板坂峠

2015年05月05日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.6km
• 登り: 143m
• 下り: 107m

コースタイム

前之庄〜県道 407 号線〜板坂峠〜板坂集落〜福崎

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自転車

前之庄の信号を北上後すぐ
「 1.0km 先 通行不能 」 の交通標識を右折、
県道 407 号線をひたすら東へと突き進むと
板坂峠 に差し掛かります。
交通標識のすぐ脇 （ 西側 ）、
夢前公民館 にて峠への詳細地図を教えて頂きました。

コース状況／危険箇所等

今回、道は明瞭でしたが、
時期によっては
草木が覆い繁る事があるみたいです。
林業の方が使っていると思われる
クルマのタイヤ跡は有りますが、
徒歩での通行をオススメします。

その他周辺情報

コンビニや自販機など、
基本的には何も無いです。

写真

5/5 11:03

書写山を下りた後、
夢前川沿いを北上・・・
塩田温泉付近にて
美しい三角錐の明神山が見えて来ます。

5/5 11:12

夢前 前之庄 にて。
雪彦山方面 67 号線を北上します。
因みに左に行けば明神山、
右に行けば苦労せずに
福崎へと抜けられます。

5/5 11:33

前之庄の信号を過ぎ
看板を右折、
県道 407 号線に行ってみます〜
1.0 km 先通行不能となっていますが、
徒歩だと福崎まで行けるのです〜

5/5 11:16

因みに正しいと思われるルートは
雪彦山酒造所前を東へ・・・

5/5 11:11

古い道標
「 右 たじま たんご 道
なれあい二十四里 」
県道入口 松之本 にて。
西国三十三ヶ所観音霊場で
書写山円教寺より天橋立付近の
成相寺まで通じる道なのだとか・・・
ココを東へ行くと県道 407 号線へと出ます〜

5/5 11:48

新しく
広くなった県道沿いを進みます〜

5/5 12:01

三枝草板碑群・・・
「 南北朝時代の 1386 年に造られた。
高さ 1.89m
幅は底辺で 50 cm 厚さ 25 cm の
石の上部を掘りくぼめ、
蓮花座の上に右手に錫杖、
左手に宝珠を持った
高さ 48 cm の地蔵菩薩立像を
中肉彫りにしている。 」

