横岳石尊稜（とりあえず1ピッチ目まで…）
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その他1人 - GPS
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- 距離
- 10.5km
- 登り
- 884m
- 下り
- 875m
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08:35 赤岳鉱泉 08:35
09:35 雪壁手前 09:55
10:25 取り付き 11:00
11:40 上部 11:50
12:10 取り付き 12:10
13:10 赤岳鉱泉 13:35
14:35 赤岳山荘
| 天候 | 曇りのち雨（天気が悪いのはわかっていました） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
06:50 赤岳山荘 |
写真
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セルフビレイをしてこの先どうするかを検討中
感想
去年から冬季バリエーションルートを始めました。
まずは阿弥陀岳北稜を登りに行きましたが一度目は雪深く敗退…
二度目は3月に雪もしまっていて登りやすく登頂成功。
そして今回は入門ルート第二弾の横岳西壁石尊稜に行ってきました。
数日前から天気予報は悪く、一時は中止も検討してました。
しかし、相棒と都合を合わせるのもなかなか難しくとりあえず下見ということにしました。
4月に入りましたが赤岳鉱泉までの北沢はまだ雪深く、ただ気温は高いので歩きやすく雪山ハイキングといった感じでした。
ペースはいいので赤岳鉱泉はスルーして、石尊稜の分岐に向かいます。
話していたら見落としそうな分岐ですが、ここから左の沢沿いへ進んでいきます。
沢沿いのルートになりますので、小さな雪崩の跡があったりして少しいやな感じです。
厳冬期は注意が必要な部分になるかと思われます。
ある程度登ってくると、左手に雪壁があらわれます。
ここで身支度を整え、雪壁を登っていきます。
とにかく今回は視界が悪かったので、ルートを見つけるのが困難でした。
相棒とも声をかけながら、適切なルートを探して登っていきます。
雪壁のあとは草付を登り岩場をこえると一ピッチ目取り付きに到着です。
思っていたよりも斜度があり、行くかやめるか少し検討しました。
とにかくわれわれは無理をしないというのをモットーにしています。
ただここまで来たのだからという気持ちとも葛藤します。
検討の末、相棒にリードで登ってもらい無理そうなら私はやめておくということにしました。
リードはルートを見つけヌンチャクで支点をとっていくので時間がかかります。
今日は暖かかったのですが、厳冬期ならば下で待っている私は防寒対策が必要となります。
そして何より気をつけないといけないのは落石です。
ボロボロ崩れてくるのをうまくよけるようにします。
相棒が登りきったところで灌木でビレーします。
続いて私が登っていきますが思ったよりもスイスイ登れました。
しかし実は早くここを通過したいという恐怖心も強くありました。
全く雪がなく、斜面も雨をふくみユルユルの状態でした。
ここは冬季バリエーションルートなので無雪期は登れないのです。
私も登りきったところで、ここで終了とお互いの意見はまとまりました。
速やかに下山しました。
いろいろ要素はありましたが、今回はこれで次回の下見につながりました。
また来年、準備を整えてリベンジしたいと思っています☆
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