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記録ID: 608655
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雪山ハイキング
谷川・武尊

晴天烈風の谷川岳! 西黒尾根-天神尾根

2015年03月30日(月) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
1:20
合計
7:10
23:00
0
西黒尾根登山口
7:40
160
ラクダのコル
10:20
11:30
10
肩の小屋
11:40
11:45
15
オキの耳
12:00
12:05
5
トマの耳
12:10
40
奥の院
12:50
30
オキの耳
13:20
40
天狗の留まり場
14:00
50
熊穴沢避難小屋
14:50
天神平
天候 午前中は強風で霧、午後からは風も弱まり快晴
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・谷川岳ロープウェイ駐車場(平日は4/30までは平日無料、土日は1000円)
・ロープウェイは片道1230円、往復2060円
コース状況/
危険箇所等
・西黒尾根尾根:登り始めはザラメに近い雪質。ラクダのコル付近の岩場(左は2m程の雪の壁、右は岩場。雪が緩んでいたのでステップが不安定だったため、右の岩場をハイマツの枝を掴みながら登りました。それ以降の雪は締まって歩きやすかったです。

・天神尾根:雪質は緩く、冬道は色々な踏跡でボコボコです。クラックもゴンドラ〜避難小屋間では大きな物があったので、これからの季節は注意が必要です。
5時に西黒尾根登山口を出発。午後から晴れというヤマテンの予報を信じてオキの耳を目指します。
2015年03月30日 06:28撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 6:28
5時に西黒尾根登山口を出発。午後から晴れというヤマテンの予報を信じてオキの耳を目指します。
雪庇が凄い。
2015年03月30日 06:30撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 6:30
雪庇が凄い。
雲の切れ間から日差しが。
2015年03月30日 06:57撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 6:57
雲の切れ間から日差しが。
振り返って。ラクダの背近辺だと思います。
2015年03月30日 07:41撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 7:41
振り返って。ラクダの背近辺だと思います。
マチガ沢にもかすかな日差し。
2015年03月30日 07:47撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 7:47
マチガ沢にもかすかな日差し。
ゴンドラ・リフト方面。この後直ぐに視界不良となりました。
2015年03月30日 08:25撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 8:25
ゴンドラ・リフト方面。この後直ぐに視界不良となりました。
振り返ってラクダのコル。
2015年03月30日 08:35撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3
3/30 8:35
振り返ってラクダのコル。
一瞬の青空。
2015年03月30日 08:36撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 8:36
一瞬の青空。
直ぐにホワイトアウト。本当にこの後晴れるのか?疑心暗鬼の中、山頂を目指します。
2015年03月30日 09:02撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
2
3/30 9:02
直ぐにホワイトアウト。本当にこの後晴れるのか?疑心暗鬼の中、山頂を目指します。
強風の中、凄い勢いで山頂のガスが飛んでいきます。
2015年03月30日 09:18撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
4
3/30 9:18
強風の中、凄い勢いで山頂のガスが飛んでいきます。
コバルトブルーの空と谷川岳が姿を見せてくれましたが、今度は風速17m強の烈風との戦いです。
2015年03月30日 09:23撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 9:23
コバルトブルーの空と谷川岳が姿を見せてくれましたが、今度は風速17m強の烈風との戦いです。
白毛門方面も視界が開けてきました。
2015年03月30日 09:29撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 9:29
白毛門方面も視界が開けてきました。
トマの耳の雪庇の凄さはここからでも良くわかります。
2015年03月30日 10:01撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 10:01
トマの耳の雪庇の凄さはここからでも良くわかります。
こちら側の視界も良好になりました。
2015年03月30日 10:01撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 10:01
こちら側の視界も良好になりました。
天神尾根方面。尾根を歩いている登山者が見えました。
2015年03月30日 10:02撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 10:02
天神尾根方面。尾根を歩いている登山者が見えました。
この標識が見えたらあと少し。
2015年03月30日 10:18撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 10:18
この標識が見えたらあと少し。
天気予報では午後から風が弱まるということなので、トマノ耳は後回しにして、肩の小屋へ逃げ込む事にします。
2015年03月30日 10:19撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3
3/30 10:19
天気予報では午後から風が弱まるということなので、トマノ耳は後回しにして、肩の小屋へ逃げ込む事にします。
2015年03月30日 10:19撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 10:19
俎嵒(マナイタグラ)方面。鐘にもほんの僅かですがエビの尻尾が付いてました。
2015年03月30日 10:23撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 10:23
俎嵒(マナイタグラ)方面。鐘にもほんの僅かですがエビの尻尾が付いてました。
登って来た西黒尾根。1時間ほど肩の小屋で休憩後、オキノ耳へ向かいました。
2015年03月30日 11:42撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 11:42
登って来た西黒尾根。1時間ほど肩の小屋で休憩後、オキノ耳へ向かいました。
トマの耳と一ノ倉岳方面。
2015年03月30日 11:43撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 11:43
トマの耳と一ノ倉岳方面。
雪庇の張り出しが凄い。
2015年03月30日 11:43撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 11:43
雪庇の張り出しが凄い。
再び俎嵒方面。こちらも面白そうです。
2015年03月30日 11:44撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 11:44
再び俎嵒方面。こちらも面白そうです。
今度はトマの耳を目指します。
2015年03月30日 11:48撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 11:48
今度はトマの耳を目指します。
振り返って。風は強いものの、晴天予報だった事と人気の山域ということで、平日にもかかわらず、登山者は多めの印象を受けました。
2015年03月30日 11:51撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 11:51
振り返って。風は強いものの、晴天予報だった事と人気の山域ということで、平日にもかかわらず、登山者は多めの印象を受けました。
オキノ耳へ向かう途中。こちらの雪庇も凄い…。
2015年03月30日 12:08撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 12:08
オキノ耳へ向かう途中。こちらの雪庇も凄い…。
オキノ耳山頂より。さらに鳥居を目指します。
2015年03月30日 12:08撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 12:08
オキノ耳山頂より。さらに鳥居を目指します。
冨士浅間神社 奥の院の鳥居。
2015年03月30日 12:16撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 12:16
冨士浅間神社 奥の院の鳥居。
裏側からオキノ耳とトマノ耳
2015年03月30日 12:18撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 12:18
裏側からオキノ耳とトマノ耳
雪洞に見えますが、踏抜き後。写真では深さが伝わりませんが、2m近くありました。こんなのを踏み抜いたら一人では脱出困難です。
2015年03月30日 12:43撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 12:43
雪洞に見えますが、踏抜き後。写真では深さが伝わりませんが、2m近くありました。こんなのを踏み抜いたら一人では脱出困難です。
振り返ってオキノ耳。
2015年03月30日 12:47撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 12:47
振り返ってオキノ耳。
お世話になった肩の小屋。ここから天神尾根を使って下山します。
2015年03月30日 12:56撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 12:56
お世話になった肩の小屋。ここから天神尾根を使って下山します。
大障子の頭。標高1800mにはとても見えない立派な山容です。
2015年03月30日 13:05撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 13:05
大障子の頭。標高1800mにはとても見えない立派な山容です。
天神尾根。冬道は急な直登です。
2015年03月30日 13:07撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 13:07
天神尾根。冬道は急な直登です。
2015年03月30日 13:12撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 13:12
2015年03月30日 13:16撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 13:16
2015年03月30日 13:24撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 13:24
2015年03月30日 13:28撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 13:28
熊穴沢避難小屋近辺。大きなクラックが走っていました。要注意です。
2015年03月30日 14:11撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 14:11
熊穴沢避難小屋近辺。大きなクラックが走っていました。要注意です。
振り返って。ここまでくればロープウエイもあと少しです。
2015年03月30日 14:27撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 14:27
振り返って。ここまでくればロープウエイもあと少しです。
アップで谷川岳。
2015年03月30日 14:32撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3/30 14:32
アップで谷川岳。
天神平から見る白毛門・笠ヶ岳・朝日岳
2015年03月30日 14:50撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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3/30 14:50
天神平から見る白毛門・笠ヶ岳・朝日岳
撮影機器:

