伊豆田峠（国道321号旧々道）

2023年10月29日(日) [日帰り]

写真

現国道321号の旧々道（地形図の破線部）を走破してみる。
一部は今でも葛篭山へのアクセスに利用されている。
また、さらに昔の峠道（山道）は遍路道になっている。

10/29 12:49

この切り通しから先（土佐清水市方向）に入る。
ここから先は廃道区間。

10/29 12:51

地形図でも点線表記となっており、路面の状態はこんな感じ。
倒木や崩土、路側決壊で四輪車ではかなり厳しい状態。

10/29 12:54

大きめの倒木。

10/29 12:58

少し移動させると山側に隙間を作ることができたので山側の隙間をすり抜けて通過した。

10/29 13:07

二度目の切り通し箇所。

10/29 13:24

谷部で大きな崩壊箇所に遭遇。
谷側は大きくえぐれて道幅が1.5mくらいしかないうえに、谷沿いからの土石が堆積していて、自分の運転技術では越えることが難しい。

何度かエンストさせたが山側の堆積土砂の山を乗り越え対岸の路面に到達できた。

10/29 13:37

大崩壊地以降にも数か所危険な場所があったが、無事現役の舗装路まで到達した。
廃道区間の走行時間は約40分だった。

10/29 13:37

廃道出口を振り返る。
廃道後も林業用の作業道として利用されていたようで、路面状態の良好な部分も割とあったが、最近は利用されていないようだ。

感想

Yama--Aruki

本日は土佐清水市と四万十市の堺に位置する葛篭山に登った。（記録は山行ではなく廃道走破がメイン）
この山は頂上にテレビの基地局などの電波塔施設が多く設置されており、車道が頂上まで通じている。
バイクで山頂まで登ったあと、国道321号の旧々道があることを事前に知っていたので、バイクで走破できるか試すことにした。
この道路は旧トンネルが開通した1959年まで共用されていた国道であるが、旧トンネル完成後からは利用がほとんどなくなり、64年が経過した現在は廃道となっている。