瑞牆山 大面岩 イクストランへの旅


天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
写真
感想
紅葉がピークの瑞牆へ。
クリスタルラインのもみじトンネルが綺麗すぎて行きの運転でテンション上がる。
本日は大面岩でイクストランへの旅へ。
13aのピッチがある高難度マルチだ。
13が入ってくるマルチは自分自身も初なのでドキドキ&ワクワク。
初見でワンプッシュOSもしくはRPなど自分の登攀力では全然届かないので1〜3ピッチをバラすつもりでトライ。
9:00くらいにチップの駐車場を出発して10:00くらいから登り始めた。
以下登攀記録 ムーブ記載等有り
【イクストランのへの旅】 13a 7ピッチ
1〜3ピッチがボルトのルートで、それぞれ12c、13a、12a、と続いたあとに残りは10〜11aのクラックやボルトルートを登って大面岩をトップアウトする濃ゆいルートである。
とりあえず今回は3ピッチ目まで触ってみた。
1P目 12c
パートナーは前日に1ピッチ目だけトライしたようなので、私のOSトライ。朝イチ12cはなかなか頑張らないといけません。
序盤少し気持ち悪い感じのムーブをしてガバを取ったらハング越えへ。ここもなかなか悪くて、右ガバから左手1本指で頑張って身体をあげる。
そのままバランシーな階段状を右上したらトポ通りの核心。OSトライはここでフォール。
やっぱ難しいなぁ。
核心ムーブメモ:右ピンチ左フレークサイド両足あげて、右ガスに持ち替え→左足を左側の丸い凹みにあげる→右足をピンチで持ってたポッケに掻き込んで右手取る。
核心を越えても11くらいの絶妙なクライミングが続いて最後はガバ取って終了。
35mの長さに緩傾斜の様々な花崗岩ムーブがぎっしり詰まっていて目茶苦茶おもしろいピッチでした。
トップアウトして一回ロワーダウンしてもらい、パートナーのRPトライ。
惜しくも核心で落ちてしまったが、そのままトップアウトして、とりあえずまだ2人とも触った事のない2ピッチ目を登るために私がフォローでもう一便。
2回フォールしたが、ムーブはすごく難しい感じでもないので何回かやればRPできそう。
2ピッチ目 13a
別パーティの方達のクイックドローが掛かっていたのでありがたく拝借させていただきOSトライ。マスターだと怖いルートだと思う。出だしから足が細くて悪い。
中間部、ダイクを右トラバースしてからダイクにマントル返そうとして足が滑ってフォール。
ダイクを返したあとも細かい足とポッケなどが続く。そして最後に核心。
身体を右に出してレイバックっぽくホールドを繋いでいく。
この時に右手で保持ってる時に滑って抜けてしまい、早くも中指に穴が空いて出血。
なぜこんなにも貧弱なのでしょう我が指皮よ。
3ピッチ目 12a
下半分が難しくて上半分が優しい感じ。
中間部のスラブはしっかり踏まないと登れない、ザ・スラブクライミング。
パートナーがリードでトップアウトした後に、一回ロワーダウンして自分もトップロープでトライしたが、マルチ用のゆるゆるスクワマじゃ何も踏めず登れる気がしなかった。
このスクワマさんはクラック、マルチ、本気トライ前のムーブバラす時などに履いていて、ゆるゆるだけどそれなりに頑張ってくれるのでなかなか重宝していたが、今回のイクストランでラバーが召されました。またリソール行きかなぁ。
前回リソールしてから3ヶ月持たなかった。。
2ピッチ目、3ピッチ目は左側にボルトラダーがあるので、最悪ムーブ起こせなくてもトップアウトは出来るので高難度マルチにしては取り付きやすいルートなのかもしれません。
トポには1ピッチ目、2ピッチ目でとびきりの岩質と動きが楽しめる極上のピッチと書いてありましたが、まさにその通りかと思いました。
2ピッチ目終了点から見るカンマンボロンや紅葉の森がとても綺麗で癒されました。
3ピッチ目まで登って15:00くらいになってのと、他パーティも2ピッチ目をトライ中でお待たせしてしまっていたので、早めに下降。
早めに下山出来たので、甲府で車中泊して焼き鳥ムーブで乾杯しました。
初日はRPは出来なかったけど、良いルートだったのでなかなか充実しました。
とりあえず1〜3ピッチは個別でRPして、いつかはワンプッシュRPしてみたいです。
きっと最高に気持ちいいんだろうなぁ。
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