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記録ID: 6155710
全員に公開
沢登り
伊豆・愛鷹

【八丈島】大の川ポットホール・汐間の滝・名古川の滝ほか

2023年11月06日(月) [日帰り]
 - 拍手
tamoshima その他1人
GPS
05:33
距離
3.4km
登り
311m
下り
306m

コースタイム

日帰り
山行
4:31
休憩
0:00
合計
4:31
8:29
93
10:02
0:00
178
こん沢橋
13:00
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大の川ポットホール:こん沢橋の脇に2台程度駐車可能
汐間の滝:車道終点に多数駐車可
名古川の滝:漁港周辺に適当に駐車可
コース状況/
危険箇所等
大の川ポットホール:下流側の遊歩道は荒れている。沢の中や脇を適当に歩ける。上流側は遊歩道が整備されているが、さらに水流に近い岩盤上も歩ける。
汐間の滝:海岸沿いの廃車道を歩くと滝下に着く。滝は2つある。
名古川の滝:階段で堰堤を巻き、ゴーロの沢を遡行すると滝に着く。
その他周辺情報 【八丈島の滝の落差】
汐間の滝の落差は50m強程度であり、島内で常時水のある滝としては最大の落差である。唐滝を最大とする記事もあるが、唐滝は40m程度である。常時水の無い滝としては、60m程度の三原滝が最大である。
(落差は地理院地図の標高表示機能により計測)
ポットホール群のすぐ下流の6m滝をクライムダウンするS野:この滝は意外に登り降りしやすかった
2023年11月06日 08:45撮影 by  iPhone 8, Apple
11/6 8:45
ポットホール群のすぐ下流の6m滝をクライムダウンするS野:この滝は意外に登り降りしやすかった
左が階段状の5m滝
2023年11月06日 08:51撮影 by  iPhone 8, Apple
11/6 8:51
左が階段状の5m滝
7m滝をヒールフックで登るtamoshima:滝登りでヒールフックなんて初めて使ったような気がする。
2023年11月06日 09:06撮影 by  Galaxy A54 5G, samsung
11/6 9:06
7m滝をヒールフックで登るtamoshima:滝登りでヒールフックなんて初めて使ったような気がする。
小滝と釜がこれほどの狭い間隔で連続している沢は他に見たことがなく、確かに地質的な貴重である
2023年11月06日 09:39撮影 by  Galaxy A54 5G, samsung
1
11/6 9:39
小滝と釜がこれほどの狭い間隔で連続している沢は他に見たことがなく、確かに地質的な貴重である
汐間の滝:水量は多くないが、綺麗な海岸瀑で、なかなか良い。しかも駐車場から近い。
2023年11月06日 10:36撮影 by  Galaxy A54 5G, samsung
11/6 10:36
汐間の滝:水量は多くないが、綺麗な海岸瀑で、なかなか良い。しかも駐車場から近い。
汐間の滝と名古川の間にあった、無名と思われる滝:落差は25m程度
2023年11月06日 10:58撮影 by  Galaxy A54 5G, samsung
11/6 10:58
汐間の滝と名古川の間にあった、無名と思われる滝:落差は25m程度
名古川の滝(落差20m弱):立派なゴルジュ内にある。けんじりPは右岸から巻き登ったらしいが…
2023年11月06日 12:06撮影 by  iPhone 8, Apple
11/6 12:06
名古川の滝(落差20m弱):立派なゴルジュ内にある。けんじりPは右岸から巻き登ったらしいが…
遡行図(大の川のこん沢橋下流側のみ)
2023年11月12日 21:26撮影
11/12 21:26
遡行図(大の川のこん沢橋下流側のみ)

装備

備考 ロープ等は不要。

感想

【経緯】
 角尻川上流部の探索が予定より早く終わったので、どこへ行こうかと思った結果、水が確実にある大の川のポットホールを10年ぶりに再訪し、ついでに下流側も見てみることに。

【記録】
 こん沢橋に着いて沢を見るも、ここ最近の少雨の影響で水は少なく濁っており見栄えはしない。とはいえ折角来たので、とりあえず滝がありそうな下流へ。廃れ気味の散策路を通って大の川に降り立つと、堰堤。温泉に掲示されていた記事にはポットホールの数が誇らしげに書かれていたが、堰堤がなければもっと多かっただろうに。
 沢沿いを下っていくとポットホール群は終わり、6m滝が現れる。意外にもクライムダウンできる滝でラッキー。その下流は、ナメや小滝ががあるものの水量が少なくぱっとしない渓相が続き、7m滝を巻き下ったところでしばらく小滝もなさそうなので、ここで遡行に切り替える。
 7m滝は、下から見ると登れそうなので取りついてみたが、上部がスタンス乏しく厳しい。悩んだ結果、足を上げてヒールフックで突破。こんなしょぼい滝でこんな大胆なムーヴを使うことになるとは。
 残りの3滝は下ってきたとおりに登り、ポットホール群に戻る。50cm〜2m程度の小滝が連続する珍しい景観で、10年前にはその価値がよく分からなかったが、沢登りを10年以上やって、その珍しさは分かるようになった。ゴルジュでも何でもないので、遡行は難しくないが、無駄に水線に拘れば難しそうである。徒労感が強すぎてやる気がしないが。
 こん沢橋をくぐって遊歩道沿いの岩床を遡行し、歩道終点まで行き、歩道を下って終了。

【感想・総評】
 大の川のポットホールは確かに地質的には珍しいと思うが、遡行対象として考えると、脇が簡単に歩けて水線突破する気が起こらないため、微妙である。増水時に行けばそれなりに景観は良いかもしれない。とりあえず下流側にヒールフックの滝があったのが個人的には面白かった。

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