神流川 ゲタヤ坂沢
コースタイム
10:48 駐車地 11:14
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
両神山に行くのに間違えて赤岩尾根に入ってしまう人もいるようですので注意してください。 |
写真
感想
秩父に用事があり、出かけるので、ついでにと思い、登るなら11月中旬から下旬と決めていたゲタヤ坂沢、妙義の沢と同じで最盛期に訪れる所では無いと考えていたので丁度良くはまった。駐車地で隣に止めた方とお話をすることとなっていろいろ教えていただくことに。私の装備を見て沢登り?と聞いてくるので、ここの一本上の沢を行きます、と、答えると携帯を出して地図を見てここですか?みたいな内容で話をしていたら、両神へ行くと言っていた遭難者がまだ見つかっていなくて今後は八丁峠から西側の尾根や沢筋とかにと考えていた所だと。このまえもそこで遭難者を見つけたと言っていた。ボランティアで遭難者を捜すことに時間を費やしているとのこと。もし、沢でザックとかヘルメットとか見つけたら写真を撮って(座標が解るから)連絡くださいという話になった。沢で見つけたらやだな〜と思っていたら、もう、肉はついてないから・・・。と。そんなことから始まった今回の沢行。その方は、本日は遭難者の経過確認などで八丁峠まで登ってくると言うことでした。
沢はなんとなく進むのでは無く自分の安全を常に思いながら、回りを見回して進んで行きます。滝場など悪いところは意識は自分のことでいっぱいでしたがそのほかの時間は捜索のお手伝いという感じも含めて順調にすすみながら景色も楽しめる行程となりました。八丁峠から下りていくと、大声で何か叫んでいる声が聞こえた。前回と同じように熊を追い払っているのか?と。頻繁に笛を吹き始める。すると朝お話しした方に追いついた。大声を出していたのはその方で「変な方向へ進む人たちを見たので、そっちは両神ではないぞ〜」と言っていたそう、そうしたら「我々は山岳警備隊で捜索中」みたいな話だったとのこと。まだ見つからない遭難者をいろいろな方達が時間を割いているのに胸が熱くなる思いでした。追いついた際、自分の歩いたルートは何も見受けられなかったと、報告して、また、笛を吹きながら下っていたので「救助隊が遭難者と間違えて向かってはないでしょうね」と心配を漏らすと、一人赤岩尾根方面に入っているといってあるから」とその方から安心材料をいただく。
もちろん、当日朝、秩父警察によって登山計画書を手渡し、預かっていただいているのですが、計画書がその後山岳警備隊の方に流れたかどうかは私には解らないので、熊よけのための笛吹きと遭難時に助けを呼ぶための笛吹き、葛藤があります。
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