【八丈島】大の川ポットホール・汐間の滝・名古川の滝ほか
- GPS
- 05:33
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 311m
- 下り
- 306m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:31
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
汐間の滝:車道終点に多数駐車可 名古川の滝:漁港周辺に適当に駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大の川ポットホール:下流側の遊歩道は荒れている。沢の中や脇を適当に歩ける。上流側は遊歩道が整備されているが、さらに水流に近い岩盤上も歩ける。 汐間の滝:海岸沿いの廃車道を歩くと滝下に着く。滝は2つある。 名古川の滝:階段で堰堤を巻き、ゴーロの沢を遡行すると滝に着く。 |
その他周辺情報 | 【八丈島の滝の落差】 汐間の滝の落差は50m強程度であり、島内で常時水のある滝としては最大の落差である。唐滝を最大とする記事もあるが、唐滝は40m程度である。常時水の無い滝としては、60m程度の三原滝が最大である。 (落差は地理院地図の標高表示機能により計測) |
写真
装備
備考 | ロープ等は不要。 |
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感想
【経緯】
角尻川上流部の探索が予定より早く終わったので、どこへ行こうかと思った結果、水が確実にある大の川のポットホールを10年ぶりに再訪し、ついでに下流側も見てみることに。
【記録】
こん沢橋に着いて沢を見るも、ここ最近の少雨の影響で水は少なく濁っており見栄えはしない。とはいえ折角来たので、とりあえず滝がありそうな下流へ。廃れ気味の散策路を通って大の川に降り立つと、堰堤。温泉に掲示されていた記事にはポットホールの数が誇らしげに書かれていたが、堰堤がなければもっと多かっただろうに。
沢沿いを下っていくとポットホール群は終わり、6m滝が現れる。意外にもクライムダウンできる滝でラッキー。その下流は、ナメや小滝ががあるものの水量が少なくぱっとしない渓相が続き、7m滝を巻き下ったところでしばらく小滝もなさそうなので、ここで遡行に切り替える。
7m滝は、下から見ると登れそうなので取りついてみたが、上部がスタンス乏しく厳しい。悩んだ結果、足を上げてヒールフックで突破。こんなしょぼい滝でこんな大胆なムーヴを使うことになるとは。
残りの3滝は下ってきたとおりに登り、ポットホール群に戻る。50cm〜2m程度の小滝が連続する珍しい景観で、10年前にはその価値がよく分からなかったが、沢登りを10年以上やって、その珍しさは分かるようになった。ゴルジュでも何でもないので、遡行は難しくないが、無駄に水線に拘れば難しそうである。徒労感が強すぎてやる気がしないが。
こん沢橋をくぐって遊歩道沿いの岩床を遡行し、歩道終点まで行き、歩道を下って終了。
【感想・総評】
大の川のポットホールは確かに地質的には珍しいと思うが、遡行対象として考えると、脇が簡単に歩けて水線突破する気が起こらないため、微妙である。増水時に行けばそれなりに景観は良いかもしれない。とりあえず下流側にヒールフックの滝があったのが個人的には面白かった。
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