5/5 12:08

いよいよ
峠が近付いて来ました〜

5/5 12:13

集落を抜けて・・・
峠の入口に立つ、
地蔵道標。
このすぐ脇の道を通ります〜
見落として直進をしてしまうと
私有地に入ってしまいます〜

5/5 12:19

峠道へと入ります〜
カラスがうじゃうじゃ飛んでいて
ちょっとビビり気味な
チキンの私・・・

5/5 12:23

轍があるので
軽の四駆だと通れそうですが・・・
あまりオススメは出来ません〜

5/5 12:26

丁字路に出てきましたが、
ココは左が正解なのです〜
右は相当苦労をしそうな道です〜

5/5 12:28

分岐点には
看板があるので
迷う事は有りません〜

5/5 12:31

マウンテンバイクのギアを
一番軽くして
のそのそと登って行きます〜

5/5 12:34

試しに GPS を使ってみました〜
ナビはバッチリでした〜

5/5 12:37

来た道を振り返ってみます〜
杉林の脇に
道が付いているようです〜

5/5 12:38

山の斜面は急ですが、
道は緩やかな
つづら折れになっています〜

5/5 12:48

所々、
丁字路が有りますが、
頂上までは
全て左に行くのが正解なのです〜

5/5 12:43

杉林を抜けると
広葉樹が現れます〜

5/5 12:49

前回は草木が生い茂り、
動物の骸がゴロゴロで
悪臭がしたのですが
今回は非常に明瞭な道を歩きます〜
相当整備をされたみたいですね〜

5/5 12:39

頂上付近。
江戸時代そのままのイキフンを醸し出す
峠道です〜
タイムスリップをしたような感覚に
陥ります〜

5/5 13:05

板坂峠、
頂上ゲッツ！！！

5/5 12:44

どなたかが
しっかりと
手入れをされているみたいですね〜

5/5 12:49

1930 年頃に廃れるまで
その昔、
峠には茶屋が有り
菓子を売る店が出るほど
賑わったらしいです〜

5/5 13:09

さあ、
下りましょう〜
福崎側は
100 % 杉の人工林、
麓まで道が整備されています〜

5/5 13:14

コチラ側は分岐点も無く、
広く歩きやすい道です〜

5/5 13:30

下りてきました〜
板坂 の文字を発見！！！
釣人が三人・・・
誰も居なかった峠道に比べ、
ホッとします。

5/5 13:31

池の下から
アスファルトに変わりました〜

5/5 13:33

板坂 が遠くに見えます〜

5/5 13:36

マウンテンバイクで
ボ〜っとしながら下っていたら
鹿避けの金属扉に
激しく接触してしまいました〜
おかげで背中と腕が擦傷だらけに・・・ 泣

5/5 13:28

いよいよ集落に・・・
以前は
巡礼者を宿泊させる家が
八戸有ったらしいです〜

5/5 13:50

地蔵板碑は見付けられず、
巡礼道らしき場所をウロウロ・・・
GW のせいか、
し〜んと静まり返っています〜

5/5 13:57

突然、
とても美しい寺に着きました〜

5/5 13:49

5/5 13:53

応聖寺 というらしいです〜
650 年 〜 686 年に開祖、
兵庫県の名勝に指定される日本庭園は
1704 年 〜 1741 年に
作成されたんだとか・・・

5/5 14:02

5/5 14:14

5/5 14:42

寺の入口付近の道標。
読めませんが
おそらく
関西花の寺 25 カ所霊場
第 8 番 応聖寺 の
目印的な事が
書かれているのでしょう〜

5/5 14:44

読めませんね〜

5/5 14:52

集落の出入口付近。
これも読めません〜

5/5 14:56

七種川を渡ります〜

5/5 15:03

集落外れの道標。
「 右 丹後成相山
左 前之庄 宍粟 」

5/5 15:03

道標の裏・・・
昭和 6 年製、
峠が廃れた頃のモノらしいです〜

5/5 15:04

峠道の終わりの道標。
これも読めません〜

5/5 15:07

もち麦の畑越しに
板坂の集落と
峠を振り返ってみます〜
出羽三山、出雲大社、伊勢神宮、
大峰山、四国・・・
寛文年間から明治中頃までの
全国の社寺の御札が
見付かったそうな・・・
そんなこんなで・・・

撮影機器：

PowerShot SX160 IS CANON

D3100 ニコン

D700 ニコン

AQUOS PHONE ZETA SH-01F シャープ

装備

個人装備

マウンテンバイク

感想

smart

「 播磨の峠ものがたり 」須磨岡 輯 著 を参考にさせて頂きました。
個人宅が特定出来るような写真はなるべく載せないようにしました。
とても歴史のある道が雪彦山の麓に埋もれていたのには驚きました。
ちなみに・・・
前回の記録はコチラ
↓↓↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-440953.html

コメント

HHH

いい感じですね。
確か、このころは西国古道の人たちが藪刈をした直後だったかと思います。
森と草の間を行くのが順路に見えるでしょうが、
自分が行った2年前のお盆はこちら方向に大きな茨が立ちはだかって行きようがなかったと記憶しています。ナイフってこういうときにいるんだなと今なら思いますが・・・。低山だから楽チンだというのだけは間違った認識、それを思い知らされた場所ではありますね。

smart

Re: いい感じですね。
二回目という事もあってか、
今回は随分と道が分かりやすかったです。
去年初めて訪れた時はもっと草がぼーぼーで
動物の死体もゴロゴロでした。
あと、視認できた看板も少なくて結構苦労しました。
二年前だと相当難所に感じられたのも簡単に想像出来ます。