、心して対応しなければと思う。
また、加齢により体力は確実に低下していくだろうから、その点も注意が必要だ。できるだけ体力維持に努めなければとも思う。

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