高松山 寄から「はなじょろ道」を行く

2023年10月12日(木) [日帰り]

• GPS: 04:05
• 距離: 9.6km
• 登り: 629m
• 下り: 617m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:29
• 休憩: 1:36
• 合計: 4:05

9:38 スタート地点
10:12 10:15 はなじょろ道入口
10:48 10:49 ヒネゴ沢乗越
11:04 12:33 高松山
12:46 12:46 ヒネゴ沢乗越
13:03 13:06 はなじょろ道入口
13:43 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寄七つ星ドッグランに駐車。500円
利用の際は登山である旨を伝えること

コース状況／危険箇所等

危険箇所はないが、ヒルに吸血されることがある

写真

10/12 9:40

駐車場を出発

10/12 9:42

高松山方面へ

10/12 9:54

里山感

10/12 9:57

分岐をはなじょろ道方面へ

10/12 10:03

10/12 10:11

林道を進む

10/12 10:11

はなじょろ道入り口

10/12 10:12

10/12 10:16

植林帯を行く

10/12 10:26

随所にいらっしゃる

10/12 10:26

明治末期まで使われていたというはなじょろ道。想いを馳せて歩くと味わい深くなる

10/12 10:42

10/12 10:49

ヒネゴ沢乗越

10/12 10:50

10/12 10:59

突然ピーク

10/12 11:02

高松山までもう少し

10/12 11:04

山頂

10/12 11:05

ご褒美といわんばかりの眺望

10/12 11:32

前回の山行で失敗したおでん餅鍋をリベンジ。半分食べたら柚子胡椒で味変。美味かった

10/12 12:28

西側の眺望が秀逸

10/12 12:33

山頂は広く、テーブルとベンチもある

10/12 13:07

下りはサクサク

10/12 13:26

お疲れ様でした

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 コンパス ヘッドランプ 予備電池 保険証 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

ペペ

十数年前に有志の方々で復活させた古道である「はなじょろ道」。明治末期まで生活道や花嫁が歩いてきた道として利用されてきたようだ。

今回、山北町共和地区と松田町寄地区を結ぶこの道を歩いてみようと車を走らせた。

登山道や古道は人の歴史そのものだ。かつての道を歩いていると、当時の人が山の地形を熟知して歩き、行き交っていたことを感じさせる。
そんな道も文明の発達とともに廃れれば無くなるのは必然であるが、それを蘇らせるというのは、自然に歩かれ、拓かれてきた昔の道の価値を見出させるロマンチックな行為である。

歩いてみれば、急峻な谷をトラバースしながら登るという、昔の花嫁の逞しさと己の非力さを痛感する、ロマンチックなどという綺麗な言葉では片付けられない、電気や化石燃料に頼りすぎる現代人へのアンチテーゼというのが相応しい道である。

登りきれば秀逸な眺望を持つ高松山が迎えてくれ、腰を下ろしてのんびり過ごす。

平日の山は人も少なく、丹沢西部の山らしく、静かな登山を楽しめた。