鳥海山 撤退 …… 八幡平も成らず (;.;)
- GPS
- 03:43
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 628m
- 下り
- 615m
コースタイム
天候 | ガス・雨・強風:御浜小屋付近で小粒の雹まじりの強風と雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鉾立山荘前泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
撤退を決めた御浜小屋までは、石畳状に岩が並べられるなど比較的整備された道。ところどころ岩を伝い歩くところもある。 今回は断続的な風雨と川や池のようになっている登山道の通過もあり、靴の内部まで水がしみるほどだった。 |
写真
装備
個人装備 |
帽子
薄手半袖BR上下
長袖シャツ
長ズボン
グローブ/雨用グローブ
靴下(中厚)
登山靴
スパッツ
昼食
行動食
非常食
水・ハイドレーション
カッパ上下
ダウン上
ウィンドブレーカー
ザック・ザックカバー
地形図
ヤマレコアプリ
GPS
腕時計
スマホ
防水カメラ
予備乾電池
コンパス
メモ帳ボールペン
ヘッドライト
ファーストエイドキット
処方薬
レジ袋数個
歯ブラシ
靴紐予備
Tペーパー
タオル1枚
大ビニール袋(防水用)
替えグローブ
レスキューシート
保険証
保温ボトル
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感想
荒天が続き、6日の八幡平は車から降りることもできず、7日の鳥海山は途中で撤退することになった。自宅から車で7時間もかけたのでガッカリする結果だったが、これも山というものだろう。
ガスが濃く、風雨が強いと不安もよぎる。前回の爺ヶ岳北峰でも似たような天候で、頭の中の季節が夏のままだったのでビックリしたものの良い刺激にはなり、今回、衣類を1枚余計にもってきた。だが、意外に自分の経験を忘れて行動した部分があった。
反省点は2つ。1.歩き始めに自分より速い人と同行し汗をかいてしまい、休憩や気温の低下と共に体が冷えてしまった。(暖かさは維持しつつも、汗はかかないようにするのが大切。) 2.結果論としては必要は無かったが、この時期(この一週間で急激に季節が秋・冬型に変わった。)には万一に備えて衣類の他、チェーンスパイクぐらいはもって来るべきだった。(もちろん、何を持って行くかは山にもよる)
自宅に帰ってからニュースを見ると、初冠雪の便りの他、東北やアルプス各地で遭難が相次いだが、多くは悪天候が原因だった。低体温症や滑落事故で死亡者も出た。私が登ったことのある那須朝日岳や八方尾根でも死亡者が出たが、天候が良ければ比較的安全なところだ。
御浜小屋付近で先に進むかどうか迷ったが、万一を考えて撤退をきめた。その時でもちょっとだけ「行きたい」気持ちも残っていた。「山をなめるな」という思いが増して、中断を決断できたのはとても良かったのだが、その時はけっこう微妙な気持ちで、これからも判断を迷うに違いない。似たような状況の時には、心して対応しなければと思う。
また、加齢により体力は確実に低下していくだろうから、その点も注意が必要だ。できるだけ体力維持に努めなければとも思う。
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