装備

備考 ネオプレーンの防寒ソックス

感想

 3月も終わりに近づき、急に暖かくなったので、雪が腐り始める前に雪山遠征を計画。唐松岳、木曽駒ヶ岳、薬師岳(鳳凰三山)、谷川岳とリストアップ。唐松岳と木曽駒ヶ岳は4月の中旬・下旬でも楽しめそうだし、何よりも遠い…。鳳凰三山は一番近いが、体力的には少し厳しそう…。ということで、少し遠いいがロープウェイを利用して比較的楽に山頂を踏める谷川岳に行くことに決定しました。(ヤマテンの天気は午前中がガスで強風、午後から晴れて風も落ち着くという微妙な予報でしたが、雪山を楽しむには時期的にもギリギリ感が後押しました)
 当日は4時半に到着してしまい、どうせロープウェイの出発(8時)まで仮眠出来ないだろうということで、西黒尾根から山頂を目指すことにしました。連日の暖かさもあり、下の方の雪質はあまり良くありませんでしたが、ラクダのコルに差し掛かる頃には雪も締まってきて歩き易くなりましたが、痩せ尾根とクラックにかなり神経を使いました。ザンゲ岩に近づいた頃にはガスも晴れてきましたが強風は止まず、耐風姿勢を取りながら少しづつ進みました。この時点で最初にトマの耳を目指すのではなく、肩の小屋へ逃げ込む事を決定。(レコで冬季開放されていることは知っていましたし、午後から風が弱まる予報ということで)なんとか無事に肩の小屋に到着。中で靴下を履き替え、手袋を乾かし、食事を摂って1時間程休ませて頂きました。その後は予定通りオキの耳・トマの耳と登り、前回の夏に訪れ忘れた奥の院平へ行き、下山の無事を祈って天神尾根を経て下山しました。
 今回の山行では終始ダブルストックで通しましたが、西黒尾根を通るならピッケルはあった方が良さそうです。(私は装備していましたが)私はあまり踏抜きはありませんでしたが、これからの季節は雪が緩んでくるので踏抜きによるクラックへの滑落などは注意が必要かと思います。
 

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