晴天烈風の谷川岳! 西黒尾根-天神尾根

コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:10
天候 | 午前中は強風で霧、午後からは風も弱まり快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・ロープウェイは片道1230円、往復2060円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・西黒尾根尾根:登り始めはザラメに近い雪質。ラクダのコル付近の岩場(左は2m程の雪の壁、右は岩場。雪が緩んでいたのでステップが不安定だったため、右の岩場をハイマツの枝を掴みながら登りました。それ以降の雪は締まって歩きやすかったです。 ・天神尾根:雪質は緩く、冬道は色々な踏跡でボコボコです。クラックもゴンドラ〜避難小屋間では大きな物があったので、これからの季節は注意が必要です。 |
写真
装備
備考 | ネオプレーンの防寒ソックス |
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感想
3月も終わりに近づき、急に暖かくなったので、雪が腐り始める前に雪山遠征を計画。唐松岳、木曽駒ヶ岳、薬師岳(鳳凰三山)、谷川岳とリストアップ。唐松岳と木曽駒ヶ岳は4月の中旬・下旬でも楽しめそうだし、何よりも遠い…。鳳凰三山は一番近いが、体力的には少し厳しそう…。ということで、少し遠いいがロープウェイを利用して比較的楽に山頂を踏める谷川岳に行くことに決定しました。(ヤマテンの天気は午前中がガスで強風、午後から晴れて風も落ち着くという微妙な予報でしたが、雪山を楽しむには時期的にもギリギリ感が後押しました)
当日は4時半に到着してしまい、どうせロープウェイの出発(8時)まで仮眠出来ないだろうということで、西黒尾根から山頂を目指すことにしました。連日の暖かさもあり、下の方の雪質はあまり良くありませんでしたが、ラクダのコルに差し掛かる頃には雪も締まってきて歩き易くなりましたが、痩せ尾根とクラックにかなり神経を使いました。ザンゲ岩に近づいた頃にはガスも晴れてきましたが強風は止まず、耐風姿勢を取りながら少しづつ進みました。この時点で最初にトマの耳を目指すのではなく、肩の小屋へ逃げ込む事を決定。(レコで冬季開放されていることは知っていましたし、午後から風が弱まる予報ということで)なんとか無事に肩の小屋に到着。中で靴下を履き替え、手袋を乾かし、食事を摂って1時間程休ませて頂きました。その後は予定通りオキの耳・トマの耳と登り、前回の夏に訪れ忘れた奥の院平へ行き、下山の無事を祈って天神尾根を経て下山しました。
今回の山行では終始ダブルストックで通しましたが、西黒尾根を通るならピッケルはあった方が良さそうです。(私は装備していましたが)私はあまり踏抜きはありませんでしたが、これからの季節は雪が緩んでくるので踏抜きによるクラックへの滑落などは注意が必要かと思います。
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